2014-11-17

12月3日から東京公演、12月27日から大阪公演を迎える極上文學第7弾『走れメロス』出演キャストの顔合わせが11月11日に行われ、メロス役の大河元気さん、宮﨑秋人さん、妹役の西村ミツアキさん、佐藤永典さん、椎名鯛造さんらが意気込みを語りました。

(前列左より)椎名鯛造、佐藤永典、大河元気、宮﨑秋人、西村ミツアキ
(後列左より)ポ西・ティリティリ(具現師)、赤眞秀輝(具現師)、天羽尚吾、鈴木裕斗、橋本啓一(奏で師)、神田友博(具現師)

誰もが知る文学作品を、複数キャスト(＝読み師)によるマルチキャスティングや、”具現師””奏で師”により立体的に表現する新感覚朗読劇”極上文學”シリーズも回を重ね、今年12月に上演される『走れメロス』で第7弾を迎えます。

今回、主人公のメロスを演じる大河元気さんは、「『走れメロス』は小学校の学芸会で初めて主役をやった作品なので、15年ぶりにまたメロスをやるんだと思ったら感慨深いものがあります。個人的にちょっと、いつも芝居をする時より気合いが入っています」と、意気込みを語っていました。

同じくメロス役の宮﨑秋人さんは、今回が極上文學初登場。

「稽古場でたくさん元気くんから学ばせていただくことはあると思いますけど、それを違う色で自分の中に反映出来たら……ダブルキャストなので、自分のメロスを観ていただいた方は元気くんのメロスを観てほしいし、元気くんのメロスを見た方には自分の演じるメロスもぜひ観ていただいて、それぞれタイプの違うメロスを楽しんでいただきたいです」と、静かな口調の中にも熱さが感じられるコメント。

物語を進める作家役にはアニメ『雅恋～MIYAKO～』シリーズ(式神・壱号)や『MARGINAL＃4 IDOL OF SUPERNOVA』(野村アール)の声を担当する人気声優・鈴木裕斗さんと、ダンサーとして数々の作品に参加し、二十歳の若さで『廃道開花』を主宰するなど、その才能に注目が集まる天羽尚吾さんがキャスティング。

鈴木さんは「声優としてではなく、一人の役者として居られるよう、強い気持ちで臨みたいです。ストーリーテラーという特殊な役なので、距離感も大事にしつつ、自分なりの太宰を追及していけたらなと思っています」、天羽さんは「一人の作家が一つの作品を生み出す時の”力”や”心”というものを、大きな流れとして汲み取って演じさせていただければと思っております。よろしくお願いします」と、それぞれ新たなチャレンジに心を躍らせている様が伝わってきました。

一方、妹役を演じるトリプルキャストの皆さん(西村ミツアキ、佐藤永典、椎名鯛造)は、スチール撮影の現場から気合い十分だったようで……

「当日、スネ毛を剃って来たのは僕だけだったみたいで、まずそこから一歩リードしているかなと(笑)。僕は骨格が男なんで、肩幅とかは布でうまく隠してもらって、顔はメイクさんに本気出してもらいました。あと、妹役のために黒のカラーコンタクトを買ったんですよ！本番でも、もちろん付けさせていただきます!! キャラショット見た印象は、素直に「あぁ、可愛いな」って思いましたね(笑)」と、ドヤ顔の椎名さん。

「僕も撮影の時は”指毛”を剃りました(笑)。でも衣装に隠れてあまり見えてない。撮った写真を見た印象は、可愛いっていうよりキレイでしたね！」と、こちらも自画自賛の佐藤さん。

西村さんは、「僕は撮影してすぐLINEで元気くんに「可愛く撮れたよ♪」って写真を送りました(苦笑)。まだ女装には抵抗があるんですけど、本番までにうまく自分のものに出来たらなと思います」と、研究熱心な一面を見せていました。

妹たちの本気に、思わず大河さんも「コイツら、すげぇなぁ！」と驚いた様子。

「妹役に対する思いは、俺ら3人みんなより一歩先に行ってるから！妹だけど、もう走ってるから!!(笑)」という椎名さんの言葉に、皆さん納得の表情を浮かべていました。

最後に、大河さんからファンの皆さんに向けてメッセージをいただきました。

「タイトルは『走れメロス』なのでメロスが主役の物語ですが、作家、妹、親友のセリヌンティウスや王様にもそれぞれストーリーがあって、どこを抜粋しても面白い作品だと思います。なので僕自身はあまり”主役”っていうふうには考えていなくて、とにかくカンパニー全体でひとつの作品を作っていくことだけ考えています！　キャストが様々に変わるマルチキャスティングの面白さも皆さんに楽しんでいただきたいし、精一杯この座組みで頑張っていくので、よろしくお願いします！」

本格文學朗読劇極上文學第7弾『走れメロス』は、東京公演が12月3日～7日草月ホールにて、極上文學初の地方開催となる大阪公演は、12月27日(土)～28日(日)大阪ビジネスパーク円形ホールにて上演されます。

また、上演を記念して極上文学『走れメロス』フェアが現在開催中。

11月8日～12月7日の期間中に、MARZEN＆ジュンク堂書店渋谷店にて『走れメロス』のキャラクターPHOTOが展示されるほか、11月22日には150人限定で大河元気さん、鈴木裕斗さんからの『走れメロス』原作本お渡し会イベントや、当日会場で公演チケットを購入した方にはフラワーリングのプレゼントも。
11月12日～11月30日には、オリジナルブックカバーがもらえる『走れメロス』スタンプラリーも開催されます(先着300名)。
参加方法など、詳細は公式サイト”Event”ページを今すぐチェック！

※大河元気さんが出演するスマボMovie『学園のクローバー』は、iPhone＆Androidアプリのスマボ動画コーナーにて好評配信中。DVDはスマボShopにて発売中！
※村田充さんがあやしい学園理事長役で出演するスマボMovie最新作『雪月花スクランブル～学生寮は恋愛禁止!?～』は、iPhone＆Androidアプリのスマボ動画コーナーにて絶賛配信中！

☆Infomation

本格文學朗読劇極上文學第7弾『走れメロス』
演出:キムラ真(ナイスコンプレックス)
脚本:神楽澤小虎(MAG.net)
演目:「走れメロス」(太宰治・原作)
出演:
メロス:大河元気、宮﨑秋人
セリヌンティウス:萩野崇、村田充、西村ミツアキ
妹:佐藤永典、椎名鯛造、西村ミツアキ
作家:鈴木裕斗、天羽尚吾
ディオニス王:川下大洋、名高達男
≪具現師≫
赤眞秀輝(ナイスコンプレックス)、神田友博(ナイスコンプレックス)、ポ西・ティリティリ、菊地英登、福島悠介
≪奏で師≫
橋本啓一
【東京公演】
日程:12月3日(水)～7日(日)
劇場:草月ホール
【大阪公演】
日程:12月27日(土)～28日(日)
劇場:大阪ビジネスパーク円形ホール
チケット料金:
極上シート 8,000円(税込)※全席指定／特典付き・前方エリアシート
指定席 5,500円(税込)※全席指定
※前売・当日ともに
【チケット取扱い】
●東京公演一般発売
ローソン、チケットぴあ、カンフェティ
●大阪公演一般発売
カンフェティ、チケットぴあ、ローソンチケット、e+(イープラス)、CNプレイガイド、阪神プレイガイド(窓口販売のみ／11:00～19:00)
※当日券は、全日程で販売予定
※公演日によって若干数となりますので、ご了承ください。
※予定枚数を超えた場合は抽選となります。
※販売方法や抽選方法については詳細が決定次第Q＆Aで発表いたします。
【公演に関するお問い合わせ】
株式会社CLIE
03-3409-5154(平日11:00～18:00)
e-mail：info@clie.asia
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《公式サイト》
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