芸能界を代表する将棋愛好家、渡辺徹とつるの剛士が将棋親善大使に就任!!

  • 2014-7-2

各界で活躍する将棋愛好家が将棋の魅力を広めるために務める親善大使に、俳優の渡辺徹さんとタレントのつるの剛士さんが任命され、6月29日に開催された『女流棋士発足40周年記念パーティー』で委嘱状の授与式が行われました。

(写真左より)つるの剛士さん、渡辺徹さん

(写真左より)つるの剛士さん、渡辺徹さん

アマチュア三段を持ち、NHK・Eテレ『将棋フォーカス』MCも担当する、つるの剛士さん。渡辺さんもアマチュア二段を持つなど、芸能界きっての将棋愛好家としても知られるふたりが、親善大使任命の授与式に登壇しました。

将棋盤をイメージした格子柄のスーツに、スタイリストさん手作りの将棋の駒のブローチを合わせた、遊び心のあるファッションで登場

将棋盤をイメージした格子柄のスーツに、スタイリストさん手作りの将棋の駒のブローチを合わせた、遊び心のあるファッションで登場

「将棋の魅力を皆さんに広める力になれればと思い、身に余る光栄と思いつつ今回の任をお引き受けさせていただきました」と、引き締まった表情でコメントを述べる渡辺さん。

女流棋士ペアを相手に、真剣な表情で指していきます

女流棋士ペアを相手に、真剣な表情で指していきます

つるのさんも「プロ棋士の方々が将棋盤を挟んで指している姿はカッコ良い! 潔さと礼儀作法も学べるので、うちの子供にも教えています。今回、将棋親善大使というステキな肩書をいただいたので、今度ますます精進して将棋の面白さを芸能界の後輩にも広めていけたらなと思います」と、感激しきりの様子。

授与式の後には特設ステージで、つるのさん&藤井猛九段、甲斐智美女流二冠&香川女流王将による”ペア将棋”の対局が行われ、ステージで行われる渡辺さんとプロ棋士の解説に耳を傾けながら、モニターに映し出される白熱の闘いを、参加者は息をのんで見つめていました。

前半は互角の戦いを繰り広げたものの、一手のミスが勝敗を分ける結果に……。
「負けちゃったけど楽しかった!」と、満面の笑顔のつるのさん&藤井九段ペアに、会場からは大きな拍手が送られました。

その後、別室でマスコミ向けの囲み取材が行われ、つるのさんと渡辺さんが将棋にハマったきっかけや、それぞれが思う将棋の魅力について、様々な質問が向けられました。

「25歳の時、仕事の移動時間を有効に使えないかと思っていたところ、将棋のゲームを見つけたんです。それから家の本棚が漫画から将棋関係の本にガラッと変わって、新宿の将棋道場にも通うようになりました」と、つるのさん。

一方、渡辺さんは時代劇のドラマを撮影中、待ち時間に共演者と楽屋で将棋を指すうちにどんどんハマっていったのだそう。
「将棋はイメージがいい。以前カードゲームとかやっていた時は「出番ですよ」って呼びに来た助監督が「そんなことやってないで!」みたいな顔をしてたけど、将棋だと「あ、将棋をおやりになるんですね」って……扱いが全然違うんですよ(苦笑)」と、取材陣の笑いを誘う一幕も。

最後に、親善大使に任命された意気込みを聞かれたふたり。

つるの「女流棋士も発足40周年を迎えてますます盛り上がっていますし、芸能界でもアイドルの女の子たちとかに広めたいですね」

渡辺「家では次男とよく指しているんですけど、女房(=榊原郁恵さん)も興味があるようなので、教えて家庭円満のツールにしたいなと思っています(笑)」

今秋には、2冊目となる将棋本を発売するつるのさん。

「今回は、女流棋士との七番勝負です! 女流棋士って負けてもなんか”いい感じ”なんですよ。僕の趣味なのかもしれないですけど……強い女性大好きなんでね! 基本的にドMです(苦笑)。対局はもちろん、対談も読みごたえのある一冊になっているので、発売をお楽しみに!」

☆Information

『つるの将棋 女流七番勝負』
発売日:今秋予定
価格:未定
発行:幻冬舎エデュケーション
http://www.gentosha-edu.co.jp/
《つるの剛士Twitter》
@takeshi_tsuruno

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