2016-1-12

尼子騒兵衛原作「落第忍者乱太郎」を原作とするミュージカル『忍たま乱太郎』第7弾～水軍砦三つ巴の戦い！～が1月9日に開幕！

前日にはゲネプロ(＝最終通し稽古)の模様がマスコミに公開され、迫力の殺陣とあっと驚く演出で集まった多くの関係者を驚かせました。
ゲネプロ後に行われた囲み取材には、六年生キャスト・潮江文次郎役の海老澤健次さん、立花仙蔵役の鐘ヶ江洸さん、七松小平太役の早乙女じょうじさん、中在家長次役の白柏寿大(じゅだい)さん、食満留三郎役の小野一貴さん、善法寺伊作役の反橋宗一郎さんと、今回ミュージカルに初登場した兵庫水軍キャスト・兵庫第三協栄丸役の北村圭吾さん、蜉蝣(かげろう)役の翁長卓(おなが・すぐる)さん、鬼蜘蛛丸役の杉江優篤(まさひろ)さん、義丸役の薫太(くんた)さん、舳丸(みよしまる)役の橘龍丸さん、重(しげ)役の倉本発(ひらく)さんが登壇し、初日に向けて意気込みを語りました。

(後列左より) 小野一貴さん、反橋宗一郎さん、海老澤健次さん、鐘ヶ江洸さん、白柏寿大さん、早乙女じょうじさん (前列左より) 倉本発さん、橘龍丸さん、北村圭吾さん、翁長卓さん、杉江優篤さん、薫太さん

乱太郎、霧丸、しんべヱの一年生トリオも大活躍！

――ゲネプロを終えた今の心境は？
早乙女じょうじ(以下：早乙女)　今回のサブタイトル『三つ巴の戦い』のとおり、ドクタケ、兵庫水軍、忍術学園がひとつになって一生懸命にやってきた成果を、いよいよ明日の初日にお見せすることが出来るんだという手ごたえがありました。今日はぐっすり眠れそうです。観てくださった方に「もっと観たい！」と思っていただけるように頑張ります！

白柏寿大(以下：白柏)　今回、STOMP(ストンプ)や20人以上が舞台上で行う殺陣など見どころがたくさんあります。今回から”忍たまファミリー”に加わった新メンバーとして新しい風を吹き起こせるように、全力で頑張ります！

鐘ヶ江洸(以下：鐘ヶ江)　キャストが全力で頑張っているのはもちろんですが、セットにもすごい仕掛けがたくさんあります。演出も試行錯誤してこだわっているので、細かいところもぜひ観ていただけたらなと思います。

海老澤健次(以下：海老澤)　今回は女性キャストが居なくて全員が男性キャスト。いろんなジャンルのイケメンが揃っています(笑)。忍術学園、兵庫水軍、ドクタケ忍者隊のメンバーそれぞれの個性が爆発しているので、1回目はストーリーを追って観て、2回目は好きなキャラを中心に観ていただいて、3回目は全体を観るなどいろんな楽しみ方が出来る舞台だと思います。ぜひ一度と言わずに二度三度……何回も観ていただきたいです。

反橋宗一郎(以下：反橋)　今回、六年生のみんなで「出来ないアクションをやろう」と目標を立てて、稽古後も残って自主練をして、ケガと戦いながらやってきました。ゲネはケガなく無事に終わって、あとはいよいよお客様にお見せするだけ。早く感想を聞きたいです。全19公演、できれば全公演観に来ていただきたいです！

小野一貴(以下：小野)　ゲネプロでこんなに大勢の関係者を見たのは初めてで、ちょっとビックリしています(苦笑)。今回はセットもスゴイし、STOMPやいろんな技にも挑戦して稽古からたくさんのアザも作ってきましたが、ゲネプロではたくさんの人を前にアドレナリンが出まくっていたのか痛みも吹き飛んでました(笑)！　この調子で本番も頑張ります!!

北村圭吾(以下：北村)　今回、初めて登場する兵庫水軍。しかもエピソードゼロということで、原作の漫画やアニメにない新しい兵庫水軍の魅力を出せたらいいなと思っています。このメイクを生かして頑張ります(笑)。あと兵庫水軍もイケメン揃いなのでお楽しみに(笑)。

橘龍丸(以下：橘)　兵庫水軍、今回ミュージカルに初参戦ということで、早くファンの皆様にも兵庫水軍を認めていただければと思います。三つ巴の戦いということで忍たまやドクタケたちに負けないように水軍も頑張るので応援よろしくお願いいたします！

倉本発(以下：倉本)　STOMPとか特殊武器とか、全体練習以外に個人練習もやってきて、みんなで汗をかいて練習しているのが部活みたいで充実した毎日でした。今回”三つ巴の戦い”ですが、負けたくないし出来ることなら兵庫水軍が抜け出たいという気持ちで演じています。そういう男らしさもお客様に伝われば嬉しいなって思っています。

薫太(以下：薫太)　僕はミュージカル『忍たま乱太郎』に出たいってずっと思っていて、やっとひとつ夢が叶いました！　義丸は”ワイルドセクシー”なキャラクターなので、ワイルドセクシーさを前面に出していけるように頑張ります。

杉江優篤(以下：杉江)　兵庫水軍メンバーはすごく仲がいいので、この仲の良さを舞台でも出していけたらなと思っています。僕が演じる鬼蜘蛛丸は”陸酔い”をする役なので、その可愛さを前面に出していこうかと思っております。ぜひ皆さん鬼蜘蛛丸に注目して観てください。

翁長卓(以下：翁長)　兵庫水軍キャストは個性あるメンバー揃いなので、千穐楽まで一丸となってケガのないように頑張って行きたいと思います！

潮江文次郎(海老澤健次)と食満留三郎（小野一貴）の仲裁に入る立花仙蔵(鐘ヶ江洸)

――兵庫水軍はアニメや漫画で人気のキャラクターですが、今回ミュージカル初登場ということで、期待していることなどは？

早乙女　僕と小野一貴くんは第5弾から『忍たま』に出演していて約3年になるんですけれど、毎回新しいキャラクターが出て来るなか、ひとつの団体としてこんな大勢のキャラクターが登場するのは初めてのことですし、原作ファンに人気の兵庫水軍を演じる皆さん、すごいプレッシャーがあるんじゃないかなと……でも、すごくキャラに似ているなぁって思うし、特に第三協栄丸はマンガからそのまま出て来たような完成度が高いビジュアルなので、来てくださるファンの皆さん喜んでくれるんじゃないかと思いますね。

水軍を計画するドクタケ忍者隊

悩む仙蔵に文次郎は……

総勢20名以上がステージ狭しと暴れまわる！

アニメではおなじみの兵庫水軍がミュージカルに初登場！

特殊武器を使った戦いは見せ場」のひとつ

――今回、STOMPに初挑戦されましたね。先ほど倉本さんから「練習は部活のようだった」というお話もありましたが？

早乙女　なに部活気分でやってるんだよ！

（一同、笑）

倉本　いい意味で部活みたいにみんな熱く楽しくやっていたなって……。

息の合ったSTOMPを披露！

――練習は大変でしたか？

早乙女　そうですね。稽古終了を迎える直前……ほんの2～3日前にも変更があったんですけど、「お客様に喜んでいただくには？」「演出の菅野臣太朗さんの演出を最大限生かせるものは？」と考えて作って来たものなので、早く本番のステージで披露してお客様がSTOMPにどのような反応をするのか楽しみです。

――稽古中の印象的な出来事や、ここはぜひ見てほしいポイントなどはありますか？

海老澤　殺陣に関しては、ステージ全体を使えたらあの大人数でも動けるんですが、今回はセットが動いてステージがさらに狭くなっているので、みんなでアイコンタクトをとって確認しながら1個1個ゆっくり始めて、変わったらまた確認してというように、どんどん積み重ねていきました。意識の高い俳優陣が多いし、普段からコミュニケーションをとって信頼関係を築いて来たので、何も言わなくとも目を見れば「ここはこう」っていうのが分かります。歌に関してはオール男性キャストだからこそ出せる声の厚みを生かして、お客様が圧倒されるような歌を届けたいなっていう想いで頑張っています！

――今回から加わった反橋さんと白柏さんは”コミュニケーション”っていう部分で不安はありませんでしたか？

反橋　そこは先輩方に引っ張っていただきつつ、でも自分のやりたいことをやらせていただけたかなって思います。例えばSTOMPって曲がない状態で僕たちでリズムを作り出すんですけど、1人1人の作りだすリズムは本来違うリズムじゃないですか。でも顔を見合わせればピタッと揃うって大変だし本当にスゴイこと。本番では僕らのチームワークを楽しみにしていて欲しいと思います。

――最後にキャストを代表して、海老澤さんと鐘ヶ江さんから意気込みをお願いします。

海老澤　いろいろ言っても結局観なきゃ分かんないと思います（苦笑）。今回、兵庫水軍が新しく加わって、ドクタケもフューチャーされて、忍術学園のメンバーもいて……以前からのファンの方には新しい感覚で観られる作品になっていると思いますし、一人一人の深い部分まで表現されている部分もありますので、そこをぜひ見ていただきたい！　初めてミュージカル『忍たま乱太郎』を観るという方は何も考えず劇場に来ていただければ『忍たま乱太郎』という作品の温かさやカッコよさっていうのが素直に伝わる作品になっていると思います。僕たちは全力でひとつの作品を通していろんなことを伝えていきたいと思っていますので、ぜひそれを観届けに劇場に来てください。

鐘ヶ江　今回の公演期間中に、早乙女じょうじさんと小野一貴さんが100公演目を迎えます。歴代キャストがつないできたものを受け取って、「僕らに何が出来るのか？」をしっかり考えながら戦い、そして今回兵庫水軍という新しい風も入って作る”新しい『忍たま』”を、ぜひ多くのお客様に観ていただきたいです。今回初めて観劇するという方も特に予備知識なく単純に楽しめる舞台になっていると思うので、ぜひ家族やお友達を誘って劇場に足をお運びいただけたらと思います。皆さんの力をお借りして”忍たまファミリー”の輪をどんどん大きくして行きたいです！

公演は、1月23日まで東京・サンシャイン劇場にて上演。千秋楽公演はライブ・ビューイングが決定！
上映劇場ほか詳細はInfomationから公式サイトをチェックしてください。

(C)ミュージカル「忍たま乱太郎」製作委員会