加藤和樹「カレーが食べたくなる作品に」マサラ・ミュージカル『ボンベイドリームス』が開幕!

  • 2015-2-2

ミュージカル界の巨匠、アンドリュー・ロイド=ウェバー氏のプロデュースにより、2002年にウエストエンド、その後ブロードウェイでも上演されたマサラ・ミュージカル『ボンベイドリームス』が日本初上陸! 東京国際フォーラム ホールCにて、1月31日より開幕しました。

本作の舞台となるのは”ボリウッド”と呼ばれるインドの映画界。映画スターを夢見るスラム街の青年アカーシュが、才能を開花させボリウッドスターの座を射止めるが、絢爛豪華な夢の世界で、得るもの、失うもの、変わるもの、変わらないものを描きだすストーリーとなっています。

公演前日に行われたゲネプロには大勢のマスコミが駆けつけ、ゲネプロ前に行われた囲み会見には主演の浦井健治さん、すみれさん、加藤和樹さん、朝海ひかるさん、川久保拓司さんがきらびやかな衣装姿で登場。各自意気込みを語りました。

(写真左より)加藤和樹さん、すみれさん、浦井健治さん、朝海ひかるさん、川久保拓司さん

(写真左より)加藤和樹さん、すみれさん、浦井健治さん、朝海ひかるさん、川久保拓司さん

浦井「このカンパニーならではの『ボンベイドリームス』に仕上がっていると思いますので、お客さんもノリノリになって、楽しい気分で帰っていただけると思います」

すみれ「マサラ・ミュージカルと聞いて、すごく不思議な感じなのかと思ったら、意外と共感できるところがいっぱいあったり、ストーリーの中で”ほっこり”する場面もいっぱいあるんですね。ダンスや歌も、”ボリウッド”の世界に入る込める感じの、すごく楽しめるものになっていると思うので、皆さまとシェアしたいと思います」

加藤「いよいよ初日ということで、真冬の寒さを吹き飛ばすような初日を迎えられたらいいな、と思っています」

朝海「どの音楽を聴いてもノリノリになっちゃうような、そしてバラードはとってもせつないステキなメロディーで、本当にステキな音楽とお話です。ダンスも、今のニュアンスの振りとインドの音楽がミックスされたような、観ていてとても奥深いシーンになっていると思います」

川久保「とにかく、きらびやキャ……(まわりから「噛んだ、噛んだ」とツッコミが)…きらびやかで(笑)、豪華で、派手で、”うわっ!”と楽しんでもらえると思うので、観に来た皆さんにもこの作品の世界に”うわっ!”と入り込んでいただけるとうれしいです。
約3時間の舞台ですが、次から次へいろんなことが起きたり、いろんなダンスがあるので、「え? もう終わっちゃったの?」っていう感じになると思います」

大勢の取材陣に囲まれ、質問責めに(笑)

大勢の取材陣に囲まれ、質問責めに(笑)

また”マサラ・ミュージカル”という、日本ではまだ聞きなれないジャンルについて質問された加藤さんは、「(演出の)荻田さんいわく、我々はインド人ではないので、”日本風のカレー”を召し上がっていただくつもりで……とおっしゃっていたので、僕らはその意思を汲んで稽古を重ねて来ました。でもセットや、衣装、踊り、楽曲含め、どこかインドを思わせるようなものが漂っているので、観劇の帰りに「カレー食べたいな」と思うかもしれませんね(笑)」と説明し、取材陣の笑いを誘っていました。

上演中は、ほぼステージに立ちっぱなしという浦井さんは、「体力的には大変ですけど、なるべくお肉を食べようとしてます。今回、みんな踊ってますよ! 和樹くんも、めっちゃ踊っていますから!」と、加藤さんの方をチラ見。

突然話を振られた加藤さんは、「基本、弁護士役なので、そんなに踊らないです(苦笑)。どちらかというと、僕は歌の方が大変ですね。インド独特のちょっと民謡っぽいナンバーが2曲あるので、それは聴きどころかなと思います」と、自身が演じる役の見どころをアピールしていました。

会見の最後には、キャストを代表して、主演の浦井さんからメッセージ。

浦井「荻田さんの演出で、格差社会やいわゆる差別もちょっとだけ脚色されています。そういったところで、”人間の変わるもの、変わらないものって何だろう?”というような、一筋の光みたいなメッセージが込められています。
年末年始、このメンバーで稽古をしてきました。とにかく笑いが絶えない現場です。その現場の雰囲気でお客様を包み込んで、会場が一緒にノリノリになっていけたらと思っていますので、ぜひ劇場に足をお運びください。お待ちしています!」

ミュージカル『ボンベイドリームス』は、東京公演が1月31日~2月8日まで東京国際フォーラム Cホールにて上演。
大阪公演は2月14日・15日に梅田芸術劇場にて上演されます。

☆Information

ミュージカル『ボンベイ・ドリームス』
作曲:A.R.ラフマーン
作詞:ドン・ブラック
脚本:ミーラ・サイアル
原案:シェーカル・カプール&アンドリュー・ロイド=ウェバー
演出・訳詞:荻田浩一
音楽監督:玉麻尚一
振付:原田 薫・梅棒
出演:浦井健治/すみれ 加藤和樹/朝海ひかる
久野綾希子 安崎 求 阿部 裕 川久保拓司 ひのあらた 小松拓也 五大輝一
高谷あゆみ 原田 薫 高田亜矢子 碓井菜央 唐澤裕香 中川和泉
伊藤今人(梅棒) 梅澤裕介(梅棒) 鶴野輝一(梅棒) 塩野拓矢(梅棒) 櫻井竜彦(梅棒) 楢木和也(梅棒) ほか
【東京公演】
日程:2015年1月31日(土)~2月8日(日)
場所:東京国際フォーラム ホールC
【大阪公演】
日程2015年2月14日(土)~2月15日(日)
場所:梅田芸術劇場メインホール
【チケット】
料金:S席 12,000円/A席 9,000円/B席 5,000円(全席指定・税込)
取扱い:梅田芸術劇場オンラインチケット、梅田芸術劇場チケットカウンター、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、CNプレイガイド
《公式サイト》
http://www.umegei.com/bombaydreams/

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