舞台『僕のリヴァ・る』開幕!安西慎太郎・鈴木拡樹が紡ぐ兄弟の物語、ステージ画像UP!

  • 2016-2-18

鈴木勝秀さんが台本・演出を務める、舞台『僕のリヴァ・る』が、2月18日に東京 新国立劇場・小劇場にて公演開幕を迎えました。安西慎太郎さん、鈴木拡樹さん、小林且弥さん、山下裕子さんという全4名のキャストで上演される今作。”兄弟”をテーマにした3作の短編によるオムニバスストーリー、その各ストーリーを初日前日のゲネプロステージ画像とともにご紹介します。

安西慎太郎さんを軸に、鈴木拡樹さん、小林且弥さんと紡ぐ3つの物語

安西慎太郎さんを軸に、鈴木拡樹さん、小林且弥さんと紡ぐ3つの物語

今作は、『ディファイルド』『ファントム』などの翻訳劇や音楽作品はもとより、『LYNX』や『MYTH』などのオリジナル作品でも高い評価を得ている脚本・演出家の鈴木勝秀さんを迎え、何かを分かち合うことは”損をする”という個人主義の考えが増えているこの現代において、誰かと分かち合えることの大切さ、必要さ、そしてそれだけではない不条理な人間関係を、善くも悪しくも”かけがえの無い”存在の兄弟間の感情として、様々なシチュエーションで描くオムニバスストーリー。

“兄”と”弟”とは、競い合う”ライバル”であり、分かち合う”仲間”、男同士の割り切れない思いがぶつかり合い、そして無意識に”信じ合う”ことが出来るはじめの存在。それが”依存”となれば憎しみが生まれ、”共存”できれば2倍の喜びともなり得る…そんな「兄弟」をテーマにして、新国立劇場の機構を活かしたセンターステージの配置で、濃密な演劇空間が作られます。

今作で上演される短編3作の全てで兄弟の一方を務めるのは、ミュージカル『テニスの王子様』で人気を博し、『もののふ白き虎』で主演を務めた若手の注目株・安西慎太郎さん。そして共演に、ミュージカル『弱虫ペダル』『最遊記歌劇伝』ほかの鈴木拡樹さん、多くのドラマ・映画・舞台に出演、ミュージカル『薄桜鬼』シリーズや『戦国鍋TV』シリーズでも活躍した小林且弥さん、劇団第三舞台出身のベテラン女優・山下裕子さんが出演。全4名のキャストによって、3つの兄弟をテーマにした物語が描かれます。

まずは鈴木さん、山下さんの2人による『前説』から上演はスタート。これから上演される3作品が、どのような作品かを2人が軽快に語っていきます。

鈴木さん(写真左)と山下さん(右)の前説が、作品への理解をより深めてくれます

鈴木さん(写真左)と山下さん(右)の前説が、作品への理解をより深めてくれます

ステージを縁取る外枠のほか、舞台セットはそれぞれの作品に使われるシンプルな道具のみ。そして前説が終わると、客席に挟まれたセンターステージでいよいよ3つの物語が始まります。

■ACT1 『はじめてのおとうと』
配役:タロウ(兄)…安西慎太郎 / ジロウ(弟)…小林且弥 / 祖母…山下裕子 / 父…鈴木拡樹

それぞれ人形を抱いて、小さな兄弟を演じる安西さん(左)と小林さん(右)

それぞれ人形を抱いて、小さな兄弟を演じる安西さん(左)と小林さん(右)

 

ここでは祖母役の山下さん(写真手前)は、3作それぞれで兄弟に関わる女性役を演じています

ここでは祖母役の山下さん(写真手前)は、3作それぞれで兄弟に関わる女性役を演じています

まず1作目は、生まれたばかりの弟と兄になったばかりの少年という、小さな兄弟を描いた『はじめてのおとうと』。3歳の兄を安西さん、赤ん坊の弟を小林さん、その父親役を鈴木さん、そして祖母役を山下さんが演じます。小さな兄弟たちの心の声、そしてこれから始まるほほえましい兄弟対決を予感させる、このストーリーからオムニバスが始まります。

■ACT2 『フィンセントとテオ』
配役:フィンセント・ファン・ゴッホ…鈴木拡樹 / 老婆…山下裕子 / テオドール…安西慎太郎 / ゴーガン…小林且弥

絵を描くこと以外、日常生活もままならないフィンセント・ファン・ゴッホを演じる鈴木さん(写真左)

絵を描くこと以外、日常生活もままならないフィンセント・ファン・ゴッホを演じる鈴木さん(写真左)

2作目は、ゴッホ兄弟の愛憎を描いた『フィンセントとテオ』。絵描きの兄・フィンセントと、彼を金銭的にも精神的にもひたすらに支え続ける弟のテオドール。報われない創作活動や自身の弟への依存にいらだち、精神を崩壊させていくフィンセントに、彼を支え続けるテオドールのゆがんだ兄弟愛を、彼らを見守る画家・ゴーガンを交えて描きます。

■ACT3 『盲目の弟とその兄』
配役:マリア…山下裕子 / ジェロニモ…安西慎太郎 / カルロ…小林且弥 / 旅人・憲兵…鈴木拡樹

盲目の弟が歌い、兄がカンパを集めて日銭を稼ぐ。そんな兄弟の間に亀裂が…

盲目の弟が歌い、兄がカンパを集めて日銭を稼ぐ。そんな兄弟の間に亀裂が…

 

兄・カルロ(写真手前・小林さん)に疑いを抱いた弟・ジェロニモ(奥・安西さん)。そして兄が取った行動は…

兄・カルロ(写真手前・小林さん)に疑いを抱いた弟・ジェロニモ(奥・安西さん)。そして兄が取った行動は…

そして3作目は、盲目の弟と、その弟に一生を捧げることを誓い生きる兄の関係を描く『盲目の弟とその兄』。子どもの頃に弟・ジェロニモを失明させてしまった兄・カルロ。弟と物乞い同然の貧しい生活を送る中で、旅人が弟へと放った言葉でふたりの関係は崩壊していき…。この作品では、安西さんが歌声を披露する場面も。

それぞれ違った設定に配役、ストーリーで紡がれる各30分弱ほどの短編で”兄弟”という存在を描き出す今作。タイトルである『僕のリヴァ・る』の”リヴァ・る=rival”とはライバルのことで、兄弟というかけがえのない存在でありながらも、愛情と憎しみ、どちらの対象にもなりうる兄弟という関係を、オムニバスという手法によって多角的に表現しています。

舞台『僕のリヴァ・る』は、2016年2月18日~21日まで、東京 新国立劇場・小劇場にて上演。公演詳細はInformationから公式サイトをご確認ください。客席に囲まれたステージ、たった4名のキャストという濃密な空間で描かれる3つの兄弟の物語、 そして安西さんと鈴木さんの若手注目キャスト2人が顔を合わせる機会をお見逃しなく!

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☆Information

舞台『僕のリヴァ・る』
日程:2016年2月18日~21日 全8公演
会場:新国立劇場・小劇場
上演台本・演出:鈴木勝秀
出演:安西慎太郎 小林且弥 山下裕子 鈴木拡樹
《舞台公式サイト》
http://le-himawari.co.jp

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