- 2016-1-6
高杉真宙さん、舞台での単独初主演作がついに上演決定!
横浜流星さんとの共演で、悪を裁く裏稼業での活躍を描く舞台『闇狩人』が、5月13日より東京・天王洲 銀河劇場にて上演されます。高杉真宙(まひろ)さん&横浜流星(りゅうせい)さんの若手トップランナー2人がアクション満載のステージで本格共演を果たす今作、2ショット写真&コメントつきで解禁されたばかりの最新情報をご紹介します!
この『闇狩人』とは、漫画家・坂口いくさんによって1988年~1990年に「週刊少年ジャンプ」で掲載され、当時はその内容から”現代版・仕事人”として話題になったアクション作品。バブル全盛期の華やかな社会を背景に、血も涙も無い卑劣な悪人たちと、その圧力に苦しみ潰され、あえなく命を落とす庶民の嘆きが対照的に描かれる中で、表と裏の顔を使い分け、裏稼業として許せぬ悪を成敗する”闇狩人”の生き方を、魅力的に、鮮やかに、そして刹那的に表現した傑作として知られています。
今作の初舞台化にあたり、『里見八犬伝』などのスペクタクル時代劇をはじめ、『シアワセでなくちゃいけないリユウ』などの翻訳劇まで、情感豊かで奥行きの深い演出で定評のある深作健太さんが演出を担当。脚本は深作演出との名コンビで知られる鈴木哲也さんが手掛け、舞台版『闇狩人』の世界を、原作のテイストを活かしながら新たに創作します。
そして主人公・間 武士(はざまたけし)役には、『仮面ライダー鎧武/ガイム』で一気に注目の的となり、『表参道高校合唱部』『明日もきっと、おいしいご飯~銀のスプーン~』などのテレビドラマでも活躍し、昨年秋は主演舞台『TRUMP』での演技が高い評価を受けた、今最も勢いのある若手俳優・高杉真宙さんが決定。舞台での単独初主演を務めます!
高杉さんが演じる間は、日ごろは漫画家志望の冴えない予備校生。しかし裏の顔に変わった瞬間、凄腕の闇狩人としてステンレス製の定規などを武器に駆使し、悪に立ち向かいます。
間と同じ闇狩人の一人・我竜京介(がりゅうきょうすけ)役には、『烈車戦隊トッキュウジャー』でブレイクし、『JKは雪女』などのテレビドラマをはじめ、年末の主演舞台『スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE』で人気を不動のものにした、気鋭の実力派俳優・横浜流星さんが決定! 我竜京介はトレジャーハンターと自称し、ジャーナリストのような仕事をしている男。自信家でナルシスト、しかも滅法強い美貌の闇狩人というキャラクターで、武器には特殊加工されたけん玉を操ります。
実力派若手俳優の筆頭株として活躍する2人が演じる間と我竜は、闇狩人の世界ではライバル関係にありながら、時に対峙し、時に協力し合う存在。お互いが意識しながらも認め合う、緊張感のある関係のキャラクターです。プライベートでも仲が良いという高杉さんと横浜さんですが、ここまでガッツリと向き合う役柄での共演は過去になく、今作が2人にとっても待望の本格的な初共演に。劇中の役柄とも重ねて、お互いに高め合える存在として、さらなる飛躍を遂げる作品になることが期待されています!
ほかキャストには、ギターピックを武器に戦う闇狩人の三枝 将(さえぐさしょう)役に鈴木勝大さん、怪力を武器に戦う闇狩人の陣内 力(じんないちから)役に荒井敦史さん、そして闇狩人たちの最大の敵・皇 静馬(すめらぎしずま)役を丸山敦史さんが共演! さらに、稲垣成弥さん、市瀬秀和さん、中村誠治郎さんと、舞台&アクション経験が豊富で、個性豊かな面々が勢ぞろい。この強力キャストで、光と闇の世界を濃密に描き出します。
闇狩人と巨悪との対決が大きな見せ場となる今作、アクションもふんだんに盛り込まれ、ラストの数十分は息をもつかせぬ死闘が繰り広げられるとのこと。間は? 我竜は? 闇狩人たちの生死は…? 時には泣き、時には笑い、そして同情し、共感し、やるせない思いを一心に背負って闇狩人たちは出陣し、許せぬ悪と激しくぶつかります。
連載開始から28年の時を経て、舞台版として甦る『闇狩人』の現時点でのあらすじ、そして公演に向けてのスタッフ・キャストからのコメントはこちら。
【あらすじ】
大型国家プロジェクトの裏側で進んでいる壮大な陰謀を知ってしまった闇狩人たち、想像を超える強大な敵との抗争に巻き込まれ、傭兵たちを雇った暗黒のボスとの、存亡を賭けた戦いに突き進みます。激しい死闘を繰り広げ、遂に悪の首領に辿り着く闇狩人、雌雄を決する時がやってきます…!
【坂口いく(原作者)コメント】
自作の映像化は妄想してみたりもしましたが、二十年以上経っての、まさかの舞台化です。偶然にもスクウェア・エニックスの月刊ビッグガンガンにて、「新闇狩人」(原作・絵コンテを担当します)の連載も始まる処でして、このタイミングにも驚きです。
舞台のプロットを拝見した現段階では、時間等の制約から基本設定からの変更があり、原作ファンは戸惑うかもしれませんが、エピソードの再構成を見れば「ああ、こう来たか」とニヤリとすると思います。
また、原作を知らない若いお客さんはまっさらの状態で観て下さい。
そして闇狩人の世界に興味を持ってくれたのなら、原作もお手に取って下されば幸いです(電子書籍はアリます)。
舞台と言う限定された空間で、深作監督がどう表現してくるのかが楽しみです。
高杉さん、横浜さん両氏の事は某特撮シリーズで一年間頑張り通した姿を見ていたので、とても期待しています。是非とも肉体を持ち、生で動く闇狩人達をご堪能下さい。
【深作健太(演出家)コメント】
まさに昭和が終わり、時代が平成へと変わろうとしている頃、中学三年生だった僕は、コミック「闇狩人」と出逢いました。
現代版の仕事人をも彷彿させる若きダーク・ヒーロー達の活躍は、当時、十代の鬱屈を抱えていた僕にとっては抗し難い魅力を放っていました。
その作品をいま、演劇として演出させていただく事は望外の喜びにほかなりません。
時代がキナ臭さを増して来たいま、「闇狩人」達がどんな巨悪と闘い、葬るのか。
次世代の、魅力溢れる若き役者さん達の競演と共に、お楽しみいただけましたら幸いです。
主演の高杉真宙くんとは、舞台『里見八犬伝』初演・再演で御一緒して以来、三度目の作品となります。彼が16才の時に演じた八犬士の弟・房八役から、二年後は最強の八犬士・犬江親兵衛役、そして今回の『闇狩人』主人公・間武士役と、出世魚のように変貌し、著しい成長を遂げてきた真宙くん。今まさに旬の、一方で大変な努力家でもある彼と、また稽古場を御一緒できる事が楽しみでなりません。
そして、横浜流星くんは、御一緒させていただくのは初めてですが、シャープな存在感と、真摯な役作りで、以前から御一緒したかった才能ある役者さんの一人です。
得意のケン玉を武器に、間武士と相対する「闇狩人」・我竜京介役をどんな風に造形してゆくのか。単なる原作の舞台化に留まらず、かけがえのない自分自身の体と心を通して、役を深めてゆける役者さんなので、その深化を期待しています。
共に19才の若き二人の競演が、切磋琢磨し、時に激しく火花を散らしながら、『闇狩人』の光と闇の世界をどこまで魅力的に、深く刻み込んでゆくのか。
その現場を御一緒できる事は演出家冥利に尽きます。舞台『闇狩人』どうぞよろしくお願いします。
【高杉真宙(間武士役)コメント】
舞台『闇狩人』で、主演・間武士を演じさせて頂くことになりました。
武士は、普段はおとなしい学生ですが、正義感が強く悪と戦う時はハンターに変貌する現代版”仕事人”です。
この舞台では楽しみなことがたくさんありますが、まず何より楽しみなのは、横浜流星くんとご一緒できること。
流星とは同じ年で、プライベートでも仲が良く、いつかがっつり一緒に仕事したいと二人でよく話をしていたので。流星は本当に格好よくて殺陣が上手く、運動神経がよくて、僕がうらやましいなぁと思うところがめちゃくちゃ多いんです!
一緒にいい作品を作れたらと思います。
また、武士は二面性のある役ですが、普段のおとなしい雰囲気とハンターの時、この演じ分けをするのがすごく楽しみです。
僕は、舞台『TRUMP』ではソフィとウルという二役をやらせて頂いたので、今回はその時に身に付いたものをしっかり生かして演じたいです。
プロデューサーの松村さん、演出の深作さんと『八犬伝』に続いて三作目のお仕事となります。『八犬伝』のときから「またいつかご一緒出来たら嬉しいです」とお話していたので、こんなに早く叶うとは思っていなくてとても嬉しく、ビックリしています。
キャストの方も『八犬伝』でご一緒した方が本当に多く、それも嬉しい事のひとつです。
あのときより、もっと成長した姿をお見せできたらいいなぁと思います。
『闇狩人』はたくさんアクションがあるとのことなのですが、僕は現代アクションをそこまでしたことがないので、そこが一番不安なところ。 殺陣も多いのですが、負けないよう食いついていきたいと思います。
頑張ります。お時間ある方、是非観にいらしてください。よろしくお願いいたします。
【横浜流星(我竜京介役)コメント】
2年前、舞台『里見八犬伝』を観劇したとき僕もこういう舞台に立ちたいと強く思いました。
素直にかっこいいと思いましたし、心打たれるものがありました。
そんな素晴らしい作品を作りあげたプロデューサーの松村さん、演出の深作健太さんを始めとした、皆様と今回一緒に舞台を作ることになり光栄です。
なにより同い年で親友の高杉真宙との共演は念願なので楽しみです。
僕が演じさせて頂く我竜京介は、真宙演じる間武士と同じ、法で裁けぬ悪を殺す秘密の稼業・闇狩人です。
自信家でナルシストだが、それに見合う実力を持っているという役柄です。
我竜狂介として『闇狩人』の世界に堂々と”存在”出来る様にしっかりと向き合っていきます。
人間ドラマは勿論、アクションも見所です。
特殊な武器を使って戦う現代アクションとなっているので、普通のアクションとはまた一味違うド派手なものになると思います。
僕の武器である空手で培った力も存分に活かして、面白いものにしていきますのでご期待下さい。
最後にこの素敵な作品をキャスト、スタッフみんなで切磋琢磨し合いながら、一丸となって作っていきますので、 よろしくお願いいたします。
――以上、気合いたっぷりのコメントをご紹介しました。
法では裁けぬ悪を撃つ! 現代社会に潜む悪人を成敗する裏稼業・闇狩人たちの暗躍を、アクション満載のエンターテインメント作品に甦らせた舞台『闇狩人』は、5月13日からの東京公演に続いて北九州、大阪でも上演予定。公演チケットは9月26日より発売開始、詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。アクション現代劇の決定版を期待の顔合わせで描く大作舞台、お見逃しなく!
☆Information
舞台『闇狩人』
原作:坂口いく 脚本:鈴木哲也 演出:深作健太
出演:高杉真宙・横浜流星・鈴木勝大・荒井敦史・丸山敦史/稲垣成弥・森田彩華・市瀬秀和・中村誠治郎 ほか
【東京公演】5月13日~22日 天王洲 銀河劇場
【北九州公演】5月28日 北九州芸術劇場大ホール
【大阪公演】6月11日・12日 森ノ宮ピロティホール
《公式サイト》
http://yamikariudo.jp
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