2015-6-29

ニコニコ動画、YouTube等の動画サイトで、関連動画が5,000万回以上視聴されている人気ホラーゲーム『青鬼』の劇場版第2弾『青鬼 ver.2.0』が、いよいよ7月4日より全国公開！

ゲームの世界とリンクした洋館に閉じ込められた中川大志さん演じる主人公のひろしたちが、謎の怪物“青鬼”や青鬼の亜種“フワッティー”の攻撃をかわしながら、脱出を試みるホラーサスペンス。

スマートボーイズでは、今作が映画初主演となる中川大志さん。ひろしの相棒・卓郎役の松島庄汰さんにそれぞれインタビュー！！

6日連続配信のPART①～③に松島さんが登場！PART②では映画の見どころや撮影エピソードなど語っていただきました。

ホラーが大好き松島さん

――松島さんはアミュメン(※アミューズ所属の俳優)としても、もともと女性に人気がありますからね。ぜひホラーが嫌いな女の子でも見たくなるような、卓郎のカッコいい見せ場を教えてください！

松島　カッコいいっていうか、それを超越するくらい青鬼が怖いので、何とも言えませんが(笑)。僕が演じるキャラクターはいじめっ子の不良で、人にも暴力を振るっちゃうくらい悪い男ですが、作品を通じて成長していく物語でもあるので……。でもこれ以上深く突っ込むとネタバレになっちゃうから…うーん、残念！

――女性がホラー映画を嫌がるのは、血がドバッと出たりするところがあると思うんですが、その点この「青鬼」は、そうではないですよね。

松島　えぇ、アクション要素が強かったりするので、女性でも見られるんじゃないですかね？

――青鬼では松島さん、ブレンとは違って、カッコいいアクションで闘ってますしね！

松島　ブレンはキャラが崩壊しすぎているから(笑)。卓郎とブレンって、雰囲気的には似ていますが…。

――ビジュアルはカッコいいですよね。ブレンは金髪でしたが、この作品では松島さんは赤髪になってます。

松島　青鬼の時だけ赤く染めて、撮影が終わったら即金髪に戻して。もうハゲるんじゃないかと思うくらい髪が痛んじゃいました(笑)。原作のあるストーリーで、ビジュアルにはこだわりました。もともと卓郎は人気のあるキャラクターなので、そこは忠実に似せていきましたし、原作ファンに方たちには気に入っていただけるように出来る限り寄せていった自信はあるので、そこは楽しみにしていてください。

本編では赤髪に染めて大活躍します！

――卓郎は青鬼と闘うわけですが、ひろし(中川大志さん)は闘うキャラじゃない分、前半は卓郎が大活躍ですね。

松島　そうなんですけれど、どちらかといえば、度胸あるのはひろしなんですよね。物事を冷静に見られる人なので、そういう意味では卓郎はまだ人間味があるというか、怖さも感じますし。それでも立ち向かう卓郎の勇気はカッコいいです。
でも実際に青鬼が現れたら、僕は立ち向かわず逃げますね(笑)。あとはひろしと2人で一緒に行動することが多いですが、対照的な2人なので、その掛け合いは面白いかと思います。

――はじめは全く噛み合わない2人が、徐々に歩み寄って同じ目標を達成していこうというのが、映画としてとてもいいシーンです！

松島　ただ、この物語の時間背景的にいうと、“1日”ぐらいなんです。卓郎はもともとワルだったわけだから、1日だけでそこまで成長しないだろうとは思うんです。そこは映画であってもリアルにしたかったので、そこまで変化を見せずに意識して演技をしていました。そしてホラー映画にありがちな《最初はビビッていたのに、時間経過するごとに全く気にしなくなってしまう》という矛盾が起きないように、その点は注意していました。だから卓郎の性格はすぐに成長しないだろうって、そこは丁寧に演じていました。

――その洞察は素晴らしいですね！　今の話を聞いて、改めて卓郎を見たら「なるほど」と思いますね。ところで、今回の映画の共演者は年下ばかりです。今までの松島さんの現場からすると、あまりないと思いますが、何か年長者らしいことはできましたか？

松島　あまりみんなと絡むシーンはなくて、大志とほぼほぼ一緒でしたが、大志が16歳に見えないくらい大人になっていたし、しっかり物事を考えたりする性格なので、俺が引っ張らなくても進んでいく現場だったなって。

勧修寺玲旺さん(右)の初々しい演技にも注目です！

(※PART③に続く)

☆Infomation

映画『青鬼 ver.2.0』
2015年7月4日より全国公開
出演：中川大志平祐奈松島庄汰久松郁実勧修寺玲旺タモト清嵐
監督・VFX：前川英章
脚本：いながわ亜美
制作：デジタル・フロンティア
企画・配給：AMGエンタテインメント
製作：「青鬼 ver.2.0」製作委員会
≪公式サイト≫
http://aooni-movie.com/