2015-10-2

脚本家・マキノノゾミさんが主宰する劇団M.O.P.で2001年に初演が上演され、2002年にはTOKIOの城島茂さん、山口達也さんによってドラマ化もされた人気作『黒いハンカチーフ』が、新たなキャスト、そして演出に河原雅彦さんを迎えて約10年ぶりに復活上演！
2015年版として新たによみがえった舞台『黒いハンカチーフ』が、10月1日に東京・新国立劇場中劇場にて公演初日を迎えました。

昭和30年代の新宿を舞台に、殺された娼婦の仇を打つために再集結した伝説の詐欺師集団の活躍を見事に描いた、前代未聞の詐欺師エンターテインメントの今作。二転三転するストーリー、男たちの騙し合いに客席も騙される！？
若手俳優を中心としたキャスティングで数々のイケメン舞台を作りだしてきた制作カンパニー”る・ひまわり”が新たに挑戦する、まさに演劇的な一作となっています。

そんな今作で、主演の重責を担うのは人気・実力ともに若手俳優の中でも指折りの矢崎広さん。今月の10月22日からは話題作『BIOHAZARD THE STAGE』にも主演する活躍ぶりの矢崎さんが、伝説の詐欺師・フジケンの息子であり、自らは医師となった日根(ヒルネ)先生役を白衣姿で熱演！　本作にも刑事の銭田役で出演しているベテラン俳優・三上市朗さんが劇団M.O.P.の初演で演じた役を、普段の矢崎さんよりもぐっと低く渋みの効いた声で演じています。

ほか、事件を巻き起こしたチンピラ・宮下役には浅利陽介さん、検察を名乗る男・神谷役に橋本淳さん、事件を追う刑事のひとり・鬼塚役には松田凌さん、チンピラのひとり・村木役とホテルのボーイ役の2役を演じる桑野晃輔さんと、ベテラン勢の俳優にも引けを取らない実力派の若手俳優もずらりと集結！　特に橋本さんは、様々なシチュエーションで変わる衣装にも注目です。

スマボでは、作品のストーリーとともに初日公演の直前に行われたゲネプロ模様を速報！　矢崎さん、浅利さん、橋本さん、松田さん、桑野さんのステージ画像をお届け。

■ステージ画像

無骨ながらも情に厚い医師・日根(ヒルネ)役の矢崎広さん

稀代の詐欺師を父に持つ日根が仕掛けた、大勝負の結末は！？

日根と同じ街に暮らす、チンピラの宮下を演じる浅利陽介さん

収賄事件を追う検察官として日根たちの前に姿を見せる、神谷役の橋本淳さん

橋本さんはスーツ姿のほか、様々な姿で登場します。

詐欺師・フジケンの真相を追う銭田刑事の部下、鬼塚巡査役の松田凌さん

宮下(浅利さん・左)と鬼塚(松田さん・右)

1幕ではチンピラの村木役、2幕ではホテルのボーイ役で登場する桑野晃輔さん

■『黒いハンカチーフ』ストーリー
昭和32年。「関東菊壱組」の下っ端チンピラ「宮下」が、組から政界へ渡った賄賂の証拠をネタに、大物政治家を強請った。
宮下は、婚約者である娼婦「夢子」を、自らの代理として取引現場に向かわせるが、その途中、夢子は車に引き殺されてしまう。
宮下と娼婦仲間の女達は、殺された夢子の仇を討つ為に、戦前の天才詐欺師「フジケン」を父に持ちながらも詐欺稼業を嫌い、医師になった「日根」に助けを求める。断り切れない日根は、新聞に三行広告を載せる。
「黒いハンカチーフを拾った。落とし主の連絡を乞う」
それはかつて、伝説の詐欺師フジケンが、大きなヤマを仕掛ける時だけ使っていた暗号広告だった。
高度経済成長期の日本を舞台に、世紀の詐欺事件が遂行されようとしていた。

舞台『黒いハンカチーフ』は、10月1日～4日まで東京・初台の新国立劇場中劇場にて上演中です。詳しいチケット情報は、Informationから公式サイトをチェックしてください！

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☆Information

舞台『黒いハンカチーフ』
脚本:マキノノゾミ　演出:河原雅彦
出演:矢崎広、いしのようこ、浅利陽介ほか
10月1日～4日　新国立劇場中劇場
≪公式サイト≫
http://le-himawari.co.jp/galleries/view/00132/00350
≪公式 BLOG≫
http://ameblo.jp/le-fair/