2016-3-20

昨年2月に上演された舞台『曇天に笑う』が、アンコールの声に応えて5月～6月に東京、大坂で再演が決定！

明治十一年の滋賀・大津を舞台に、琵琶湖に設けられた重犯罪者専用の監獄「獄門処」への橋渡し人を請け負う曇(くもう)家三兄弟の活躍と兄弟愛、人々に災いをもたらすという「大蛇(オロチ)の器」を巡るサスペンスを主軸に描く大冒険活劇は、全15回公演のチケットが即日完売し1万人を上回る動員を記録する大ヒット公演となりました。

今回、金城白子(きんじょうしらす)として本作に初参加する松田凌さんと、初演に引き続き風魔小太郎(ふうまこたろう)役を演じる小澤亮太さんのキャラクタービジュアル撮影現場に潜入！
小澤さんの写真撮影時の様々な表情や、再演にかける熱い意気込みコメントをいただきました。

【カメラの前に立った瞬間、その表情には風魔小太郎が憑依！】

松田さんの撮影に続き、小澤さんの撮影へ……と思ったら、入れ違う時に言葉を交わす二人の姿を見たスタッフの閃きで、急遽ツーショットでの撮影が行われることに。

獄門処の住人・風魔小太郎(ふうまこたろう)役の小澤亮太さん

風魔小太郎(小澤亮太)と金城白子(松田凌さん)の絵になるツーショット。

予定外の出来事にも「どう撮ったら白子と小太郎らしいかな？」と、互いに背中合わせになったり、小澤さんが座ってみたりと、様々なポーズを試しながら顔を見合わせるふたりは、とても楽しそうでした。

ここからは小澤さんのターン。
獄門処の住人・風魔小太郎らしく、険しい表情でカメラのレンズを睨みつける小澤さん。
初演時も演じた役とあって、すでに小太郎のキャラクターが”降りて”来ているのか、躊躇することなく次々とポーズをきめていきます。

シャッターを切るリズムに合わせて次々ポーズを決めていきます

クールにきめたかと思えば……

スタッフのジョークに、思わず笑顔がこぼれます

顔の向き、目線、狐の面を持つ指の角度など、細かく変えながら何パターンも撮影。
カメラマン氏との息もバッチリで、パシャパシャと一定のリズムでシャッター音がスタジオに響くなか、あっという間に撮影は終了したのでした！

美しい写真の数々、グッズの完成が楽しみです♪

《小澤亮太さんコメント》

――再演に向けての意気込みは？

小澤　再演ではキャストも一部変わりますし、前回公演から1年が経って、自分もそれなりに成長している部分があると思うので、同じ役でも変化を見せることが出来たらなと思っています。特に金城白子役の松田凌とは対になる役なので、目に見えない二人の絆のようなものを感じていただけるような芝居が出来ればというのは、やっぱり考えますね。

――小澤さんが思う風魔小太郎の魅力とは？

小澤　表面上は”悪い人”だけど、小太郎の場合は信念を持ってやっていることが、たまたま雲兄弟と相反する形になっているというだけなので、見方を変えれば「悪い部分も理由があってのことなんだ」と、観客が納得できるものを表現しなければと思っています。そこが”風魔小太郎にとしての見所”になっていく部分だと思うので。
小太郎はアニメではあまりクローズアップされないキャラクターでしたけど、「今までどれだけのことをどんな思いでやってきたのか」をしっかりと舞台上で伝えられるようにしたいですね。
確実に前作よりもバージョンアップしたものをお見せできるように頑張りますので、楽しみにしていてください!!

「前作よりバージョンアップしたものをお見せします！」と熱く語ってくれました

最後に「獲ったどー！」なポーズをいただきました(笑)

舞台『曇天に笑う』東京公演・大阪公演ともに、3月26日よりチケット一般発売開始！
チケット取扱いプレイガイドなど、詳細はInfomationから公式サイトをチェックしてください。

～了～

(取材・文／近藤明子)

(c)唐々煙／マッグガーデン

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☆Information

舞台『曇天に笑う』
【東京公演】
日程:5月27日～6月5日
場所:天王洲銀河劇場
【大阪公演】
日程:6月10日～6月11日
場所:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
原作:唐々煙(マッグガーデン刊)
脚本:高橋悠也
演出:菜月チョビ
《公式サイト》
http://www.vap.co.jp/dontenniwarau/theater/
《公式Twitter》
@donten_theater