- 2016-3-25
3月26日公開の映画『仮面ライダー1号』の完成披露イベントと舞台挨拶が3月15日、東京・新宿バルト9にて行われ、主演の藤岡弘、さん(仮面ライダー1号／本郷猛役)をはじめ、西銘駿さん(仮面ライダーゴースト／天空寺タケル役)、岡本夏美さん(立花麻由役)、阿部力さん(ウルガ役)、長澤奈央さん(イーグラ役)、武田幸三さん(バッファル役)、大沢ひかるさん(月村アカリ役)、山本涼介さん(仮面ライダースペクター／深海マコト役)、柳喬之さん(御成役)、大杉漣さん(地獄大使役)が登壇しました。
(左前列より)大沢ひかるさん、西銘駿さん、藤岡弘、さん、大杉漣さん、岡本夏美さん
(左後列より)柳喬之さん、山本涼介さん、長澤奈央さん、阿部力さん、武田幸三さん
仮面ライダーゴースト／天空寺タケル役の西銘駿さん
仮面ライダースペクター／深海マコト役の山本涼介さん
御成役の柳喬之さん
45年前、悪の秘密結社ショッカーの手により改造人間にされた最初の仮面ライダーで、長年にわたり世界各地で悪と戦ってきた本郷猛が急遽帰国する。ショッカーを裏切った新たな組織・ノバショッカーの野望を打ち砕くために、そして恩師・立花藤兵衛の孫娘を守るために、仮面ライダーゴーストらと共に戦うストーリー。
完成披露イベントでは、藤岡さんがライダースーツを着た状態でマスクを外す“マスクオフ”姿で登場。1971年4月放送「仮面ライダー」第1話で、本郷がショッカーに改造されるシーンで披露して以来約45年ぶりのマスクオフ姿に、会場からのどよめきは凄まじく、中には涙をこぼすファンも。
藤岡さんは「本郷猛、日本に帰ってまいりました」と真っ先にファンへ報告。45年ぶりにライダースーツを着て、「不安と期待される状況の中で、CGがなかった時代に、体を張って、命をかけて、戦い続けてきた思い出が蘇えり、45年の時を越え、ライダー魂の血が騒いでいます！ ライダースーツは愛と正義と勇気のシンボルである日本の武士道に想像させるものがあって、あの時の思いをそのまま45年を背負いながらやらせていただきました。感無量でございます！」と喜びもひとしお。
藤岡さんの熱いコメントに、普段は笑顔のゴーストメンバーも真剣な表情に
そんな藤岡さんのマスクオフ姿に西銘さんは「気迫とオーラが凄くて、カッコいいです！ 本物の仮面ライダーだなって(笑)。自分も仮面ライダーをやらせていただいていますが、まだまだだなって思います」とまるで一ファンのような眼を輝かせながら語り、藤岡さんとの共演について「“芝居は気持ちが乗っかると、自然に目で相手に気持ちがぶつけられる”ということを教わりました。今までは形にこだわってしまう部分もありましたが、今回は藤岡さんのアドバイス通りに芝居することを頑張りました」と振り返っていました。
また、山本さんは「役に入った時は緊張感がありましたが、緊張したのは最初だけで、撮影の空き時間は優しく話してくださったり、藤岡さんのコーヒーをいただきまして、本当に美味しかったです」と撮影エピソードを披露。藤岡さんといえば独自の手法でコーヒーを飲むことがTVで紹介されるほどのコーヒー好きで知られ、ゴーストチームだけでなく、ライバルの大杉さんにもコーヒーを入れたそうで、もともとコーヒーが苦手だという西銘さんも「藤岡さんのコーヒーを飲んで、少し克服できました」と笑顔で話していました。
柳さんは、「映画の中でもタケル殿が着実に成長している姿を見られて、僕は本当に幸せでした」と、本編と同様、クランクイン初日に藤岡さんと共演した「目の前に藤岡さんがいらっしゃるんですもの。そりゃガッチガチでした」と普段はムードメーカーの柳さんもこの時ばかりは緊張しっぱなしだった模様。
そんなゴーストチームと共演した藤岡さんは「若い人たちが寒い中、撮影現場で熱く燃えて、スタッフもライダーをこよなく愛しているんだなという熱気があって、楽しい現場でした」と満面の笑みを浮かべていました。会見は大盛況の内に終了、公開へのさらなる期待が高まりました。
レジェンドライダーと現役ライダーが夢の共演！
映画『仮面ライダー1号』は3月26日より全国公開されます。
☆Information
映画『仮面ライダー1号』
2016年3月26日公開
《公式サイト》
http://www.superhero-movie.com/
