- 2015-10-27
若手俳優集団”D-BOYS”による舞台・Dステ17th『夕陽伝』が、10月22日より池袋・サンシャイン劇場で幕を開けました。初日直前に行われたゲネプロから、D-BOYSメンバーの熱演画像をお届けします。
本作は大和朝廷の時代を舞台に国政を司る凪大王の子、海里(瀬戸康史)・都月(宮崎秋人)兄弟と、幼馴染の少女・陽向(小芝風花)の淡い恋。さらには国の存亡をかけた権力争いに巻き込まれる人々の悲劇を描いた、一大エンターテインメント作品。
約3年半ぶりのDステ出演となる瀬戸康史さんと、先日D-BOYS加入を発表した宮﨑秋人さんは本作が初共演。”弟を思う兄”と”愛を尊敬し慕う弟”という関係から、成長し互いの気持ちがすれ違う中で憎悪の感情が芽生えるまでを丁寧に表現。
幼馴染として育った海里(瀬戸康史)、陽向(小芝風花)、都月(宮崎秋人)は、やがて淡い恋心を抱くようになる
海里役の瀬戸康史さん
都月役の宮﨑秋人さん
王位継承権を狙う家臣に命を狙われる海里
海里の舎人として常に寄り添い励ます荒井敦史さんが演じる出雲は、華麗でダイナミックな殺陣で観る者を魅了。
前山剛久さんと高橋龍輝さんが演じる農民の兄弟・富士丸＆陸奥の、掛け合い漫才のようなセリフの中に散りばめられた”生きること”への執着が、ストレートに胸に突き刺さります。
幼馴染として、舎人として、常に海里を励まし支える出雲(荒井敦史)
海里の命を狙う富士丸(前山剛久)と陸奥(高橋龍輝)を出雲が撃退！
そして、熊曾の王子・真多羅を演じる鈴木裕樹さんが、乱暴者の顔の裏に隠された孤独な魂を表現すれば、異形の民・卑流古役の池岡亮介さんの(いい意味で)気持ち悪さが際立つ怪演ぶりなど、役者のエネルギーがビリビリ伝わる芝居にグイグイと引き込まれ、終演後の客席には高揚感とともに、放心状態と言えるほどの余韻が広がっていくのが感じられました。
熊曾の王子・真多羅(鈴木裕樹)を操る卑流古(池岡亮介)の狙いは？
陽向を失った都月は、真多羅と卑流古に斬りかかるが返り討ちにあい――
東京公演は、11月1日までサンシャイン劇場にて上演。大阪公演は11月21日～11月22日まで森ノ宮ピロティホールで上演されます。
当日券情報など、詳細はInfomationから公式サイトをチェックしてください。
☆Information
Dステ17th『夕陽伝』
【東京公演】
日程:10月22日～11月1日
場所:サンシャイン劇場
【大阪公演】
日程:11月21日～11月22日
場所:森ノ宮ピロティホール
脚本:末満健一
演出:岡村俊一
出演: 瀬戸康史 宮崎秋人 小芝風花
鈴木裕樹 荒井敦史 池岡亮介
前山剛久 高橋龍輝 中山義紘
三好大貴 遠藤雄弥 山本 亨
《オフィシャルサイト》
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