城田優、再びトートに!『エリザベート』で井上芳雄と初共演!古川雄大、京本大我も出演

  • 2015-6-13

6月13日に公演初日を迎えるミュージカル『エリザベート』のマスコミ向け囲み会見が6月9日に東京・帝国劇場で行われ、エリザベート役の花總まりさんと蘭乃はなさん、トート役の城田優さんと井上芳雄さん、ルキーニ役の山崎育三郎さんと尾上松也さんが取材陣を前に意気込みを語りました。

(写真左より)山崎育三郎さん、井上芳雄さん、蘭乃はなさん、花總まりさん、城田優さん、尾上松也さん

(写真左より)山崎育三郎さん、井上芳雄さん、蘭乃はなさん、花總まりさん、城田優さん、尾上松也さん

19世紀末のウィーン。若き皇帝フランツ・ヨーゼフが妻に選んだのは、自由な心と魂を持つシシィ(=エリザベート)だった。一目で惹かれ合い、固い絆で結ばれたかに見えた2人だったが、その愛はハプスブルク王朝の破滅への序章であった。
自由を愛する彼女にとって、宮廷での暮らしは苦痛以外の何ものでもない。ある日、自分の美貌が武器になることに気付いたエリザベートは、自らを完璧に磨きあげ、ハプスブルク帝国の皇后として栄華を極めていくが、彼女のまわりには、夫の不義、国民の誹謗中傷、愛する皇太子・ルドルフの死と、常に不幸の影がつきまとう。
そんなエリザベートを、黄泉の帝王“トート=死”は密かに愛し続け、彼女もまたその愛を意識するようになっていた。しかし、その禁じられた愛を受け入れることは、自らの死を意味することもエリザベートは知っていた。
滅亡への帳が降りる帝国と共に、エリザベートの“運命の日”は迫っていた……。

作詞:ミヒャエル・クンツェ、作曲:シルヴェスター・リーヴァイのゴールデンコンビにより1992年にウィーンで生まれた本作は、1996年に宝塚歌劇団で日本初演を迎え、2000年より東宝版の上演がスタート。東宝版初演から15年目を迎えた今回は、キャスト・演出・舞台美術・衣裳を一新するなど、新しい『エリザベート』へと生まれ変わります。

5年ぶりにトートを演じる城田優さんは、「高校の先輩であり親友の尾上松也と、何度も共演している育三郎が居てくれることは非常に心強いです。そして、なかなか共演できなかったミュージカル界のプリンス・井上芳雄さんと、トート役で一緒に切磋琢磨し合えることも非常にうれしく思います」と、感慨深げな様子。

黄泉の帝王・トート(Wキャスト)役の城田優さん

黄泉の帝王・トート(Wキャスト)役の城田優さん

Wキャストでトートを演じる井上芳雄さんは、「15年前にルドルフ役でデビューさせてもらった『エリザベート』にトート役で帰ってこられて、とても嬉しく思っています。キャストも一新して「僕らの『エリザベート』を作ろう!」と、意気込んで稽古してまいりました。それを皆さんに観ていただけるのを楽しみにしています」と、熱いコメント。

黄泉の帝王・トート(Wキャスト)役の井上芳雄さん

黄泉の帝王・トート(Wキャスト)役の井上芳雄さん

ルキーニ役の山崎育三郎さんは、「僕らの世代で新たな伝説を作りたいと思っています。2015年、最もチケットが取れないミュージカルを目指します! お楽しみに‼」と意気込みを語りました。

ルイジ・ルキーニ(Wキャスト)役の山崎育三郎さん

ルイジ・ルキーニ(Wキャスト)役の山崎育三郎さん

城田さんとは親友であり、高校の先輩後輩でもあるというルキーニ役(Wキャスト)の尾上松也さんは、「ミュージカルに出演するときは必ず優に電話をして、「こういう話があるんだけど、どう?」って相談しています。『ロミオ&ジュリエット』の時もそうでしたし、今回も「優がやるなら!」という気持ちで出演を決めました」と、親友との共演を心から喜んでいる様子でした。

ルイジ・ルキーニ(Wキャスト)役の尾上松也さん

ルイジ・ルキーニ(Wキャスト)役の尾上松也さん

稽古中のエピソードに話が及ぶと、キャスト仲間とともに筋トレを行う“筋肉部”を結成、その部長としてキャスト陣を引っ張ってきた城田優さんから、「松也は、『今日筋肉部やる?』って聞くと『ちょっと用事がある』って断るのに、『ご飯行く?』って誘うと『行こう、行こう!』って……」とダメ出しが。
サボり癖の暴露に「気持ちは参加したいけど、“たまたま”予定が入っちゃうんだよね」と、タジタジの尾上さんでした。

また、井上芳雄さんと山崎育三郎さんは、浦井健治さんも加えた3人組の音楽ユニット“StarS(スターズ)”として活動を共にしているものの、意外にも舞台ではこれが初共演。
「少しでも育くんとの“絡み”を増やしたいと思って、稽古で台本にはないトートとルキーニのキスシーンを勝手に入れたら、演出の小池先生に『そんなのはいらない。キスしたらルキーニ死んじゃうから」と即却下されました』と語る井上さんでしたが、尾上さんから「ちなみに、キスされたのは育三郎さんじゃなくて僕でした。ビックリした!」と突っ込まれると「いや~、気持ちが盛り上がってキスしちゃったんだよね」と苦笑い。
これには、キャストだけでなく取材陣からも笑いが起こっていました。

ミュージカル『エリザベート』は、8月26日まで帝国劇場で上演。その他注目のキャストとして、ルドルフ役に2012年に引き続き古川雄大さんが、京本大我さんとのWキャストで出演。また舞台『戦国BASARA』シリーズの徳川家康役などで人気の広瀬友祐さんが、ハンガリー貴族・シュテファン役で出演。古川さんと広瀬さんは、11月に上演のミュージカル『黒執事』でも共演予定。ともに180cmオーバーで舞台映する若き2人が、歴史ある帝劇のステージでどんな個性を発揮してくれるのか? 期待が高まります。

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☆Information

『エリザベート』
日程:6月13日~8月26日
場所:帝国劇場
脚本/歌詞:ミヒャエル・クンツェ
音楽/編曲:シルヴェスター・リーヴァイ
演出/訳詞:小池修一郎
出演: 花總まり 蘭乃はな/城田優 井上芳雄/田代万里生 佐藤隆紀(LE VELVETS)/古川雄大 京本大我(ジャニーズJr.)/未来優希/剣幸 香寿たつき/山崎育三郎 尾上松也(松竹)/大谷美智浩、角川裕明、広瀬友祐、秋園美緒 ほか
【チケット料金】
料金:S席 13,500円/A席 9,000円/B席 4,000円(消費税込)
【チケット取扱い】
チケットぴあ、e+、ローソンチケット、CNプレイガイド、JTBエンタテインメントチケット(JTB各店店舗販売/S席のみ販売)、帝国劇場(窓口販売/10:00~18:00)
《公式サイト》
http://www.tohostage.com/elisabeth/

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