2016-1-12

舞台『東京喰種トーキョーグール』Blu-ray＆DVDの会場限定予約購入者イベントが、12月26日東京・銀座ブロッサムホールにて行われ、金木研役の小越勇輝さん、霧嶋董香役の田畑亜弥さん、西尾錦役の鈴木勝吾さん、永近英良役の宮﨑秋人さん、四方蓮示役の吉田友一さん、ウタ役の村田充さん、亜門鋼太朗役の君沢ユウキさんが登壇しました。

(前列左より)鈴木勝吾さん、田畑亜弥さん、小越勇輝さん、宮﨑秋人さん
(後列左より)君沢ユウキさん、村田充さん、吉田友一さん

石田スイ原作で現在『週刊ヤングジャンプ』にて連載中の人気コミックを昨年7月に舞台化。人間の死肉を喰らう怪人“喰種”が潜む東京で暮らす平凡な大学生・金木研が、ある事故をきっかけに“喰種”の内臓を移植され、“半喰種”になってしまうストーリー。
舞台公演はプロジェクションマッピングを駆使し、原作の独特の世界観を忠実に再現。前売チケットが完売するほどの人気を博しました。

イベントは年末だったということもあり、まずはそれぞれクリスマスをどう過ごしたか？　のトークからスタート。
君沢さんが「七面鳥を食べた」とクリスマスらしい過ごし方をしたと思えば、鈴木さんが「稽古場でカップラーメンを食べていた」、吉田さんが「韓国料理の鍋を食べていました」など、全くクリスマスらしいことをしなかった人も。また宮﨑さんは「24日がイブだったことをコンビニで知って、ファミリーマートのチキンを買った」と多種多彩。そんな中、村田さんは「上質なローストビーフを食べながら、『ウォーキング・デッド』(ゾンビが蔓延る世界を描いたアメリカのTVドラマ)を見ていました』と一風変わった過ごし方をしたそうです。

イベント前半では、楽屋での過ごし方についてのトークが展開。小越さんは「お話がお話だったので食欲が湧かず、一人で席に座ってボーっとしていました。でも、秋人が『外に行くぞ！』って連れてってくれて、外の空気を吸ってリセットすることができました」と、ヘビーなステージであったことを明るく吐露。外ではスターバックスのココアばかり飲んでいたそうで「いつも氷なしのアイスココアです。氷を入れると薄くなるから。分離した水の膜が許せないんです！」と小越さんなりのこだわりもチラリ。

楽屋では「PV撮影ごっこ」もしたそうで、宮﨑さんが「(君沢)ユウキくんが上半身裸で天丼を食いながら踊っていたり、ハンガーにキスしてたりしていたのを、スマホで撮影しました」と暴露。また、君沢さん演じる亜門の噛みそうなセリフ「本局所属」を、他のキャストがモノマネをするなど、シリアスな物語とは裏腹に、裏ではつとめて明るい雰囲気だったことが明らかになりました。

さらに吉田さんは長年やっている「車掌のモノマネ」を、この現場でもやっていたとのこと。そこで「京浜東北線にウタが乗車し、車掌がアナウンス」という設定での即興劇を披露。吉田さんのクオリティ高いモノマネと、駆け込み乗車する村田さんのウタの演技に、会場は大盛り上がりとなりました。

「好きな場面」についてのトークでは、くじ引きで当たった村田さんと吉田さんがセレクト。
村田さんは「金木が神代利世(リゼ)に襲われるシーン」をチョイス。「原作では鉄骨が落ちるシーンが好きで、台本を読んだ時、どういう演出なのか、どんなプロジェクションマッピングを使うのかワクワクしていたら、まさかの“物理”。いかに迫力のある落とし方をするのか、落ちる速度や高さも裏方の方々と何度も練習されていて、ものすごく感動しました。普段は袖で芝居を見ませんが、そこだけはいつもドキドキしながら眺めていました」と、選んだ理由を語ってくれました。

吉田さんは「四方とウタとの会話のシーン」をチョイス。「自分の中で難しいシーンでしたが、あえて充さんに「こうしましょう」と打ち合わせをせず、四方とウタだったら、しゃべらなくても成立するだろうし、実際に成立できたからもう一度プレイバックで見たいなと思って選びました」と選んだ理由を明らかに。すると村田さんも「ものすごい長さの沈黙もあったりして、敢えて何もしない時間を使わせてもらうのは贅沢だったし、小劇場の芝居っぽかった」と、しみじみと振りかえっていました。

また舞台上のパネルは役者が動かしていたそうで、第一幕ではほとんど出番がなかった鈴木さんは「ずっとパネルやっていました」と裏話。他のキャストからは「パネル職人」と呼ばれていたそうです。

共演者との思い出としては、小越さんが宮崎さんとのエピソードを。
「取材の時に初めて会って、ちょうどその日が僕の誕生日で、ケーキを持って来てくれたんです。でも人見知りでどう喜んでいいかわからず、うまく前に行けなかったり、少しずつしか仲良くなっていけなかったんですけど、英良としても秋人としても来てくれて、稽古中盤ぐらいから仲良くなりました」と当時を振り返ると、「今ではほぼ毎日連絡をとってくれるし、自撮りの写真が送られたりするんですよ」と仲の良さをアピール。宮﨑さんも「お互いタイミングが合わなくて会えない時とかがあるんで」とオノロケモードで乗っかると、他のキャストから「カップルじゃねえかよ！」「付き合ってるのか！」と突っ込まれる場面も。

また君沢さんのアドバイスで「金木と永近がデートの妄想するシーン」が完成されたそうで、君沢さんが「金木＝女役、永近＝男役」と劇中とは間逆の設定での再現をリクエスト。最初は嫌がっていた小越さんでしたが、ファンの拍手に押し切られかわいい女の子を演じることに。小越さんの“萌え演技”に会場は大興奮！　公演同様に、大盛況のうちにイベントは終了しました。

舞台『東京喰種トーキョーグール』Blu-ray＆DVDは絶賛発売中。詳細はInfomationから公式サイトをチェックしてください。

■村田充吉田さん出演動画はアプリで好評配信中↓■