【画像追加】最先端の映像技術と”共演”!演劇革命!ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」が開幕!

  • 2015-11-18

11月14日より東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」が開幕しました!

本作は単行本累計発行部数1800万部突破、「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて絶賛連載中の大人気バレーボール漫画「ハイキュー!!」の舞台化。

主人公・日向翔陽役の須賀健太さんはじめ、キャストが発表されてからそのビジュアル再現度や、稽古期間中のキャストたちの意気込みがSNSを通して伝わってくる度に、ファンの期待度もグングンと上昇。チケットは近年稀に見る入手困難さが伝わってくるほどの盛り上がりを見せていました。

そして遂に開幕した”ハイパープロジェクション演劇”の全貌は……”演劇革命”と呼べるような、世界中で誰も観たことのない、人類史上初の、演劇の新たな魅力を切り拓いたと言える出色の作品がそこにありました!

壁面と床面、2つの2次元面を演出で活かす、ある意味"これぞ2.5次元"!?

壁面と床面、2つの2次元面を活かす映像演出、ある意味”これぞ2.5次元”的!

映像はステージ後方の壁面だけでなく、床面にも映しだされ、漫画のコマ割りを再現したかと思えば、試合中のボールの動きを表現したり、床面が空になったかと思えば、キャラの心情まで映し出します。
なによりそのすべてが、決して演者より前に出ることはなく、あくまで演者と原作の持つ意味合いや面白さを引き立たせるために演出されている素晴らしさ!

注目されていた"変人速攻"の演出は、まるで影分身という超アナログ手法!

冒頭で飛び出した影分身的な超アナログ演出!ハイキュー!!を表現するためなら何でもやる覚悟が読み取れます

さらに斜めに傾斜して作られたステージは、中央が丸くターンテーブルのように動き出し、バレーボールという立体的なスポーツの動きを、ここぞというシーンで表現。

中屋敷法仁さんの手により、原作のエピソードを極限まで濃縮された脚本は、演出のウォーリー木下さんの手により、時に”最先端の映像”で、時に全キャストたちの手による”ありとあらゆるアナログな手段”で魅せていくことで、舞台はほぼ暗転らしい暗転もなく、ノンストップで進行!

俳優の情感こもった演技を後押しする、タイミングもバッチリな映像演出がそこに!

俳優の情感こもった演技を後押しする、タイミングもバッチリな映像演出がそこに!

そしてその洗練されたが故に、極限までつめ込まれた情報量の多さで頭がパンクしないようにしてくれるのが、音楽とダンス! 特に和田俊輔さんによるオリジナル楽曲が半端でなく素晴らしく、ストーリーを知らない人が観ても、心揺さぶられること間違いなしな仕上がりでした。

効果的なダンスと音楽とが、青城や及川徹のキャラや世界観を一瞬で表現!

効果的なダンスと音楽とが、青城や及川徹のキャラや世界観を一瞬で表現!

そんな素晴らしい作品を作り上げたキャストとスタッフを代表して、烏野高校から須賀さんに影山飛雄役の木村達成さん、青葉城西高校から及川徹役の遊馬晃祐さんと岩泉一役の平田雄也さん、そして演出のウォーリー木下さんがマスコミ会見に登壇しました。

会見でもキャラ同様に信頼関係(!?)を発揮!

会見でもキャラ同様に信頼関係(!?)を発揮!

まずウォーリーさんによる「「ハイキュー!!」という超人気マンガを、ストーリーはそのままで、原作の良さであるしっかりとした物語、キャラクターが明確に描かれている熱い青春ドラマ、そういうものをなんとか実際の人間たちがやるということを念頭に置いて作りました。結果、すごく演劇になったなぁ」と、演劇人として実感あふれたコメントから会見はスタート。
さらに「いろんな新しい技術を取り入れていて、メディアアートを沢山取り入れています。そういうものとこういう(役者たちの)汗って、本当は相性がよくないんですけど、今回あえて混ぜ込んでみまして、結果的の新しいものができたなぁと。汗とメディアアート、デジタルとアナログな人間というのが、今までに見たことない舞台になったんじゃないかなぁと思います」と、ものすごい作品を生み出しながら、それを飄々とした口ぶりで語ってくれました。

キャストたちも誰もやったことのない作品に挑戦しながらも、ゲネプロを終えて本番までのわずかな時間でも、元気いっぱいに、また個性あふれるコメントを披露。
須賀さんが「「ハイキュー!!」はジャンプの読み切りの頃からずっと欠かさず毎週読んでいて、原作者の先生に宛てたファンレターの下書きを、今もiPhoneに保存して持っているくらいに大好きな作品なんです」と原作愛を語りつつ、「オーディションを受けた時は絶対に受かってやると思っていたけど、いざ受かると自分の中のファン心理がプレッシャーになって……」と、舞台上での日向翔陽らしい天真爛漫さの裏側を見せてくれました。

木村さんも「僕はファンレターは書いていませんが(笑)」と、ジョークを披露して場を和ませる、会見全体がよく見えている余裕さを感じさせてくれたと思えば、「僕もオーディションで受けた時に「飛雄は絶対に他の人にやらせたくない!」と思いました。頑張って(舞台上で)生きて、頂(いただき)の景色を観に行きたいです!!」と、飛雄が乗り移っているような熱いコメントを静かな口調で聞かせてくれました。

対して本作が本格デビューとなる遊馬さんは、「すごい緊張しています」とニコニコ笑顔でコメントし、こちらも及川らしさ全開。高校時代にバレー部所属だったキャリアの持ち主で「及川のサーブとジャンプを観て欲しいです」と自信のコメント。ですがその後は「……………………初日頑張ります!」と、ちょっと言葉に詰まってハニカミコメント。すかさず芸能界の大先輩である隣の須賀さんは、「よろしくお願いしますだろ!」と遊馬さんの頭に手をかけて一緒にペコリ。身長差が20センチあり、日向と及川ではありえない光景に、キャスト同士の仲の良さを感じました。

岩泉一役の平田さんは「岩泉は男らしくてカッコイイ、男の鑑だと思っていて、心から尊敬しています」と、こちらも岩泉らしさを感じさせる熱いコメント。かと思えば、隣の遊馬さんを観て「こんなキャプテンですけれど(笑)」とツッコミを入れつつも「青城としての熱い想いを見せたい」と、及川とチームメイトに対する、超絶信頼関係を感じさせてくれました。

実際に演じた際の苦労を聞かれ、須賀さんは「映像など最先端の技術と”共演”というか、一緒に作品を作る中で、僕たちにとってはすごく頼もしい味方であり、一番のライバルでもあると僕は思っていて。一番近くにいて一緒に作品を作っているからこそ、負けたくないという気持ちが各セクションのスタッフさん方にも、僕たちは持ちながらやっていたので、苦労というかこの作品と向き合う中で大切なことだったなぁと思います」と、しっかりと言葉を選びながら吐露。演じている人たちは、この作品を絶対に観ることができないのを、非常に申し訳なくさえ思えてしまうコメントでした。

スタッフ側の代表としてウォーリーさんは「演劇とバレーはとても親和性が高くて。繋げるスポーツであったり、チームであったり、「自分が今どこのポジションにいて、どういう役割を回していくか」ってことがコロコロ変わったりするところも演劇とバレーはすごく似ていて。ゲーム感覚で演劇をみんながやってくれているのは面白いですね」と、なるほどと思わせるコメント。
さらに「稽古場から「オー!」って声が聞こえたので、もう演技を始めているのかと思ったら、単純に稽古を始める前の掛け声の「オー!」だった、みたいな(笑)。稽古始まってからもずーっと「オー!」って言ってるから、こいつら何やってるんだろうなって(笑)。稽古場でも烏野・青城の2チームは別々のところでミーティングや作戦会議をしていて、戯曲上では負けると決まっている試合でも負ける気がないですからね、この人たち。もしかしたら勝つかもしれないという気迫で演じているのが、見ていて面白いですね!」と、素敵エピソードを聞かせてくれました。

またキャスト同士で実際にバレーの試合をよくやっていたそうで、須賀さんが「稽古の最後にバレーの練習試合をやっていたんですが、最終稽古の時に1回だけ烏野が勝てただけで、あとはずっと青城の勝ちだったんです。そしたら達成がめっちゃ負けず嫌いで、稽古のあと毎回メールで「次は絶対に勝とう!!」って烏野全員に送られてくる」と、木村さんの過剰なまでの負けず嫌いぶりを暴露。すると木村さんは「だって経験者が大人気ないんですよ! 負けそうになると本気出してくる!」と及川さんに指差しながらクレーム。これに慌てた遊馬さん、ニコニコ笑顔が一転ドギマギに! 途端にワチャワチャになった4人ですが、「須賀さんはクイックの方がうまい」と頷きあうなど、ファンとしてはたまらないエピソードが溢れ出てきた会見となりました。

最後に須賀さんから「今日僕たちはようやくスタートラインに立ったと思っています。全ステージ全身全霊をかけて向き合っていきたいと思っています。とてもいいストーリーを持ったこの大人気マンガを、原作の魅力を損ねることなく、また新しい形・ひとつの演劇として、作品にできるように頑張っていきたいと思います。応援のほど、よろしくお願いします」と、座長らしい、また自分の言葉としてのコメントが聞かれ、ゲネ以降も毎日のように成長していくことを期待させてくれました。

演劇として、何百年も前から受け継がれてきた演出や、人類史上初の演出、様々な魅力がつめ込まれた本作。その魅力のすべては、演劇好きを自認する人でも一度観ただけでは掴みきれないボリュームでした。原作ファンで、今回が演劇初体験という方には「なにか凄いことが起こってるんだってことはわかる」、そんな視点で本作に触れてみると、とても面白いはずです。

東京公演は23日まで。以後、大阪、宮城、東京凱旋と開催されていきます。

☆Information

ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」
原作:古舘春一「ハイキュー!!」(「週刊少年ジャンプ」連載中)
演出:ウォーリー木下
脚本:中屋敷法仁
◆開催時期・劇場
東京:2015年11月14日~23日 AiiA 2.5 Theater Tokyo
大阪:2015年11月27日~29日 シアターBRAVA!
宮城:2015年12月5~6日 多賀城市民会館 大ホール
東京凱旋:2015年12月10日~13日 AiiA 2.5 Theater Tokyo
※12月13日千秋楽公演はライブビューイング上映されます。
《公式ホームページ》
http://www.engeki-haikyu.com/
(C)古舘春一/集英社・ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」製作委員会

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