舞台『Being at home with Claude ~クロードと一緒に~』松田凌×山口大地×唐橋充SP①

  • 2015-2-14

昨年5月の日本初演で話題を呼んだ舞台『Being at home with Claude ~クロードと一緒に~』が、4月17から23日の東京・シアタートラムにて早くも再演決定!
新たにキャスティングされた「彼」役の松田凌さん、「刑事」役と「速記者」役をスウィッチキャストで演じる山口大地さん、唐橋充さんの3人に、3回に渡り直撃インタビュー!
そのPart①では、それぞれこれまでになかった作風、役柄に挑む今の心境を語ってもらいます。

3人の濃密な舞台がはじまる!

3人の濃密な舞台がはじまる!

《初演解説》
2014年5月に、カナダの劇作家ルネ=ダニエル・デュボワが30年前に手掛けた戯曲「Being at home with Claude ~クロードと一緒に~」が、東京・青山円形劇場にて上演された。
“相馬圭祐×伊藤陽佑”、“稲葉友×伊達暁”の組みあわせによるダブルキャストで日本初上演された本作は、衝撃的な内容と演出、役者たちの圧倒的な熱量が大反響を呼んだ。特にラスト30分に渡る独白は、演者も観客も呼吸すら許されない緊迫感に包まれ、演劇史に残るような感動を生んだ……。

松田凌さん

松田凌さん

――本日(1月中旬)の取材が3人の初顔合わせと聞いていますが、スマボの前に1本取材されているということで、すでに皆さん和気あいあいとした感じですね?

唐橋 そうですね。ようやくちょっと落ち着いてきたところです(笑)。

――3人の中で、完全に「はじめまして」なのは?

唐橋 僕と、山口さんだけですね。

松田 僕は2人とは共演しています。(注:唐橋さんとは「極上文學Ⅱ『銀河鉄道の夜』」(2012年)、山口さんとは『美女と魔物のバッティングセンター』(2014年)で共演)

山口大地さん

山口大地さん

――昨年の青山円形劇場でこの作品(相馬圭祐さん&伊藤陽佑さんバージョン)を観ました。すごいとしか言いようのない舞台でした。なので、いま皆さんを尊敬します! あの作品に出るんだ……って。

唐橋充 まったく……なんで大人は、僕らを脅かすのだろう!(笑)

松田凌 いきなりプレッシャーを与えてきますね!(笑)

――いえ本当に、内容もディープですけど、あんな緊張感にあふれかえる作品だと知ってて出ようって言うんですから……すごいですよ。

松田 前作を観た皆さんはとにかく「すごい!すごい!」っておっしゃってて、「素敵な作品だったんだろうな」と思っています。なので、僕なりに覚悟と責任と、恐怖心を持って飛び込んでいます。……ただ、どうなるか分からないけど(笑)。

唐橋 そうそう、さっきの取材でいいこと言ってたんですよ。もう一回言って!(笑)

松田 マネージャーさんに「できるか分からないです」って強がらずに、正直に言いました。ここまでの恐怖心を感じる作品は今まで出会ったことがなかったので。正直に。

唐橋 ね! この脚本(ホン)をして「できます!」なんて言う役者を僕は信用できませんからね! いいこと言う!

唐橋充さん

唐橋充さん

――アハハハ!すっかり打ち解けた感じですね(笑)。では、唐橋さんがこの作品への出演を決めた理由は? 同じ作品の中で二役を2人がスウィッチするって、これもすごいですよ。2役分のセリフ量だと、もしかしたら「彼」より多いかもしれませんよ?

唐橋 僕は「最悪、(ダメだったら)途中から変えるから」って言われたので、「じゃあいいっすよ」って(笑)。「刑事」だったのが、暗転一つパンって入ったら「速記者」に変われるかな?って(笑)。

山口大地 え?そんなのあるんですか!?

唐橋 ないか? 困るなー。

松田・山口 爆笑

唐橋 まあ、冗談として(笑)。僕が受けた理由を短く言うと、10なん年くらい前、長セリフを覚えられなかったの。実際は1分、2分くらい、体感では30分くらい、舞台に間をあけちゃったことがあって。台本でいえば5ページくらいなんだけど、その中には他の役者や音響、照明とか全部のきっかけが入ってたから、僕がそのセリフを言わなければ進まないっていう。
それを新人時代に経験してて、その時のことをいまだに夢に見るわけですよ。脂汗かいて。
あの時見た景色を、どうにか払しょくしたいって思っていたんですよ。ようやく今回、いい企画をいただけた! これがダメだったらやめようかと?(笑)

――全然短くない理由をありがとうございます(笑)。でも、実はすごい覚悟で受けたんですね。

唐橋 だから、実は松田さんくらいの気持ちなんです。いやほんとヤだわー。逃げたい(笑)。

松田 それ……僕、めっちゃわかります! この間、「彼」としてキービジュアルの撮影した時に、初めて気持ち悪くなっちゃって…。

山口 ここから大変なことが始まるって感じで?

松田 うーん、っていうか撮影前に、「彼」の説明を受けている時に役へのプレッシャーなのか、ちょっと気持ち悪くなっちゃって。僕、まだ「彼」の感覚がないんですよね。いままでの自分になかった感覚なんです。
役の背景……男娼についてとかの理解はしました。そして、キービジュアル撮影でそういう環境下に置かれたときに、拒否反応を起こしてしまって!……もう嗚咽が止まらないんですよ。

――そこで初めて「彼」に触れはじめたんですね?

松田 まだ、時期的に触れたいと思っていなかったのに(笑)。いざその環境に飛び込んでみると、片足突っ込んだだけで、吐きそうになっちゃった。一度ケガしたら、次のケガが怖くなっちゃうって言うじゃないですか、トラウマで。それと同じような状況。一度少し触れてみて、それですげえヤケドしちゃったんで。「次もヤケドするんじゃないか?」「うわーこえー!」って感じです。

山口 稽古場で、何回吐くかね(笑)。

松田 どうします?僕がそのへんの土とか食べだしたら。

山口 そしたらキャスト変えるでしょう!(笑)

全員 爆笑

唐橋 それ、潔いな!!

松田 僕が、ご飯だと思って土を食べてたら、大地くんが皆に「これ、もういよいよですね……変えますか?」って(笑)。

山口 「時がきた!」って(笑)。

――アハハ! ではその時に山口さんは、全部「彼」のセリフを入れといて、スウィッチ?

唐橋 (山口さんに向かって)なんで!? 「彼」に変わるの??

松田 大地くん、「彼」のセリフは覚えてるのに「刑事」のセリフは覚えてない、みたいな?(笑)

全員 爆笑

松田 結局、シングルキャストになっちゃう(笑)。

――そうならないことを願います!(笑) でも間違いなく、この作品が終わった後には皆さんの中で何か変わるでしょうね。

唐橋 (公演が)終わったら松田さん、でっかくなってるだろうなぁ。他の若い子に「お前、アレやれる?」って、心の中で思うと思うよ(笑)。

松田 景色が変わると思うな。

山口 確実に変わりますよね。役者って、毎回仕事が終わるたびに、失業じゃないですけど、転職しているようなものじゃないですか。その中で1段づつ、上に上がっていくっていう感じ? それが僕に与えられてる試練だと思うんですよ。
ただ今回は1段じゃない。10段くらいの階段を「え? 片足で上がれないじゃん!?」っていうくらい、特別。
そして周りの人たちが、僕にできるって思ってくれたことがありがたいです。(マネージャーが)近くにいるからあまり言いたくないですけど(笑)。

(Part②に続く)

※公演は、4月17日(金)から23日(木)まで東京・シアタートラムにて上演されます。一般チケット発売は、2月14日10時~。

≪ストーリー≫
1967年 カナダ・モントリオール。裁判長の執務室。
殺人事件の自首をしてきた「彼」は、苛立ちながら刑事の質問に、面倒くさそうに答えている。男娼を生業としている少年=「彼」に対し、明らかに軽蔑した態度で取り調べを行う刑事。部屋の外には大勢のマスコミ。
被害者は、少年と肉体関係があった大学生。
インテリと思われる被害者が、なぜ、こんな安っぽい男娼を家に出入りさせていたか判らない、などと口汚く罵る刑事は、取り調べ時間の長さに対して、十分な調書を作れていない状況に苛立ちを隠せずにいる。
殺害後の足取りの確認に始まり、どのように二人が出会ったか、どのように被害者の部屋を訪れていたのか、不貞腐れた言動でいながらも包み隠さず告白していた「彼」が、言葉を濁すのが、殺害の動機。
順調だったという二人の関係を、なぜ「彼」は殺害という形でENDにしたのか。
密室を舞台に、「彼」と刑事の濃厚な会話から紡ぎ出される「真実」とは。

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☆Information

舞台『Being at home with Claude~クロードと一緒に~』
作:ルネ=ダニエル・デュボワ
翻訳:イザベル・ビロドー/三宅 優
上演台本・演出:古川 貴義
◇出演
「彼」:松田凌
刑事/速記者:山口大地/唐橋充
警護官:鈴木ハルニ
◇2015年4月17日(金)~23日(木) シアタートラム
4月17日(金) 19:00【Cyan】
4月18日(土) 13:30【Blanc】/18:00【Cyan】
4月19日(日) 13:30【Cyan】/18:00【Blanc】
4月20日(月) 19:00【Cyan】
4月21日(火) 19:00【Blanc】
4月22日(水) 13:30【Blanc】/19:00【Cyan】
4月23日(木) 13:30【Blanc】
Cyan(青) 刑事:山口大地 速記者:唐橋充
Blanc(白) 刑事:唐橋充 速記者:山口大地
・受付は開演の60分前、開場は開演の30分前です。
・開演時間を過ぎますと、指定のお席にご案内できない場合がございますのでご注意ください。
※R-15と同程度のセクシュアルな表現があるため、15歳未満の入場をお断りします。
◇チケット料金(税込)
一般:6,300円
学生:3,900円(CoRichのみにて取扱い。各回枚数限定:劇場最後列のトラムシート)
※Deux 割引 1,000 円(両バージョンご覧の方に限り、2回目の終演後に劇場でキャッシュバック)
一般チケット発売:2月14日10時~
◇チケット販売
●CoRich(こりっち)
●チケットぴあ
●ローソンチケット
●e+(イープラス)
●世田谷パブリックシアターチケットセンター
TEL 03-5432-1515 (10時~19時)
◇お問い合わせ
Withclaude1967@gmail.com
TEL 080-7724-5674 (10時~20時)
《公式サイト》
http://www.zuu24.com/withclaude2015/
《公式twitterアカウント》
@withClaude

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