12月12日に公開される映画『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト＆ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』の完成披露試写会が、12月4日東京・丸の内TOEIにて開催され、「仮面ライダーゴースト」から西銘駿さん、大沢ひかるさん、山本涼介さん、柳喬之さん、「仮面ライダードライブ」から竹内涼真さん、内田理央さん、上遠野太洸さん、稲葉友さんｎ、そして劇場版ゲスト(声の出演)のケンドーコバヤシさんとシソンヌのお二人ら出演キャストがそろって登壇しました。

時空の歪みに巻き込まれ、10年前の世界に飛ばされた仮面ライダーゴースト／タケル(西銘駿)と、捜査一課で活躍する泊進ノ介(竹内涼真)が、滅んだはずのロイミュードや眼魔によって蘇った「世紀の天才、レオナルド・ダ・ヴィンチ」と壮絶な戦いを繰り広げる物語。
舞台挨拶には、仮面ライダーゴーストが偉人・英雄の力を借りて戦うということにちなんで、登壇者全員がコスプレ姿で登場しました。

「役者としてまだまだこれからなので、不可能なんてないと言える人間になりたい」ということで、“余の辞書に不可能の文字はない”の名言で知られるナポレオンの衣裳に変身した西銘さん。しかし「周りから『ちっちゃい人』とか『宝塚』とか、『ベルばら』とか言われたんですよ…」と本人的にはやや不本意だった模様。ですが、この発言に会場は爆笑。
また撮影に関して、「悔いの残るシーンもありましたが、その時は本当に“命燃やして”頑張りました！」と、決めセリフを入れ込んだコメントでキメ！　……たにも関わらず、ここでも「命すぐ燃やすよね」や「命、軽すぎだよ」と周りからツッコまれるはめに(笑)。西銘さん、いじられキャラの模様ですが、しっかり会場を沸かせてくれました。

「身長が高いのと謎に包まれている存在だから」と風魔小太郎のコスプレに挑んだのは、仮面ライダースペクター／マコト役の山本さん。「TVシリーズではまだ謎が多いですし、タケルとバチバチ闘っていますが、映画では協力的なマコトが見られると思います」と見どころをチラッと教えてくれました。ちなみに劇中では、スペクターとチェイサーとマッハによる3人の変身シーンがあるとのこと。

「力強いサポートをタケル殿にしているから」と、戦国武将をサポートする存在だった千利休になった御成役の柳さん。「いつもと違う雰囲気です！」と強烈アピールしますが、御成とは帽子を被っているだけしか違わじ、「いつもと同じじゃないか！」と周りから総ツッコミが。「一人だけ御成がいるなって。どこから見ても御成でしょ！」と、味方のはずの西銘さんからも言われっぱなし状態。
当の本人も「千利休の衣裳ということで袖を通しましたが、途中で“あ、御成だ”って感じました(笑)。他の人は、ギャップ萌えしていいなって……」とこぼし、羨ましさから精一杯強がっていた模様です。

「多分、名前が同じだから…」と坂本龍馬コスプレで登場の竹内さん。「西銘くんよりは、着こなしているかなって(笑)。正直、(ナポレオンは)似合ってないと思うよ！」と、西銘さんをいじり出すのかと思いきや、作品の見どころについて「劇中で進ノ介とタケルに共通点が一つ生まれて、そこから2人の絆が深まっていくシーンがオススメです」とコメント。さらに西銘さんに「たまにLINEで相談されるんですが、ずっと仮面ライダーを作り続けているスタッフさんについていって、わからないことがあれば聞いて。頑張れば一年間終わった後のイベントで、頑張った成果がでるから！」とエールを送ると、西銘さんは涙目に。

「仲間のために命をかけて戦った共通点があったから」と沖田総司を選んだ仮面ライダーチェイサー役の上遠野さんと、「その時代にはびこる悪を撲滅するために、命を尽くしたから」と土方歳三を選んだ仮面ライダーマッハ役の稲葉さんは、共に新撰組のコスプレで登場！　このチェイサー＆マッハのコンビ、稲葉さんが「ハッピーセット」と名乗るとファンから大歓声！　その歓声に稲葉さんも大喜び！

舞台挨拶中、2人は終始内田さんをしつこくプッシュ。内田さんの可愛らしい仕草をマネしたりとイジリ倒したかと思えば、西銘さんから「楽屋で後ろから剣を刺すのは止めてください」と物申されるも、先輩風を吹かせて逆に「この間やった面白い自己紹介して」とムチャ振りをするなど、やりたい放題！　ハッピーセット、ライダー史上最強のコンビなのかもしれません。

またクリスマス間近ということで、西銘さんと竹内さんにサンタさんに願いが叶うとしたら何が欲しいか？　との質問が。西銘さんは「身長を伸ばして欲しい。他のライダーチームがみんな背が高いから、首が痛くなるんです。あと5cmだけ……」と切実なお願いをすると、サンタのコスプレで登場したケンコバさんが「牛乳おごるよ」と約束。対して竹内さんの「ハワイの土地が欲しい」という生々しいお願いには、「ハワイに行くとかじゃなくて、土地が欲しいのか。何だ貴様！！」とバッサリ。終始笑いに包まれた、まるでコントのような舞台挨拶となりました。

その後、フォトセッションが行われ、最後に竹内さんと西銘さんからファンにメッセージが。

竹内　また仮面ライダードライブとして、この舞台に立てたのは嬉しいです。この映画でドライブとしては締めくくりになりますが、僕らがやってきたことは、仮面ライダードライブを一年間見てくださった皆さんに後悔させないよう、監督と一緒に頑張りました。西銘くんを見て、一年前の自分を見ているようで。また初心に戻れましたし、ゴーストとドライブのいいコンビネーションが描かれていると思います。

西銘　僕自身、初めてアクションに挑んだ作品で、ドライブの先輩方にたくさんのことを学ぶことが出来ました。この映画は親子の絆が描かれているので、家族の皆さんで楽しんでください！

『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト＆ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』は12月12日より劇場公開されます。

☆Information

映画『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト＆ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』
《公式サイト》
http://www.movie-taisen.com/

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