- 2016-3-19
昨年2月に上演された舞台『曇天に笑う』が、アンコールの声に応えて5月~6月に東京、大坂で再演が決定!
明治十一年の滋賀・大津を舞台に、琵琶湖に設けられた重犯罪者専用の監獄「獄門処」への橋渡し人を請け負う曇(くもう)家三兄弟の活躍と兄弟愛、人々に災いをもたらすという「大蛇(オロチ)の器」を巡るサスペンスを主軸に描く大冒険活劇は、全15回公演のチケットが即日完売し1万人を上回る動員を記録する大ヒット公演となりました。
今回、金城白子(きんじょうしらす)として本作に初参加する松田凌さんと、初演に引き続き風魔小太郎(ふうまこたろう)役を演じる小澤亮太さんのキャラクタービジュアル撮影現場に潜入!
まずは松田さんの美麗写真撮影の裏側レポートと共に、作品に対する愛情あふれるコメントをGETしました。
【心地よい緊張感の中、謎めいたキャラクター金城白子を見事に再現!】
和装衣裳を身に着け、スタジオに現れた松田さん。
背筋を伸ばし、凛とした佇まいでカメラの前に立ち撮影がスタート。
白髪に、眉毛とまつ毛も白く塗られた容姿はもとより、内から放つ人を寄せ付けない空気感は謎めいたキャラクター・金城白子そのもの。
感情を読み取れない、どこか物憂げな表情を撮影した後に、カメラマン氏の「ちょっと動いてみましょうか」というリクエストに応じて、高くジャンプをしたり、軽やかなターンで着物の袂を翻しながら舞うような動きを見せる松田さんでしたが……勢いあまって草履が脱げ「すみませ~ん」と思わず照れ笑い。
いたずらっ子のような表情に、スタジオ内の張り詰めたような空気がホッと緩み、その後の撮影は心地よい緊張感の中、笑顔と笑い声に包まれて無事終了したのでした。
《松田凌さんコメント》
――舞台『曇天に笑う』の魅力と、公演に向けての意気込みをお願いします。
松田 『曇天に笑う』という作品は、その名のごとく”曇天”のような曖昧な展開が続く作品だと思います。それは悪い意味ではなく、人間の心の揺れ動きを事細かくリアルに描きながら、最終的に”晴天”のようにスッキリと笑って終わるという……そこが魅力的な作品なのだと思います。自分は新キャストとして今回の公演から参加させていただきますが、前作の素晴らしい舞台に負い目を感じることなく、今回は今回で最後にしっかりと”曇り空”をぶち破れるようにしたいです。
――今回、松田さんが演じる金城白子(きんじょうしらす)の魅力とは?
松田 金城白子という人物は、とても難しく、危険な役。おそらくこの作品の誰よりも”筋が通っている男”である一方、謎が多い男でもあるので、佇まいであったり雰囲気であったり、そういったところからにじみ出したもので、カーテンのようにみんなを包み、覆い隠すような芝居が出来たらなと思います。
――また新しい松田さんの魅力に出会えそうですね。
松田 それは確実にお見せ出来ると思います。ぜひ楽しみにしていてください!
舞台『曇天に笑う』東京公演・大阪公演ともに、3月26日よりチケット一般発売開始!
チケット取扱いプレイガイドなど、詳細はInfomationから公式サイトをチェックしてください。
~Part②に続く~
(取材・文/近藤明子)
(c)唐々煙/マッグガーデン
※「小澤亮太2016.04-2017.03カレンダー」発売記念に、期間限定でメイキングMovieを無料配信中! 3月21日には発売記念イベントを開催、当日券あり! 詳しくは【スマボNews】をチェック!
☆Information
舞台『曇天に笑う』
【東京公演】
日程:5月27日~6月5日
場所:天王洲 銀河劇場
【大阪公演】
日程:6月10日~6月11日
場所:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
原作:唐々煙(マッグガーデン刊)
脚本:高橋悠也
演出:菜月チョビ
《公式サイト》
http://www.vap.co.jp/dontenniwarau/theater/
《公式Twitter》
@donten_theater
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