2014-4-26

宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」や芥川龍之介の「藪の中」など、様々な文學作品を題材に上演されてきた極上文學シリーズ。6月26日より新宿・紀伊國屋ホールで上演されるシリーズ第6弾は、日本探偵小説三大奇書に数えられる、夢野久作原作の『ドグラ・マグラ』。
難解な作品に挑むキャストの皆さんから、スマボに独占コメントをいただきました☆

【モヨ子】役の植田圭輔さん

【モヨ子】役の桑野晃輔さん

Part.2は【モヨ子】役の、植田圭輔さん、桑野晃輔さん！

☆ビジュアル撮影を終えて(＝衣装を着て)の感は？

植田　２パターンとも一言で言うと「儚い」雰囲気で、自分がこの世界観を出せてるか少し心配になりました。とにかくメイクを終え、衣装を着けたとき「あぁ、極上文學だ！」と改めて思いました。

桑野　女形を演じてみたいと前からの願望があったのですが、いざ女装をしてみると鏡を見るのが恥ずかしくて。写真を見るのも少し躊躇ってしまいました。笑

☆演じる役のイメージについて、また同じ役を演じる方との違いをどう表現していきたいですか？

植田　まだ実際に演じないので具体的なイメージは掴めてませんが、「女性らしい女性」を演じるだけではダメかな、と思います。ただの紅一点では済まなさそうな難しい役になりそうです。せっかくダブルキャストなので、参考にするところと影響を受けない「自分なりのモヨ子」とを区別して作り上げていければと思います。

桑野　古き時代も女性は強し。愛する人に対して腹を括った覚悟を、儚い愛しさの中に表現出来たらと思ってます。植田さんは女役を沢山演られてる方なので見て勉強したいと思います！

☆公演に向けての意気込みは？

植田　今まで難しい原作の舞台化もいくつか経験させて頂きましたが、あまり事前に自分でイメージを固めすぎると良くないと思ってます。特に今回のような歴史的な有名作だと、作品に溶け込める柔軟さが必要かなと。「ドグラ・マグラ」の世界観とことん追求し、具現化していきたいと思います！

桑野　怪奇小説ということもあり、原作同様、公演でも見て下さる方が病めば勝ちだと思います。そこを目標に、ぼくも朗読劇という表現を通して突き詰めて行きたいと思います！

チケットは、4月26日(土)10:00～より一般発売がスタート。(※先着順・お申込みは各回お一人様4枚まで)
また、G.W.中の5月6日(火・祝)には、渋谷東急本店　MARUZEN&ジュンク堂書店カフェスペースと渋谷ポスターハリスギャラリーの2ヶ所で、玉城裕規さん＆植田圭輔さんによるトークイベントが開催されます！参加方法など詳細は公式サイトを要チェック!!

※Part.3では【若林教授】役の、Kimeruさん、松本寛也さんのコメント＆ビジュアルをお届けします。
※正木博士役には酒井敏也さん、ブラザートムさんが出演します。
※7月には劇場を紀伊國屋サザンシアターにかえて、公演を行います。

☆Information

極上文學第6弾『ドグラ・マグラ』
日程･場所:6月26日(木)～29日(日)紀伊國屋ホール(東京・新宿)
7月11日(金)～13日(日)紀伊國屋サザンシアター(東京・新宿)
原作:夢野久作
演出:キムラ真(ナイスコンプレックス)
脚本:神楽澤小虎(MAG.net)
【読み師】
-青年 I(アイ)-　玉城裕規、廣瀬大介、小野賢章
-モヨ子-　植田圭輔、桑野晃輔
-若林教授-　Kimeru、松本寛也
-正木博士-　酒井敏也、ブラザートム
チケット料金:
極上シート：8,000円(税込)※全席指定／特典付き・前方エリアシート
指定席：5,500円(税込)※全席指定　※前売・当日ともに
【チケット取扱い】
チケットぴあ、カンフェティ、キノチケットカウンター
【チケットに関するお問い合わせ】
カンフェティ　http://confetti-web.com/　
0120-240-540＊通話料無料(平日10：00～18：00※オペレーター対応)
【公演に関するお問い合わせ】
CLIE 　03-3409-5154(平日11時～18時)
《公式サイト》
http://www.gekijooo.net/6th-dogra-magra/