【インタビュー】加藤和樹に直撃!出演ドラマ『乾杯戦士アフターⅤ』DVD-BOX発売記念Part.1

  • 2014-9-5

ドラマ本編のほぼ100%が、居酒屋かカラオケボックス内で進む、”前代未聞の戦隊ヒーローを描いたドラマ”として巷で話題沸騰の『乾杯戦士アフターⅤ』。放送が終了した今も、その人気はジワジワと広がりを見せています。
9月3日にはファン待望のDVD-BOXが発売され、これ記念してトレジャーブルーを演じた加藤和樹さんに直撃インタビュー! そのPart.1は……

「台本が面白すぎて、本番は笑いをこらえるのに必死!」

史上初! 居酒屋とカラオケ屋だけを舞台にしたヒーローの物語

史上初! 居酒屋とカラオケ屋だけを舞台にしたヒーローの物語

――いよいよ9月3日に『乾杯戦士アフターⅤ』のDVD-BOXが発売されます。放送前は「戦わないヒーローってどうなんだろう?」と言われていたようですが、放送スタート後はハマる人がどんどん増えて……。そんな視聴者の反響は、加藤さんの耳にも伝わっていましたか?

加藤 僕らとしても、視聴者の皆さんに受け入れていただけるのかどうかは、実際に放送が始まってみないと分からなかったし、撮影現場で感じている面白さが伝わらなかったらどうしようっていう不安も、少なからずありました。
でも、深夜に「くだらないことやってるな~」って笑いながら気軽に見られるドラマとして、酒のつまみ感覚で見ていただきたかったので、皆さんの反響は本当に嬉しく思っています。「背中にジッパーが」とか、間違っても子供たちには見せられないドラマですからね(笑)。

――新たに放送が始まった地域もあり、再放送が決定した局もあります。

加藤 そうなんですよ。ちょうど(僕の)ライブツアー中に仙台と札幌の放送が決まって、喜んでくださるファンの方もたくさんいましたね。
今回のDVD-BOXの発売も決まったということで、ぜひ堪能して欲しいなと思っています。意外と画面の後ろで細かい芝居をしているので、放送を1回見るだけでは分からなかったところもあると思いますが、そんなところもジックリ見ていただきたいです。

クールでニヒルにキメているが、実は何も考えていないトレジャーブルー(役の加藤和樹さん)

クールでニヒルにキメているが、実は何も考えていないトレジャーブルー(役の加藤和樹さん)

――加藤さんが演じるトレジャーブルーは、セリフは少ないけれど、ひと言ひと言がツボにハマるというか、ジワジワ来るものがあるんですよね。

加藤 少ないセリフだからこそ、「どういう言い方をしようかな?」っていうのは、僕の課題でもありましたね。みんなはセリフのやり取りの中でいろいろ出来るけど、そこにどういうタイミングで入っていくか、小物を使って何をやろうかっていうのも、すごく考えながら演じました。

――現場で、監督と相談しながら採用されたアドリブもあったと伺っていますが?

加藤 リハーサルでやった事が、「それ面白いね」という監督のひと言で本番でも使っていただいたシーンはありました。
例えば、居酒屋のシーンでホッケの骨をキレイに取るのは、別に台本にあったわけではなく、普段通りに食べていたら「それブルーの特技にしましょう」みたいな流れになって採用されたものです。その場で生まれるアイディアを取り入れる柔軟さは、すごくライブ感があっていいなと思いました。

――役者の瞬発力が試される瞬間でもありますね。

加藤 「決められたことだけをやるんじゃない」っていうのが、チームの結束力につながったと思いますし、それはあのメンバーだから出来たことなのかなと思いますね。

――割と早い段階から、キャスト同士の結束を固めることが出来た理由は?

加藤 「セリフがとんでもなくある」ということで、撮影に入る前に何回か監督とキャストで集まって本読みをやったんです。
基本的には「ワンカメで長回し(※1台のカメラを回しっぱなしで撮影する)」だったので、出来るだけセリフも覚えて自然な流れの中で演じましょう、ということだったんですけど、台本が面白すぎて笑いをこらえるのに必死でしたね。
というか、撮影中も全然笑ってました(笑)。「笑ってセリフ言えなかったらどうしよう?」って心配したドラマは、今回が初めてですよ!

――最後に笑ってNGを出してしまったら、せっかくの長回しがパーですからね!

加藤 そうそう。でもバッファロー吾郎A先生とかは、セリフの順番とか間違えているのに、そのまま勢いで最後まで押し通しちゃうんです。それがまた面白いのなんのって!
印象的だったのが、宝石を失くしてポケットからバウムクーヘンを出すシーン。僕らもスタッフも、A先生がポケットから何を出すのか分かっているのに、笑いをこらえるのが大変でした。しかもそのバウムクーヘンが偶然にも立っちゃったりするもんだから、結局笑ってしまって……。よく見ると、「全然、笑ってるじゃん!」っていうシーン、何箇所かあるはずです。

――でも、ブルーは感情を表に出さない役だから、笑っちゃいけないんですよね?

加藤 そうなんですけど、やっぱり笑っちゃいますよね(苦笑)。そういう意味では、撮影スケジュールのタイトさも含め、いろんな意味で辛い撮影でした。

(Part.2に続く ※取材・撮影:近藤明子)
<衣装協力>
SHELLAC(SHELLAC PRESS ROOM) tel 03-5724-5687
S.O.S fp 恵比寿本店 tel 03-3461-4875

☆Information

『乾杯戦士 アフターV』DVD-BOX
発売日:9月3日(水)
価格:12.300円+税
品番:TCED-2249
収録話数:全12話+特典映像
DVD仕様:2014年/日本/カラー/本編約288分+特典映像/16:9ビスタサイズ/片面1層(特典ディスクのみ2層)/音声:リニアPCM/字幕:なし/全12話収録/5枚組(本編ディスク4枚+特典ディスク1枚)
監督:細川 徹
ストーリー構成・脚本:細川 徹 吉崎崇二(Queen B) 宮本武史(Queen B)
主題歌:『アフターVのテーマ』流田Project(5pb.Records.)
エンディングテーマ:『男たちのララバイ』流田Project(5pb.Records.)
出演:村井良大 加藤和樹 吉川 友 バッファロー吾郎A 飛永 翼(ラバーガール) シソンヌじろう 中谷 竜/斉木しげる ほか
ナレーション:楠 大典
発売元:5pb.
販売元:TCエンタテインメント
(C)「乾杯戦士 アフターⅤ」製作委員会
◆DVD購入イベント決定!
応募者の中から抽選で400名さまをご招待!
DVD発売記念 購入者限定イベント『アフターⅤのアフターファイブ』
日時:2014年12月8日(月)18:00開場/18:30開演(予定)
場所:日暮里サニーホール(東京都荒川区東日暮里5-50-5 ホテルラングウッド4階)
出演者:村井良大、加藤和樹、バッファロー吾郎A、飛永 翼(ラバーガール)、細川徹監督
※出演者は やむを得ない都合により、変更となる場合がございます。
●参加抽選応募券はDVDの初回限定生産分にのみ封入されます。
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