絶賛公開中!染谷俊之&赤澤燈W主演映画『カニを喰べる。』SP①「俺ら、距離置こうぜ」

  • 2015-3-26

舞台やドラマでの共演作も多数、プライベートでも大の仲良しの染谷俊之さんと赤澤燈さんがW主演をつとめる映画『カニを喰べる。』が、ただいま新宿K’s cinemaにて絶賛公開中!

(写真左より)赤澤燈さん、染谷俊之さん

(写真左より)赤澤燈さん、染谷俊之さん

【ストーリー】
「お金もない、女もいない、夢もなければ希望もない」。そんな鬱屈した万年モラトリアムなダメ男二人が、ふと「カニを食べたい」という思いからポンコツの軽トラで旅に出る。
その道すがら野球部の友達や憧れのマドンナなど色々な“過去”と出会い、自分を見つめなおしていく、せつなくも可笑しい青春ロードムービー。

公開後だから明かせる、撮影中のエピソードや役に対する想い3回に渡りお届けします。そのPart①は――

赤澤燈さん「コンビニは発見できなかったけど、野生動物はいっぱい見ました(笑)」

赤澤燈さん「コンビニは発見できなかったけど、野生動物はいっぱい見ました(笑)」

【タイトルを見て「カニの食べ歩きの映画なのかな?」って思ったら……】

――最初に『カニを喰べる』というタイトルを聞いた時は「さて? どんな映画なんだろう?」と想像がつかなかったのですが、お2人はどうだったのでしょう?

染谷 僕も単純に「カニの食べ歩きの映画なのかな?」って思いました。

赤澤 それはそれで、うれしいお仕事ですけどね(笑)。でも台本を読んだら全然違っていて、ダメな男たちが成長していく青春グラフィティでした。

――実際に撮影が行われたのは、いつ頃だったんですか?

赤澤 去年の6月ぐらいです。撮影期間は一週間だったかな?

染谷 もっと短かったんじゃない? 5日間ぐらいじゃなかった?

――え? そんな短期間で?

赤澤 はい。栃木県の山奥で主に撮影をしました。ちなみに最後の海のシーンは茨城県の大洗海岸です。

染谷 結局、富山には行かずじまいでしたね(笑)。一番近いコンビニまで片道車で30分っていう山奥での撮影だったので、コンビニのありがたさが身に染みました(笑)。

赤澤 コンビニはなかなか見つからなかったけど、野生動物はいっぱい見たよね(笑)。道路にシカが歩いていたり、サルもいたし。寝ている時に蛾が落ちてきても、平気で振り払えるようになったし、僕らこの映画の撮影でひと回りたくましくなったと思います。

――確かに、虫がいっぱい出てきそうな廃校でも撮影していましたね。

染谷 ちょっと怖かったね。

赤澤 うん、ちょっとね。廃校、初めて行ったんですよ。昼は平気だったけど、夜になると本当に不気味でした。

――そんな不気味な場所で、高校時代の初恋の女性“金子真沙美”に瓜二つな女の子“今井町知子”と出会うんですよね。2役を演じた東亜優さんは、お二人とは初共演ですが、いかがでした?

赤澤 最初のうちは、亜優ちゃんは僕らを見て「仲が良すぎて2人の間に入って行けない」って思っていたみたい。なので「俺ら、ちょっと距離置こうぜ」ってなったんですけど、結局そんなこともなく(苦笑)。でも、最後の方は普通に馴染んでたよね?

染谷 うん。仲良くなれたと思います。

――物語は、彼女の登場で大きく動き始めます。特に印象的だったのが、赤澤さん演じる青島とのカーテンのシーン。あれは非常にドキドキしました。

赤澤 僕もドキドキしました! でもあのシーン、やっぱり男としてはドキドキを悟られたくないから隠すじゃないですか。僕も平常心を保つように必死でした(笑)。また亜優ちゃんが淡々としてるというか、飄々としてるというか……。

染谷 不思議ちゃんだったよね。

染谷俊之さん「タイトルを聞いてカニの食べ歩きの映画なのかなって思いました」

染谷俊之さん「タイトルを聞いてカニの食べ歩きの映画なのかなって思いました」

―― え? 染谷さんから見て不思議ちゃん?

染谷 はい。すごい不思議ちゃんでしたね!

赤澤 彼女は全然ドキドキしている様子じゃなかったので、「俺も別にドキドキしていないから」って感じの芝居をドキドキしながらやっていました(笑)。緊張していたから細かい事は覚えていないんですけど、完成した映像を観た時に「あぁ、こんな素敵な感じに撮ってもらえたんだ」って照れ臭かったですね。
けっこう長いワンカットの撮影だったんですけど、監督は「自分の中から自然と気持ちが沸き上がって来るまで、次のセリフに行かなくていいから」って、時間をかけてじっくり撮ってくれました。

――染谷さんは、あのシーンを観て「ちょっとうらやましいな」とか思いました?

染谷 いえ、別に。

赤澤 なんで?

染谷 僕、戦隊に例えるならブルーが好きなんですよ。二番手のポジションが好きなので、友達の恋を応援する側にいたいんです。

赤澤 でもさ、青島は“いくじなし”だから、動けなかったけど、実際にあんなことを女の子にやられたら、「マジかよ!」って感じですごいドキドキしちゃうよ?

染谷 ……あー、そうか。そうだよね。想像したらドキドキして来た!(笑)

――アハハ! カーテンシーン、ぜひ注目して欲しいですね。

(※Part②に続く)

新宿K’s cinemaでの公開は4月3日まで。連日13:00から上映中。

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☆Information

映画『カニを喰べる。』
3月21日より新宿 K’s cinemaにて公開
監督・脚本:毛利安孝
出演:染谷俊之 赤澤燈
東亜優 水澤紳吾 中里ひろみ 谷口千明
配給・宣伝:ユナイテッドエンタテインメント
≪公式サイト≫
http://www.kani-movie.com/
(c)2015「カニを喰べる。」製作委員会

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