2014-8-31

『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて好評連載中の『弱虫ペダル』。孤独なアニメオタク少年・小野田坂道が、総北高校自転車競技部の仲間と共にインターハイ全国優勝を目指すストーリーが舞台化され大好評。演出家・西田シャトナー氏が独自に生み出した技法”パズルライドシステム”を駆使し、自転車を使わずにハンドルだけでロードレースを表現することでも話題になっている。

(前列左より)植田圭輔さん、河原田巧也さん、鈴木拡樹さん、村井良大さん、大山真志さん、太田基裕さん、鳥越裕貴さん　(後列より)演出の西田シャトナーさん、宮﨑秋人さん、滝川英治さん、郷本直也さん、廣瀬智紀さん、村田充さん

昨年夏に上演された舞台『弱虫ペダル』インターハイ篇 The First ResultのDVD購入者限定イベントが、3月23日に東京　銀座ブロッサム銀座中央会館ホールで開催され、主演の小野田坂道を演じる村井良大さんら12名のキャストと、脚本・演出を担当した西田シャトナー氏が登壇。
残念ながらこの日のイベントにはスケジュールの都合で参加できなかった玉城裕規さんからは映像コメントが寄せられ、その後はファンの皆さんから寄せられた質問にキャストが答える形でトークイベントがスタートしました。

「自分の演じた役や、他のキャラクターで好きなセリフは？」という質問に対し、皆さんステージ上でそのセリフを生再現してくれることに。本番さながらの力のこもった言葉や、役を取り替えてのモノマネ合戦も飛び出し、客席からは大きな拍手と笑いが沸き起こっていました。

また、バックステージの様子や楽屋での過ごし方などに質問が及ぶと――
「ステージから戻った時に、スタッフさんがタオルや団扇を手に待ち構えてるのがF-1のピットみたいなんです(笑)」
「倒れた場所に、汗で人の形が出来るんですよ(笑)」
――と、次々語られる過酷な状況……。

「フッと思ったんだけど、俺たち役者じゃなくて、ただのアスリートじゃん！」という太田基裕さんのつぶやきに、うんうんとうなづくキャストの皆さん。
「ステージ上ではみんな敵だけど、お客さんに見えない舞台裏ではフラフラになっている人に肩を貸してあげたり、毎回チームを超えた青春ドラマを感じています」という村田充さんの言葉から、カンパニーの絆の固さが伝わってきました。

続いて、「もし自分が女性だったら、このメンバーの中の誰と付き合いたいですか？」という質問に「たまたまさっき、楽屋でその話をしてたんですよ！」と、郷本直也さん。
総北メンバー内では「ダントツで、ちゃんとも(＝廣瀬智紀)！理由は優しいから」「ちゃんともを嫌う人は、男女共にいないね！」と、メンバーからモテモテの廣瀬さんは、思わず照れ笑いです。

ほかにもDVDに収録されている”タンクトップス”の誕生秘話や、大山さんのバースデーサプライズ裏話、爆笑稽古場エピソードなどが次々語られました。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、そろそろイベントもエンディングの時間――。
改めてキャストの皆さんからファンに向けてメッセージが贈られました。

村井良大「この『弱虫ペダル』という舞台は、不可能への挑戦から始まりました。ロードレースを舞台で表現するなんて絶対に無理だと思いましたが、稽古期間中も試行錯誤の連続で、その結果たくさんのお客様に支持してもらい、観てもらうことができて本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
そして作品の中でキャストみんなで考えながら、新しい表現の可能性を感じながら演じられることが嬉しいですし、幸せに思います。これからも挑戦し続けていきたいと思います！みんな本気で１公演１公演全力を出してやっていますので、これからも皆さん応援のほど、よろしくお願いします」

大山真志「この舞台は通常の舞台よりもきっかけが4～5倍くらいあり、相当難しい舞台なんですが、キャスト・スタッフの団結力があったからこそ、細かいところにもこだわって作り上げることができました。ぜひDVDで何度も観て楽しんで下さい」

廣瀬智紀「僕は『インターハイ篇 The First Result』からの出演で、舞台上での独特の動きがわからず、苦労しました。でもライバルの東堂役の玉ちゃん(＝玉城裕規)に教えてもらってわかるようになりました。不安とプレッシャーがありましたが、みんなに支えられて稽古が本当に楽しかったです。本当に幸せを感じながら演じています。この熱量を保ったまま、もっと上に行けるように頑張ります！」

太田基裕「キャスト、スタッフ、そしてお客様に支えられながら作り上げた舞台です。そんな強い想いがつまったかけがえのない作品です。DVDでしか見られない表情とか汗とか、ステージでは気付けなかったポイントもたくさんありますので、ぜひ細かいところまで何度もご覧下さい」

鳥越裕貴「自分が出演しているにもかかわらず、何度DVDを観ても「こんなに面白い舞台、観たことない！」と感じています。そんなワクワクするような作品に携わることができて嬉しいです。感謝の気持ちでいっぱいです！」

郷本直也「初演当時は自分が最年長だったけど、『インターハイ篇 The First Result』から年上(＝滝川英治・村田充)が入ってきて心にゆとりができました(笑)。みんなで作り上げた作品が他に代えがたいもので、こんな新しいステージに参加できることを誇りに思います。この後も、シリーズが続く限り頑張っていきたいと思います」

滝川英治「『インターハイ篇 The First Result』からの参加ですが、カンパニーに支えられ、感謝の気持ちでいっぱいです。それをセリフにもこめていますし、舞台の上で皆さんに恩返しができるように、成長していきたいと思います」

鈴木拡樹「原作にある福富が荒北へ言う「お前が進まないのは、お前が前を向いていないからだ」というセリフが心に響きました。チームがそろってこそライバルと戦える、そんな気持ちになりました。チーム一丸で頑張りますのでこれからも応援して下さい」

宮﨑秋人「楽しいもの、面白いものが大好きな方々に支えていただいていると思います。僕らもみんなそうです。DVDをいっぱい観て、ぜひ友達にも勧めてあげて下さい」

河原田巧也「現場のスタッフ、キャストが全員で作り上げた作品です。これまで観たことがない舞台、ペダステがもっとたくさんの方々に浸透してもらえれば嬉しいです」

植田圭輔「皆さんに愛されているこの作品は、スタッフも、ぼくらもみんな愛しています。自転車の音など、実際のロードレーサーの音を録音したり、細かいところまで表現されているので、そこにも注目してDVDが擦り切れるまで観て下さい(笑)」

村田充「いいカンパニーに恵まれて、いい作品に出合えて、改めて役者をやっていてよかったと感じることができました。キャラクター的にも作品的にも、原作を超えるものをさらに作り上げていきたいです」

西田シャトナー(演出家)「当初舞台化が難しいと言われていたにもかかわらず舞台化という夢がかない、そこから支持していただき、ここまで続けることができて本当に幸せです。続いていく限り頑張りたいと思います」

8月31日には、舞台『弱虫ペダル』インターハイ篇 The Second Order DVD購入者限定イベントが開催。そこではまたどんな裏話が語られるのか、今から楽しみですね。

そして、次回公演『弱虫ペダル』箱根学園篇～野獣覚醒～が、10月23日より大阪・シアターBRAVA！にて開幕!! 東京公演は10月30日～11月3日の日程で、六本木ブルーシアターで上演されます。

チケットの一般先行発売は、9月21日(日)12:00より開始。詳細は公式サイトを要チェックです！

※廣瀬智紀さんに太田基裕さん、北村諒さんに村田充さんが出演するスマボMovie『雪月花スクランブル～学生寮は恋愛禁止!?～』は、iPhone＆Androidアプリのスマボ動画コーナーにて毎週金曜、最新話を絶賛配信中です！
※鈴木拡樹さんのソロMovie『リアルfaces 鈴木拡樹』は、iPhone＆Androidアプリのスマボ動画コーナーにて好評配信中！未配信映像も収録したDVDはスマボShopにて好評発売中！

☆Information

◆DVDインフォメーション
舞台『弱虫ペダル』インターハイ篇 The Second Order
発売日:7月16日(水)
価格：￥8,800＋税
品番：TDV24298D
仕様: 2枚組(Disc1本編／Disc2ボーナスディスク)／本編約130分／カラー／16：9／ドルビーデジタル2.0ｃｈステレオ／片面2層
ボーナスディスク:稽古場、公演舞台裏などのバックステージ映像
封入特典:ブックレット
★本編映像オーディオコメンタリー収録決定！
発売元：マーベラスAQL
販売元：東宝
◆STAGEインフォメーション
舞台『弱虫ペダル』箱根学園篇～野獣覚醒～
原作：渡辺航「弱虫ペダル」(秋田書店『週刊少年チャンピオン』連載)
演出・脚本：西田シャトナー
音楽：manzo
出演：鈴木拡樹　滝川英治　北村諒　宮﨑秋人　河原田巧也　植田圭輔　他
【大阪】シアターBRAVA！
2014年10月23日(木)～10月26日(日)
【東京】
六本木ブルーシアター
2014年10月30日(木)～11月3日(月・祝)
チケット料金：
プレミアムチケット(パンフレット付き)：9,800円(税込)／指定席：6,800円(税込)
※プレミアムチケット(パンフレット付き)とは、劇場前方エリアの席でご観劇と、劇場にて公演パンフレット(販売品)とプレミアムチケット限定グッズ(非売品)をセットにしてプレゼントする特別チケットです。取り扱いは一部の先行受付のみとなります。
【取り扱い】
イープラス
◇プレオーダー受付：8月27日(水)12:00～9月10日(水)23:59
◇一般先行発売：9月21日(日)12:00より
http://eplus.jp/ypedal/ (プレオーダー・一般発売共通URL)
《公式HP》
http://www.maql.co.jp/special/pedal
《公式Twitter》
@y_pedalstage
《DVD特設サイト》
http://www.toho-a-park.com/yowapeda/