宮崎秋人主演ライブ・ファンタジー「FAIRY TAIL」SP②「”魔法”と”変身”は男の憧れです」

  • 2016-3-1

「週刊少年マガジン」連載中の人気ファンタジー作品「FAIRY TAIL」が、ライブ・ファンタジー「FAIRY TAIL」として4月30日より池袋 サンシャイン劇場にて開幕!

原作は現在単行本が53巻まで発売され、TVアニメ化もされているファンタジー漫画。問題児だらけの魔導士ギルド”妖精の尻尾(フェアリーテイル)”に所属する滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)のナツ、星霊魔導士のルーシィ、氷の造形魔導士のグレイら、個性あふれるメンバーが魔導士として成長していく姿が描かれます。

主人公のナツ・ドラグニル役を演じる宮崎秋人さんに、「FAIRY TAIL」という作品の魅力やナツに対する想い、本気の肉体改造エピソードなど、3回に渡ってじっくりお話を伺いました。

Part②は――

『FAIRY TAIR』の主人公、ナツ・ドラグニル役を演じる宮崎秋人さん

『FAIRY TAIR』の主人公、ナツ・ドラグニル役を演じる宮崎秋人さん

【魔法と変身は男のロマン!! 初の魔導士役に「とうとう魔法を使う時が来たか!」とワクワク】

――様々な役を演じて来た宮崎さんですが”魔導士”役は今回が初めてですね?

宮崎 今までは刀を振ったり(※ミュージカル『薄桜鬼』)、自転車をこいだり(※『弱虫ペダル』)、『東京喰種トーキョーグール』では人間の役だったので「とうとう魔法を使う時が来たか!」と思いましたね(笑)。

――ファンタジーの世界は好きですか?

宮崎 大好きです! やっぱり男子は”魔法”や”変身”は憧れですからね! 保育園の時は”カメハメ波”が出せるように毎日練習していましたから。出せなかったけど(苦笑)。

――せっかくなので、今回の脚本・演出を担当される児玉明子さんについてもお話も伺えればと思います。宝塚歌劇団では多くの作品を演出し、退団後には舞台『女海賊ビアンカ』、ミュージカル『ファウスト~愛の剣士たち~』、そして昨年上演されたライブ・スペクタクル『NARUTO ‐ナルト‐』でも脚本・演出を担当された、今最も注目を集める女性演出家の方ですが、実際にお会いした印象はいかがでしたか?

宮崎 演出されている舞台のイメージから「すごくエネルギッシュな方なのかな?」と勝手に想像していたんですけど、実際にお会いした児玉さんはとても小柄で物腰の柔らかい女性でした。でも「芯が強くて言うことはガツンと言う方だろうな」っていうのは話をしなくても感じましたね。
映像に頼るだけじゃなく、ちゃんとアナログな部分も融合させる演出はステキだなと思うし、人間が出来る可能性を最大限引き出してくれる方と一緒に仕事をしたいなと思っていたので、今回児玉さんとご一緒出来るのを光栄に思っています。

――「ナツのこの魔法は、ステージ上でどう再現されるんだろう?」って考えると、ワクワクしますね!

宮崎 そうですね。まだ脚本も渡されていないし、どんな演出になるのか想像もつかないけれど、きっとビックリするような斬新なアイディアを提案してくれるんだろうなと思うとワクワクします。僕が想像している斜め上をいく演出かもしれないし……映像を使うのかと思っていたら、生身のアクションで表現するのかもしれないし。

――アクションも、また違った”見せ方”が出来たら楽しいですよね。

宮﨑 そこにちゃんと”重さ”を持たせるために、蹴りもパンチも突き詰めていきたいなって思います。児玉さんとお会いした時に「何が出来るの?」って聞かれたので「歌以外なら何でもやります! 歌はまだちょっと今は時間がかかるので、それ以外ならどんなことを振っていただいてもかまいません」って言っておきました。

――役者・宮崎秋人としては「ここを越えたい」と設定しているハードルはありますか?

宮崎 ん~、稽古に入ってみないと、まだ何とも……ただ、稽古前にいろいろ抱え過ぎても、僕の性格だとそれが重荷になってしまうと思うので、逆に空っぽにしてどんどん詰め込める状態にしておきたいですね。

――今は、ドキドキとワクワクと、どちらの気持ちの方が大きいですか?

宮崎 ワクワクですよ! だって魔法が使えるんだもん!(笑)

――では宮崎さんがもし魔法を使えるとしたら、どんな魔法を使えるようになりたいですか?

宮崎 この質問って、人間の”欲”が出ますよね。そうだなぁ……好きな時間に寝て好きな時間に起きられる魔法が使えるようになりたいです。タイマーのように「絶対にこの時間になったら起きる!」ことができれば、新幹線で移動する時も席に座って1分後から降りる5分前までフルで寝ていられるじゃないですか。誰にも迷惑かけないし、自分にとっても最も利益を生み出す魔法じゃないかなって思います。

~Part③に続く~

(c)真島ヒロ/講談社
(c)「FAIRY TAIL」舞台製作委員会 2016

(取材・文/近藤明子)

☆Information

ライブ・ファンタジー「FAIRY TAIL」
日程:4月30日~5月9日
場所: サンシャイン劇場
原作:真島ヒロ「FAIRY TAIL」(講談社「週刊少年マガジン」連載)
脚本・演出:児玉明子
出演:
ナツ・ドラグニル……宮崎秋人(俳優集団D-BOYS)
ルーシィ・ハートフィリア……愛加あゆ
グレイ・フルバスター……白又 敦(俳優集団D-BOYS)
エルザ・スカーレット……佃井皆美
ウェンディ・マーベル……桃瀬美咲
ブレイン/ゼロ……郷本直也
ミッドナイト……古谷大和
コブラ……山本一慶
エンジェル……伊波杏樹
ヒビキ・レイティス……小野健斗
リオン・バスティア……小澤 廉
ジェラール・フェルナンデス……荒木宏文(俳優集団D-BOYS)
ほか
《公式サイト》
http://www.fairytail-stage.com/
《公式Twitter》
@fairytailstage

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