鈴木勝吾座長の力量はいかに!? ミュージカル『薄桜鬼』風間千景 篇DVD発売イベントが開催

  • 2015-1-10

2014年11月15日に東京都内にて、風間千景役・鈴木勝吾さん、藤堂平助役・池田純矢さん、原田左之助役・五十嵐麻朝さん、永倉新八役・宮﨑秋人 さん、山崎烝役・高崎翔太さん、天霧九寿役・郷本直也さん、不知火匡役・柏木佑介さんを迎えて、ミュージカル『薄桜鬼』風間千景 篇DVD発売イベントが開催されました。

1/10からの「藤堂平助 篇」では池田純矢さんと鈴木勝吾さん(中央二人)が激突!

1/10からの「藤堂平助 篇」では池田純矢さんと鈴木勝吾さん(中央二人)が激突!

弾丸ジャッキーのオラキオさんが司会を担当することに、まず会場のみなさんがビックリ。
前説が終わると、出演キャストのみなさんがすぐに登場。ひとりずつ挨拶をしている中で、緊張気味のお客さんを池田さんがバク宙を決め盛り上げてくれました。

今回は「風間千景 篇」を振り返ってのトークイベント。
まずは座長の鈴木さんから「自分自身初めての座長公演というのもありましたけど、本当にカンパニーのみんなの顔の表情をよく覚えていましたね。スタッフさんも含めてですけど、本当に毎日みんなと一緒に舞台に立てることが楽しかったですね。いろいろお仕事させてもらっていますが、本当にありがとうございます! という気持ちに一番させてくれた舞台でした」と、とても感慨深く、言葉を大切に選んで話していました。

また、今回の「風間千景 篇」で初めて地方公演をした話になると、新幹線の中で初めて座席を向い合せにしたり、トランプをしたりとまるで修学旅行の様だったと、池田さんが楽しそうに話してくれました。

続いて「同じカンパニーですが、座長が変わると違う感じになるんですか?」という問いに、鈴木さんは「ものすごく緊張やプレッシャーがあって、結構年下が多いカンパニーなんですけど、座長って何やったらいいの? ってずっと聞いてた気がしますね」と苦労話も。
鈴木さんの座長っぷりを聞かれた池田さんは「やっぱりすごいですよ。辛いところとか見せないんです。それは稽古中でもそうですし、本番中も舞台袖にはけても風間になりきっていて息を乱さないんですよ」と驚きのエピソードを披露。
すると鈴木さんは「息を切らさないようにしているんですけど、その代わり鼻息だけフーフーすごかったですよ(笑)」と、驚かせつつも会場を笑わせてくれました。

柏木さんは「僕も初演から勝吾くんと一緒に鬼を演じていて、鬼はどういう風に新選組の前に立てばいいだろう? って一生懸命研究してきて、今回は風間千景にスポットが当たってた作品なので、支えなきゃなって思ったんです。けれど、支えようとか思わなくても、勝吾くんが背中で引っ張ってくれてる印象がすごくありました」と絶賛。

また池田さんが「(座長によってカンパニーは)変わるよね」と話すと、「それこそ(シリーズ第1弾の)「斎藤 一 篇」なんかは、みんなで支えなきゃって思いましたね」と宮﨑さん。
「斎藤 一 篇」で斎藤 一役を演じた松田凌さんは、初舞台にして初座長という大役だったのです。池田さんは「どうにか松田さんを精進させなければ!」と思っていたと、当時を振り返ってくれました。

さて「今回初めて参加されたみなさんは、鈴木座長はどうでしたか?」と質問が飛ぶと、すかさず郷本さんは「僕の中では、三代目・天霧九寿襲名披露公演だと思っていたんですよ!」と冗談を飛ばし、場内は爆笑。
実際は郷本さん、「初参加で僕、本当に緊張して、本当は猫をかぶっていました!(笑)」とのこと。ただ本番を迎えた頃には、鈴木さんの座長としての居住まいに胸を打たれ、「ちゃんと支えてやらなきゃと思えたことはいい経験だった」と語り、場内のファンをうなずかせていました。

五十嵐さんは、最初は自分自身の事に必死で、鈴木座長のことまで意識できなかったそう。しかし、本番前の通し稽古を見てすごくがんばっている姿を見て、やっと「この人、座長なんだ」と意識したとのこと。そして最後には鈴木座長に助けてもらうことも多く、支えてもらったと感慨深げでした。

高崎さんは、稽古中に殺陣で絡むシーンなどで動きを曖昧にしてしまう部分があると、鈴木さんの方から「合わせてみようよ」と声をかけてくれたそう。実は高崎さんと鈴木さんは同い年。カンパニーでは珍しいようで、高崎さん曰く「稽古では同じ年と思えないくらいシッカリしてるのに、飲みに行くと同じ年と思えないくらいフニャフニャしてる」と裏話を暴露され、先ほどまで絶賛され続けてきた座長も形無し。会場も大爆笑となりました。
追い打ちをかけるように宮﨑さんが、鈴木さんがゲネプロの時に舞台袖で泣いていたことを暴露。司会からも「特典映像でも、しょっちゅう泣かれてましたよね?」とツッコミを入れられ、鈴木座長テーマのトークは大盛り上がりで終了しました。

薄桜鬼

「DVDならではの見どころ」というテーマでは、高崎さんは「たとえば客席に後ろ姿を見せている顔の表情だったり、DVDならではの角度からっていうのも見てほしいです」と語り、宮﨑さんは「目を見てほしい」とコメント。その理由を「それぞれの信念をちゃんと背負った時代の人たちの役を、本気で演じているのが伝わると思うから」と熱弁してくれました。
五十嵐さんは終始”腹芸”の話で、「すべった!やった!って思う瞬間がある」と、どうやらすべり芸に目覚めてしまった模様で、客席を笑わせてくれました。

そんな中、「今回シアター1010で上演したんですが、今までの劇場より舞台袖とか後ろがめっちゃ見えるんですよ。DVDだと、袖奥や中からの芝居しながら出てくるところが見られると思うんで、そこをじっくり見てほしいですね」と、最後は池田さんがビシッと決めてくれました。

「特典映像について」というテーマでは、宮﨑さんが「バックステージでは僕等にしか見られないものを、お客様に見せることになるんですけど、改めて思ったのが、本当にみんな格好いいなって。ステージ上にいる時よりも真剣な顔をしてるんですよ」と語ってくれました。また、三馬鹿の気合入れを実演してくれたりと、記事にしきれないほどの裏話を、たくさんしてくれました。
 
お客さんからの質問タイムでは、「新選組のみなさんが倒れた後、風間が戻っていく時に階段で隠れているのは誰の案なんですか?」というマニアックな質問には、池田さんが「僕です!」と満面の笑顔で答えれば、鈴木さんが「純矢君しかいないですよ!」とツッコんで笑いを誘います。
次は「舞台の上からでも客席の顔って見えるんですか?」という質問。池田さん曰く、最後の「ヤイサ!」でライトがバンと点くところで一気に客席が見えるそう。基本的に公演中は客席の照明が落ちている時は真っ暗な状態だけど、「ヤイサ」の時や、カーテンコールの時など、客席にもライトが点いているとよく見えるそう。
お客さんと一体になってトークは弾み、カンパニーがファンをとても大切にしているのが伝わってくるイベントとなりました。
最後に永倉と藤堂の漫才の話へ。ネタ合わせに1週間みっちりと練習しているというから驚きです。

イベントは一人ずつの挨拶と次回公演、「藤堂平助 篇」への意気込みを語り、大盛況のうちに終了しました。まだまだ続くミュージカル『薄桜鬼』シリーズ。「風間千景 篇」DVDを見て予習をして、2015年1月から始まる「藤堂平助 篇」を楽しんでください。

■高崎翔太・郷本直也 出演動画はこの↓■

☆Infomation

■DVD情報
ミュージカル『薄桜鬼』風間千景 篇(発売中)
品番:MJBD-72093/ディスク2枚組/DISC1(本編)151分、DISC2(特典)109分
価格:¥8,800+税
発売元:マーベラス/販売元:アニメイト
■公演情報
ミュージカル『薄桜鬼』藤堂平助 篇
京都公演:2015年1月10日(土)~1月12日(月)
10日(土)18:00
11日(日)12:00 / 17:00
12日(月)12:00 / 17:00
東京公演:2015年1月17日(土)~1月25日(月)
17日(土)19:00
18日(日)12:00 / 17:00
19日(月)19:00
20日(火)19:00
21日(水)14:00 / 19:00
23日(金)14:00 / 19:00
24日(土)12:00 / 17:00
25日(日)12:00 / 17:00
《会場》
京都公演:京都劇場(JR京都駅中央改札口からすぐ)
東京公演:六本木ブルーシアター(地下鉄麻布十番駅より徒歩7分)
原作:オトメイト (アイディアファクトリー・デザインファクトリー)
脚本・演出・作詞:毛利亘宏
音楽:佐橋俊彦
《出演》
藤堂平助:池田純矢、雪村千鶴:田上真里奈/土方歳三:井澤勇貴、沖田総司:廣瀬大介、斎藤 一:橋本祥平、原田左之助:五十嵐麻朝、永倉新八:宮﨑秋人、近藤勇:井俣太良(少年社中)、山南敬助:味方良介、山崎烝:高崎翔太/天霧九寿:郷本直也、不知火匡:柏木佑介、雪村綱道:江戸川萬時、千姫:柳田衣里佳/風間千景:鈴木勝吾
ほか
《チケット情報》
指定席:6,700円(税込)
(C)アイディアファクトリー・デザインファクトリー/ミュージカル『薄桜鬼』製作委員会
《公式サイト》
http://www.marv.jp/special/m-hakuoki/

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