- 2015-12-11
アミューズ所属の若手俳優4人による舞台『俺と世界は同じ場所にある』が12月15日から下北沢・シアター711にて上演！
現在『仮面ライダーゴースト』にシブヤ役で出演中の溝口琢矢さん、映画『地獄でなぜ悪い』『渇き。』や舞台『大逆走』出演で注目を集める三村和敬さん、劇団プレステージのメンバーとして活動中の石原壮馬さん、舞台『BROTHERS CONFLICT -BROTHERS ON STAGE！』風斗役、舞台『炎の蜃気楼昭和編 瑠璃燕ブルース』高坂弾正役で人気の富田健太郎さんという、同世代の若手俳優4人による青春群像劇。
果たしてどのような作品になるのか期待が高まります！
そんな4人による8日間連続配信スペシャル、インタビュー3人目は、三村和敬さんが登場。
そのPart①は――
三村和敬さん
【遠慮なんてしていたら、絶対に”いいもの”は作れない！】
――この4人の共演は初めてとのことですけど、出演が決まった時はどう思いましたか？
三村 出演者が4人しかいない作品のひとりに自分がキャスティングしてもらえたことが素直にうれしいなと思いました。僕らのためにスタッフの方々が動いてくださって「俺たちは恵まれているんだな」って実感しましたね。
――今回の舞台は”上京デビュー”がひとつのキーワードとしてあるようですけど、三村さん自身は上京の経験は？
三村 神奈川出身なので”上京”っていうのは……多摩川を越えれば東京ですからね(笑)。
――では”上京”ではないけれど”○○デビュー”みたいなエピソードってありますか？
三村 基本ビビリなので、あまり”はっちゃける”ことはないですね。「高校デビューで髪染めた」とか「パーマかけた」とかいうこともなかったし。逆に「上京して来たばっかりで東京が怖い」みたいなビビリな気持ちの方が分かるかも。キャスト4人の中では一番イモくさい顔だと思うので、そういう役がいただけたらハマる自信はあります(苦笑)。
――いやいや、今日は髪形も頑張っている感じが伝わってきますよ(笑)？
三村 あはは！ 頑張ってメイクさんにカッコ良くしてもらいました(笑)。テーマは”上京して初めて東京の美容室に行ってスタッフさんに言われるがままワックス付けてもらってお店から出て来ました”みたいな……。そんな”上京感”は出ていると思うんですよね。
――すでに役作りが出来ていたんですね(笑)。果たしてそういう役が来るのか、全く逆のイメージの役が来るのか……めっちゃビビリな役だったら、どうしましょう？
三村 逆にめっちゃヤンキーな役とかね。「へへ～ん」みたいなチャラい役も楽しそう(笑)。素の自分自身とは違うキャラクターの方が演じていて楽しいし挑戦しがいがあると思うんですよね。
――素の三村さんは、普段はどういうイメージって言われることが多いんでしょうか？
三村 普段は「真面目」って言われることが多いかな？ 全然真面目ではないですけど、あまりしゃべらないから真面目に見られるという”黙っていると得なタイプ”です。その反動でお芝居は弾けた感じの役に興味があるんだと思います。
同世代4人が仲間としてライバルとして共演！
――4人の中では一番キャリアがあると伺っているのですが、稽古が始まったら三村さんが引っ張っていく立場になるんでしょうか？
三村 みんなそれぞれ頼りがいのある人たちなので、僕自身は「自分が引っ張っていかなくちゃ」っていう感覚は全くないです。でも「言わないといけない」ことは稽古中にたくさん出て来ると思うので、そこはお互い遠慮なく言って……いいコミュニケーションをとっていきたいです。普段から仲のいいメンバーなので楽しい稽古場になると思うけど、ただ楽しいだけで終わるものには絶対にしたくないので、そこはキッチリとやって行きたい。まぁ「遠慮して言わない」ってことは、この4人はないと思いますし、遠慮なんてしていたら絶対に”いいもの”は作れないと思うので。僕は今まで年上の方といい緊張感の中でお仕事をすることが多かったので、同世代の仲間との共演でリラックスして気持ちが緩まないように、気を引き締めて挑みたいと思っています。
(左より)石原壮馬さん、溝口琢矢さん、三村和敬さん、富田健太郎さん
～三村和敬Part②に続く～
取材・文／近藤明子
ヘアメイク／大野彰宏(ENISHI)
スタイリスト／鈴木麻由
☆Information
舞台『俺と世界は同じ場所にある』
日程:12月15日～12月20日
場所:下北沢 シアター711
脚本:舘そらみ
演出:ハセガワアユム
出演:溝口琢矢 富田健太郎 三村和敬 石原壮馬
《公式サイト》
https://www.facebook.com/onajibasyo/
《公式Twitter》
@onajibasyo
