『仮面ライダーゴースト』の溝口琢矢らアミューズの若手俳優が挑む舞台『俺と世界は同じ場所にある』開幕直前SPインタビュー⑦

  • 2015-12-13

アミューズ所属の若手俳優4人による舞台『俺と世界は同じ場所にある』が12月15日から下北沢・シアター711にて上演!
現在『仮面ライダーゴースト』にシブヤ役で出演中の溝口琢矢さん、映画『地獄でなぜ悪い』『渇き。』や舞台『大逆走』出演で注目を集める三村和敬さん、劇団プレステージのメンバーとして活動中の石原壮馬さん、舞台『BROTHERS CONFLICT -BROTHERS ON STAGE!』風斗役、舞台『炎の蜃気楼昭和編 瑠璃燕ブルース』高坂弾正役で人気の富田健太郎さんという、同世代の若手俳優4人による青春群像劇。
果たしてどのような作品になるのか期待が高まります!

そんな4人による8日間連続配信スペシャル、インタビュー4人目は、溝口琢矢さんが登場。
そのPart①は――

溝口琢矢さん

溝口琢矢さん

【僕らの世代の役者で作る舞台が、ずっと夢だったんです!】

――『仮面ライダーゴースト』でも活躍中の溝口琢矢さんが出演する舞台『俺と世界は同じ場所にある』が12月に上演されますが、まずは出演が決まった時の印象をお聞かせください。

溝口 「僕らの年代の役者で舞台をやりたい」ってずっと言っていた事なので……。

スタッフ「そうなの? 全然知らなかった!」

溝口 え~っと、特に僕の意見を汲んでいただけたわけではなかったようです(苦笑)。

――やりたいことは言い続けることが大事です!

溝口 そうですよね! ちなみに『仮面ライダーゴースト』でも「変身したい!」って言い続けています!!

――あれ? 変身するには死なないといけないのでは?

溝口 もう僕の中では「誰かをかばって死ぬ→そして変身!」っていうシナリオが出来ています(笑)。今回の舞台も「同世代の役者で舞台をやりたい!」ってずっと言っていたものだったんですよ。2013年に出演した舞台『FROGS』も同年代の役者が多かった作品ではありますが、ダンスや歌といったパフォーマンス的な要素が多いものだったので、それとは違うストレートプレイをやりたいなってずっと思っていて……。なので今回の舞台が決まった時は「やらせてもらえるんだ!」って嬉しさでいっぱいでした。

同世代4人が仲間としてライバルとして共演!

同世代4人が仲間としてライバルとして共演!

――メンバーはプライベートでも仲良しの方々だそうですが?

溝口 はい。カズ(=三村和敬)とは小学校の時からずっと一緒にいる親友なので、この舞台への出演が決まった時は真っ先にカズに「頑張ろうね!」って連絡をしました。10年来の知り合いですけど実は今回が初共演なんです。年齢は僕の方がひとつ上ですが、ずっと切磋琢磨して来たライバルでもあるので今回の共演は本当にうれしいですね。

――そして富田健太郎さんは同じ高校で同じサッカー部所属の友人だったという。

溝口 そうなんですよ。役者の彼は僕の中でまだまだ未知数なので、どんなお芝居をするのかすごく楽しみです。

――石原壮馬さんは?

溝口 劇団プレステージさんの舞台も観に行かせていただくことが多かったので(石原)壮馬の存在も知っていましたけど、ちゃんと話したことは1回もなくて……。話をするようになったのはこの舞台が決まってからですね。「好青年ってこういうことを言うんだろうな」っていうイメージ通りの人でした。

――みなさん石原さんのことを「好青年」って言いますね。

溝口 熊本が育んだ九州男児! まさに今回の舞台の”上京デビュー”というテーマにピッタリじゃないかと思います。

――その一方で、溝口さんと富田さんは東京都出身。三村さんも神奈川出身ということで、上京とは全く縁がないんですよね (苦笑)。

溝口 そうなんですけど、身近に壮馬というリアルな上京経験をしている人がいるので、迷った時は相談して役作りに生かせたらと思っています。

――”上京”と同時に”将来の夢”というのもこの作品のキーワードになっていますよね。溝口さんは小さい頃から役者のお仕事をされていますが、ほかに将来なりたい職業や憧れた職業などはありませんでしたか?

溝口 僕は小学校5年生の時に『仮面ライダー電王』に出演をさせていただいたんですけど、撮影現場でスチールのカメラマンさんが持っている大きなカメラがカッコイイなぁって憧れていた時期がありましたね。写真を撮るのが好きというよりは、カメラ本体のゴツイ感じに惹かれてジッと見ていたら「ちょっと持ってみる?」って持たせていただいたんです。「これはいくらぐらいするんですか?」って何気なく質問をしたら「10万」って言われて「これは子供が触っちゃいけないものだ!」って慌ててお返ししました(笑)。その時からカメラが好きになって、一生懸命にお金を貯めて最近ようやく一眼レフカメラを自分で買いました。

――どんな写真を撮るんですか?

溝口 主に風景写真ですね。散歩が好きなので今年の夏に等々力渓谷に一人で行って、マネージャーに「涼しくていいですよ」「限定の葛餅を食べました」って撮った写真を送ったら「おじいちゃんみたいだね」って言われちゃいました(苦笑)。

(左より)石原壮馬さん、溝口琢矢さん、三村和敬さん、富田健太郎さん

(左より)石原壮馬さん、溝口琢矢さん、三村和敬さん、富田健太郎さん

~溝口琢矢Part②に続く~

取材・文/近藤明子
ヘアメイク/大野彰宏(ENISHI)
スタイリスト/鈴木麻由

☆Information

舞台『俺と世界は同じ場所にある』
日程:12月15日~12月20日
場所:下北沢 シアター711
脚本:舘そらみ
演出:ハセガワアユム
出演:溝口琢矢 富田健太郎 三村和敬 石原壮馬
《公式サイト》
https://www.facebook.com/onajibasyo/
《公式Twitter》
@onajibasyo

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