高杉真宙がリンちゃん衣裳で登場! 10/17、映画『ぼんとリンちゃん』トークイベント

  • 2014-10-23

「仮面ライダー鎧武」で仮面ライダー龍玄/ミッチこと呉島光実役を演じた高杉真宙さん主演映画『映画『ぼんとリンちゃん』の東京最終上映記念のトークショーが、10月17日 東京・新宿シネマカリテにて行われ、友田鱗太郎(リン)役の高杉さんと小林啓一監督が登壇しました。

小林監督と共に作品を振りかえるも、アニメ話に何度も脱線

小林監督と共に作品を振りかえるも、アニメ話に何度も脱線

同棲中の彼氏から暴力を振るわれているという親友を連れ戻すため東京にやってきた、BL(ボーイズラブ)やアニメ・ゲームが大好きなオタクの四谷夏子(ぼん)と幼なじみの友田鱗太郎(リン)が、ネットゲームで知り合った友人とともに奮闘する青春ストーリー。

高杉さんが着たリンちゃんの衣裳は、裏地まで細やかに凝っている逸品

高杉さんが着たリンちゃんの衣裳は、裏地まで細やかに凝っている逸品

ファンの前に初めてリンちゃんの衣裳で登壇した高杉さん。なんでも人気アニメ「化物語」の主人公・阿良々木暦(あららぎ こよみ)をイメージして、中二病っぽくという監督のリクエストで作られた一品モノとのこと。裏地も凝っていて、ファンにとってはレアな場面が見られました。

高杉さんと小林監督が会うたびにオタクトークをすることは、これまでの舞台挨拶等で話されてきましたが、この日のトークイベントでも、高杉さんがオススメしたアニメ&漫画や友人とコミケに参加した話など、ついつい(?)脱線。ふたりで「こんな話をしてたら怒られますね(笑)」と反省し、ファンが笑い出すシーンも。

スマボ独占! 高杉さんの決めポーズ①

スマボ独占! 高杉さんの決めポーズ①

その映画の話では、オタクを自負する高杉さんも「さすがにテンション上がらなかった」と漏らすほどポスターとフィギュアで埋め尽くされた”痛部屋”でのシーンについて。撮影前に小林監督が痛部屋のソファーで寝っころがっているところを、高杉さんがコッソリとカメラでパシャリ。負けじと小林監督もリハーサルで、同じシチュエーションをさせようと指示を出しますが、写真を撮ろうとした瞬間に気付き、結局「痛部屋で満喫する高杉真宙」のショットは撮れなかったそうです。

スマボ独占! 高杉さんの決めポーズ②

スマボ独占! 高杉さんの決めポーズ②

さらに「人に見られるのが怖くて、部屋にポスターや写真は一つも飾ってないんです。だから入りにくかった」と高杉さんが痛部屋の感想を語りますが、小林監督の「あ~、そうなんだ。幸せそうだったけどね」に呟くと、高杉さんが必死に否定し場内は爆笑に包まれます。

また痴漢にまつわるシーンでは、こんなやりとりが…。

高杉「僕、痴漢されたことはないんですけどね」
小林「えっ、ホント?」
高杉「えっ? じゃないですよ、男ですから。」
小林「痴漢されていた時の表情をちょっと想像してしまって…」
高杉「監督、それアウトですよ!」

これにはファンだけでなく、スタッフ&関係者も大爆笑でした。

制作は2ヶ月のリハーサルに2ヶ月の撮影と約4ヶ月も要したそうですが、それがかえって良かったそう。「撮影ない日はリハーサルをしていて、ずっとリンちゃんになれた気がして、楽しかった」と振り返り、撮影中の演技指導はほとんどなかったようで、「自分が出た作品は一度きりしか見ませんが、この作品は何度も見られますね」と本人もかなりの自信作と胸を張っていました。

……と、まじめに映画の話が続きますが、真剣に話を聞くファンの動向に「ぼんとリンちゃんの話をすると静かになっちゃうよね。やっぱアニメの話がいいのかもしれませんね」と苦笑いした高杉さん。

トーク最後には、今月31日から始まる舞台「里見八犬伝」の話題にも触れられましたが、前からアクションがしたいと公言していた高杉さん。しかし「あの時の僕に『大変だよ』って言ってあげたいな(苦笑)」と口にしたほど激しいアクションが多いとのこと。公演を心待ちにしている方は、是非アクションに注目してください。

東京での上映は終了した映画「ぼんとリンちゃん」ですが、現在、伊勢崎、名古屋、京都にて上映中で、今後は福岡、札幌、福山、小倉など地方上映を予定。また東京再上映に向けて準備を進めているとのこと。公式サイトで、劇場情報を確認できるので、チェックしてみてください。

☆Information

映画『ぼんとリンちゃん』
監督・脚本・撮影:小林啓一
主題歌:「迷子のリボン」40mP
出演:佐倉絵麻 高杉真宙
比嘉梨乃 まつ乃屋栄太朗 桃月庵白酒 ほか
(C)ぼんとリンちゃん
【公式サイト】
http://bonlin.jp/
【公式twitter】
@BONLIN2014

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