【インタビュー】加藤和樹に直撃!出演ドラマ『乾杯戦士アフターⅤ』DVD-BOX発売記念Part.2

  • 2014-9-6

ドラマ本編のほぼ100%が、居酒屋かカラオケボックス内で進む、”前代未聞の戦隊ヒーローを描いたドラマ”として巷で話題沸騰の『乾杯戦士アフターⅤ』。放送が終了した今も、その人気はジワジワと広がりを見せています。
9月3日にはファン待望のDVD-BOXが発売され、これ記念してトレジャーブルーを演じた加藤和樹さんに直撃インタビュー! そのPart.2は……

トレジャーブルー役の加藤和樹さん

トレジャーブルー役の加藤和樹さん

「キャラクターには、キャストの”素”が、にじみ出てる?」

――細川徹監督とは、今回の『乾杯戦士アフターⅤ』が初めてのお仕事だそうですが、どんな印象の方でしたか?

加藤 常に面白い事を求めている方ですね。現場でアイディアもポンポン出て来るところからも頭の回転が速い方だなと思ったし、何より面白いことが大好きで、特撮がすごく好きっていう気持ちが伝わって来る方でした。あと、リハーサル中には、僕らの芝居を見てゲラゲラ笑っているような監督さんでした(笑)。

――笑ったらNGの現場で、ゲラゲラ笑う監督さんですか?

加藤 そう(笑)。だけど、脚本も担当した監督が笑ってくれることで「良かった、ちゃんと監督が考えた通りに面白くなっているんだ」って確認が出来たし、それで僕らのモチベーションも上がりましたね。

――もともと監督が「特撮好き」というところから、話がスタートしたドラマなわけですが……。

加藤 ジャンル的には”特撮”なんだろうけど、本編で微塵も戦っていないっていう(笑)。衣装のちょっとチープな感じや、ヒーローだけどヒ-ロー感が全然出てないところが面白いし、「ヒーローも国に雇われて給料をもらっている」とか「戦いの後には毎晩飲んでグチってる」みたいな設定が、社会人にとってすごくリアルに写るだろうし、”サラリーマンあるある”じゃないけれど、そこが視聴者から共感していただけた一番のポイントだと思います。

――ストーリーの中盤で、変な上司が登場したりもしましたね(苦笑)。

加藤 あぁ、”ラメゴールドマン”ね。ピンク(=吉川友)は「スケベイスみたいな人」って、「それ、言っていいのか!?」っていうギリギリな発言をしてましたけど。

――ギリギリ「アウト!」ですか?

加藤 男性キャストの誰かが言うならまだしも、現役アイドルのきっか(=吉川友)が「スケベイス」は、アウトだと思います(苦笑)。そうやって、たま~に爆弾投下するのも、ピンクのいいところでもあるんですけどね。

――いいところなんですね(笑)。

加藤 役を通り越して”素”のキャラクターがそのまま滲み出ている感じなんですよ。ピンクに限らず、他のキャストも役の中に自分と似ている部分が少なからずあったからこそ、あのキャラクターを違和感なく演じられたと思うんですよね。
お芝居のはずが、台本を読んでいて「当て書きか!?」って思うようなシーンも、たまにありましたもん(笑)。

得意技は、無駄にかっこいい顔とブルーバードキック(って、どんな技?)

得意技は、無駄にかっこいい顔とブルーバードキック(って、どんな技?)

――ということは、ブルーの中に加藤和樹さんの要素が!?

加藤 ありますよ! ぶっちゃけ、あまり役作りしてないもん(笑)。それよりも「いかに面白いことをしてやろうか?」っていうことしか頭になかった。

――面白いことの追及が、時々出て来る”顔芸”にも表れていたのでしょうか?

加藤 ブルーはセリフが少ない分、動きで見せるしかないなと思ったけど、ほとんど居酒屋で飲んでいるシーンだし、レッドやイエローみたいにガツガツ動くキャラでもないから、細かいところで勝負するしかなかったんですよね。その結果が”顔芸”(笑)。

――とはいえ、ストーリー中盤でバッファロー吾郎Aさんに代わって、新イエローの女の子(=朝倉あき)が登場したら、ブルーもガツガツと動き出したわけですが(笑)。

加藤 ブルーは自分の本能に素直な人なんです。一度気持ちが動いたらストレートに突き進むし、それゆえ空気が読めなかったりするし。そこは演じていて楽しかった部分でもありますね。撮影現場も新しい人が入って来て、キャスト&スタッフのテンションもすごく上がったし……ピンクを除いてですけど(笑)。
男性陣が「イエローちゃん、天使のようだ」ってデレデレしていたら、ピンクがすごくヤキモチ焼いてました。

――目に浮かぶようです(笑)。

加藤 「どういうこと?」「何、みんなデレデレして」って怒られたけど、さっきまでパンツ一丁のおっさん(=バッファロー吾朗Aさん演じるイエロー)が座っていた位置に太陽のような女性が現れたんだよ? そりゃあテンションも上がりますよ!

(一同、爆笑)

加藤 だからこそ、(バッファロー吾郎)A先生のイエローが戻って来た時の”ガッカリ感”といったらもう(苦笑)。あれだけ盛大に送り出して、涙の別れもあったのに、「いや~、戻って来ちゃったよ」って戻ってこられてもね。「イエローちゃんが女だったから、次のイエローも女性に違いない。どんな人かな?」とワクワクしてたら、「おっさん戻って来た!!!」っていう、あのガッカリ感ったらなかったですね(笑)。

(Part.3に続く ※取材・文/近藤明子)

<衣装協力>
SHELLAC(SHELLAC PRESS ROOM) tel 03-5724-5687
S.O.S fp 恵比寿本店 tel 03-3461-4875

☆Information

『乾杯戦士 アフターV』DVD-BOX
発売日:9月3日(水)
価格:12.300円+税
品番:TCED-2249
収録話数:全12話+特典映像
DVD仕様:2014年/日本/カラー/本編約288分+特典映像/16:9ビスタサイズ/片面1層(特典ディスクのみ2層)/音声:リニアPCM/字幕:なし/全12話収録/5枚組(本編ディスク4枚+特典ディスク1枚)
監督:細川 徹
ストーリー構成・脚本:細川 徹 吉崎崇二(Queen B) 宮本武史(Queen B)
主題歌:『アフターVのテーマ』流田Project(5pb.Records.)
エンディングテーマ:『男たちのララバイ』流田Project(5pb.Records.)
出演:村井良大 加藤和樹 吉川 友 バッファロー吾郎A 飛永 翼(ラバーガール) シソンヌじろう 中谷 竜/斉木しげる ほか
ナレーション:楠 大典
発売元:5pb.
販売元:TCエンタテインメント
(C)「乾杯戦士 アフターⅤ」製作委員会
◆DVD購入イベント決定!
応募者の中から抽選で400名さまをご招待!
DVD発売記念 購入者限定イベント『アフターⅤのアフターファイブ』
日時:2014年12月8日(月)18:00開場/18:30開演(予定)
場所:日暮里サニーホール(東京都荒川区東日暮里5-50-5 ホテルラングウッド4階)
出演者:村井良大、加藤和樹、バッファロー吾郎A、飛永 翼(ラバーガール)、細川徹監督
※出演者は やむを得ない都合により、変更となる場合がございます。
●参加抽選応募券はDVDの初回限定生産分にのみ封入されます。
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