2015-10-16

2013年10月より放送された「仮面ライダー鎧武」のスピンオフシリーズ『鎧武外伝』の第2弾『鎧武外伝2 仮面ライダーデューク／仮面ライダーナックル』の上映会イベントが10月10日、東京のT・ジョイ大泉にて行われました。

(左より)百瀬朔さん、麻亜里さん、小林豊さん、松田岳さん、青木玄徳さん、久保田悠来さん、波岡一喜さん

登壇したのは、デューク編から主演の青木玄徳さん、共演の久保田悠来さん、波岡一喜さん。ナックル編からは主演の松田岳さん、共演の麻亜里さん。さらにナックル編に出演する小林豊さんと百瀬朔さん、それに金田治監督がサプライズ出演。シリーズ第1弾で主演を務めた久保田さんと小林さんと合わせ、鎧武外伝主演の4人揃い踏みに、会場はオープニングから大興奮となりました！

「いや～、やはり鎧武がいいですね！」と髪に久しぶりの白メッシュをつけた戦極凌馬の出で立ちで登場した青木さん。劇中では長髪でしたが、髪を短くした状態の白メッシュ姿をファンの前で披露したのはこの日が初めてで、「これはサービスでつけていますから」と語ると、小林さんから「この姿でもう一回やろうよ！」と呼びかけられ、「やっちゃおうか？」と続編を期待させるコメントに、会場から大きな拍手と歓声が上がりました。

仮面ライダーデューク／戦極凌馬役の青木さん

仮面ライダー斬月／呉島貴虎役の久保田さん

またデューク編の主演が決まった時の感想を聞かれ、「緊張しました。”プロフェッサーが主演って!?”という気持ちもありましたが(笑)、キャスト・スタッフの方々が僕のつたない芝居をカッコよく見せてくれたのですごく嬉しかったです」と感謝の言葉で振り返っていました。

シド役の波岡さんは「第2弾が決まった時は、素晴らしいと思いました。また血だらけになるんだと思って(笑)。実際はそんなに血だらけにはならなかったです。びちょ濡れにはなりましたけど」と振りかえると、「台本を見てワクワクしましたが、恥ずかしい感じもして。でも”チビシド”が出てくると思っていたんですが、出てこなかったので、次回はチビシド役を鈴木福くんに演じて欲しいです」と人気子役を指名する一幕も。

仮面ライダーシグルド／シド役の波岡さん

劇中では凌馬と貴虎との出会いが描かれており、青木さんが「ついに貴虎＆凌馬ヒストリーが完結しましたね。もう満足です」とコメントすると、続けて久保田さんも「満足です！」と即答。
「もっと見たい！」とファンの声が上がると「ストーリー上、見せようがないけど、”チビ凌馬””チビ貴虎”という設定なら。”チビシド”は鈴木福くんが決まっているか(笑)」と答える久保田さんに、小林さんが「嫌でしょう!?　凶悪になっていく3人の幼少時がかわいい子役なんて見たくないでしょ！かわいい子が出てきて、『キルプロセス！！』(ゲネシスドライバーを破壊できる自壊システム)とか言ったら…」ともっともなクレーム。
すると青木さんが「そんなことを言うお前に『キルプロセス』！」と決めセリフを披露しますが、これに客席の女性ファンよりも喜んだのは小林さん。「みんな欲しいでしょ！オレだけにやってくれたから！！」とはしゃぐ小林さんに、青木さんはただただ苦笑いでした。

続いて「ナックル編」主演の松田さん。「僕たちが作った作品を皆さんに見せる日をずっと楽しみにしていました。現場では頼もしすぎるサポートをいただいて、楽しくノビノビと演じることが出来ました。みんなに支えてもらったザックという役を”ちゃんとできるよ”っていうことを見せたかったので、そういう想いを持ってやっていました」と感慨深い表情で語った松田さんでしたが、主演が決まった時は「プレッシャーで本当にお腹が痛くなりました」とド緊張したことを告白。青木さんもその当時のエピソードを覚えていたようで、「本当にお腹が痛くなっていて、『ツネくん、ヤバイ…』って(笑)」と松田さんを冷かす場面も。
チームバロンはいじられ系らしく、今回シークレットゲストとして登場の百瀬さんは「僕が一番早く会場入りでしたが、ファンの方々に『ワーッ！！』って言ってくださるかなと思っていたら、周りから『あれ？』という声が聞こえて…」と、自虐的なエピソードを語ってくれました。

仮面ライダーナックル／ザック役の松田さん

仮面ライダーバロン／駆紋戒斗役の小林さん

ペコ役の百瀬朔さん

盛り上がるイベントの終盤は、10月19日に28歳の誕生日を迎える青木さんへバースデーサプライズが飛び出し、松田さんから花束を贈られた青木さんは「今、久保田悠来さんからちっちゃい声で『泣け！泣け！』って言われました(笑)。たくさんの方々の目の前でお祝いしてもらえるなんて、改めて鎧武メンバーを好きになってしまいました。本当に嬉しいです！」と感謝の言葉を述べますが、久保田さん＆波岡さんから「ちょっと祝うのが早くない？じゃ僕たちも祝ってくださいよ！」とクレームをつける場面も。ちなみに久保田さんが6月生まれ、波岡さんは8月生まれで、これには会場中が爆笑でした。