2022-5-10

桑野晃輔さんと伊勢大貴さんの音楽ユニット「GACHI☆LIVE!!」によるライブ＆トークイベント「GACHI☆LIVE!!2022～七転び八起き talk ＆ mini mini gachi☆live～」の振替公演が、5月5日に東京・渋谷のeplus LIVING ROOM CAFE ＆ DININGにて開催！久々の有観客で行われたライブをレポートします。

2013年に初ライブを開催して以降、年に1回のペースでライブを開催してきた「GACHI☆LIVE!!」。9回目となる今回は、コロナ禍という情勢を踏まえ、アコースティック編成でお届け。今までとは違った新しい「GACHI☆LIVE!!」のスタイルで、集まったファンの方を魅了。またライブの模様は昼の部＆夜の部とも生配信されました。

「GACHI☆LIVE!!」特製ユニフォームで入場した桑野さんと伊勢さんは、藤井風さんの「きらり」を熱唱。これまでの「GACHI☆LIVE!!」はスタンディングでガンガン盛り上がるスタイルでしたが、今回は全席着席で来場者はマスク着用。大声を出すことが出来ないこともあり、2人の歌声の素敵なハーモニーにあわせ、大きな手拍子で盛り上げていました。

(左)桑野晃輔さん、(右)伊勢大貴さん

1曲目を終えると、2月末に新型コロナウイルスに感染し、予定していたライブが中止になってしまったことについて桑野さんから「本当にご迷惑をおかけしました。今回振替公演になりましたけれど、本当にごめんなさい。今日は元気な姿をお見せしたいと思います」と挨拶すると、伊勢さんからも配信向けに「世界の皆さん、晃ちゃんは元気です！！」と全快宣言が出ると、会場から大きな拍手が送られました。その後、桑野さんと伊勢さんがユニフォームから、アコースティックライブ向けにジャケットに生着替え。2人の生着替えだけでなく、「GACHI☆LIVE!!」では珍しい落ち着いた衣装はレアなシーンだと言えます。

ユニフォームからジャケットへの生着替え！

トークコーナーでは、伊勢さんがピアスを開けた話をはじめ、桑野さんが入眠出来る方法を伝授するといった「GACHI☆LIVE!!」ではなかなか聞き出せない話や、9年前に赤坂ブリッツで行われた初ライブのセットリストを紹介しつつ、9年間の「GACHI☆LIVE!!」を振り返り、さらには来年10周年を迎える「GACHI☆LIVE!!」でやりたいことを次々と発表。バスツアーやキャンプなど、続々とアイデアが飛び出しました。

トークコーナーでは、10周年に向けて様々なプランを提案！

また配信終了後では、来場者のみが聞けるトークを展開。これまで共演してきた舞台に関するトークでは、ミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズンにて鳳長太郎役で桑野さん＆伊勢さんと共演し、先日結婚を発表した白洲迅さんに触れ、「迅、結婚おめでとう！！」と祝福しつつ、どこで結婚の話を聞いたかという話やお祝いメッセージのLINEをやりとりした話など、ファンにとって貴重な話を披露しました。

ライブコーナーでは、もともと2月のライブで歌う予定だったスピッツの「春の歌」、DISH//の「猫」、さらには桑野さんが作詞したオリジナル曲「ココロの愛言葉」などを披露。

さらにライブ終了後には、来場者全員による桑野さん＆伊勢さんとの3ショットチェキ撮影を実施。コロナ禍の影響で初の試みが続出となりましたが、9回目の「GACHI☆LIVE!!」も大盛況のうちに終了しました。

会場、及び配信向けのファンに向けて手を振る2人

スマートボーイズでは、昼の部終了後に桑野さん＆伊勢さんに独占インタビューを実施。ライブの感想に加え、来年10周年を迎える「GACHI☆LIVE!!」の野望などを語ってくれました。

【桑野晃輔＆伊勢大貴独占インタビュー】

――よろしくお願いします。久々の有観客での「GACHI☆LIVE!!」でしたが、まずは昼の部を終えての感想を教えてください。

伊勢　まずは歌詞を間違えちゃって、すみませんでした！！

(一同笑)

桑野　有観客の大事さというか、舞台もライブも“生モノ”だということを実感しましたね。お客さんがいてくれて、初めて舞台もライブも成立しますし、人の温かみを感じました。特にライブ後にチェキ撮影会をやらせていただきましたが、ファンの方と近い距離で接する機会もなかなかありませんでしたし、とてもいい空間だったなと思いました。

伊勢　懐かしいという気持ちもありましたし、コロナ前は抵抗なく当たり前に出来ていたことと、コロナ禍になって自分が思っていた以上に距離が離れていたんだなと感じました。そういう意味では、今回のライブで一回リセットされて、応援してくれている方たちのことを実感できたいい機会だったと思いましたし、ライブは舞台と違って、お客さんの反応がダイレクトにくるもので、お客さんとの相乗効果で作っていくんだなと改めて感じました。今回はトークの比重が大きかったですけど、そこも含めて楽しめたのではと思います。

――当初は2月末に開催の予定でしたが、桑野さんの新型コロナ陽性が判明し、急遽延期になりました。この記事をご覧になっている方全員が、桑野さんのことを心配されていたと思います。ライブのオープニングでも「全快宣言」が出ましたが、改めてスマボ読者にも「全快宣言」をお願いします。

桑野　ライブ当日に延期を発表する形になって、本当に申し訳ない気持ちはありますが、皆様の支えのおかげで、元気になりましたし、皆様の温かい言葉をいただいたおかげで前を向けたので、本当に感謝しています！もう大丈夫です！！

――「全快宣言」ありがとうございます！！さて今回の「GACHI☆LIVE!!」は、今までのようなお二人とお客さんが派手に盛り上がるスタイルから、トークを中心としたアコースティックでのスタイルになりましたね。

伊勢　アコースティックでやるパートはこれまでの「GACHI☆LIVE!!」でも何度かやったので、それを抽出した感覚に近いですね。音数は3人(桑野さん＆伊勢さん＆ギターの田中幹人さん)だけなので、重みはしっかりかかってくるけど、その分お互いの存在がはっきりしているという意味では、アコースティックは楽しいし、舞台に例えると「二人芝居」みたいな感覚でした。

桑野　今までと雰囲気は違いますが、それも「GACHI☆LIVE!!」の一つの形かなと思います。決して僕はプロの歌手ではないですし、音楽にメチャメチャ精通している人間ではないというところから始まった「GACHI☆LIVE!!」ですし、音楽を楽しんでいる僕たちを見て元気になってもらうというコンセプトでもあるので、そういう意味では、また違った角度から出来た「GACHI☆LIVE!!」にとって、ひとつの武器を手に入れることが出来たと思います。

――「GACHI☆LIVE!!」といえば、ユニフォームの衣装が印象的ですが、今回は2曲目からジャケットに着替えましたね。これもアコースティックスタイルだからこその判断でしたか。

伊勢　そうですね。2人とも30歳を超えましたし、会場の雰囲気もメチャクチャよかったので、相談して決めました。

桑野　今回は、そういった形でお届けしようというのがコンセプトでした。

――音もすごく会場にマッチしていて良かったですね。

伊勢　そこはミッキーさん(田中さんの愛称)がしっかり誘ってくれました。

桑野　正直未だに機材関係に関してはさほど詳しくないので、ミッキーさんをはじめ皆さんのサポートがあって、「GACHI☆LIVE!!」がここまで続けることが出来ましたし、今後に向けて、良いステップにできればいいですね。

――良いステップといえば、2023年は「GACHI☆LIVE!!」10周年を迎えますね。トークでも10周年に向けた展望ややりたいことをお話しされていましたが、改めて10周年に向けてこんなことをやってみたいという計画や希望を教えてください。

伊勢　トークでも話をした「ライブ＆バスツアー」は楽しそうだよね。

桑野　「GACHI☆LIVE!!」は僕らにとって“家族”でもあり、“9年間帰ってこられた場所”でもあると思っていて、今日来られたお客様の中には、お互いの舞台は観ないで「GACHI☆LIVE!!」だけ参加している方もいらっしゃるので、そういう方も含めてみんなで一体になってやれる企画が出来たらいいですね。

ゲストの田中幹人さんを加えたクロストークも大いに楽しませてくれました

――今回のライブの模様は5月12日までアーカイブ配信で視聴できます。まだライブを見ていない方もいれば、会場で見てさらにアーカイブでも見るという方もいらっしゃるかと思いますので、一人でも多く楽しんでいただくために、昼公演の注目ポイントがあったら教えてください。

桑野　イセダイが思っていた以上にしょっぱなから緊張していたので、オープニングでのイセダイの表情には注目ですね(笑)。

伊勢　一曲目を歌い出す直前まで、歌詞が書いてある用紙がないことに気付かず、「やべぇ～！！」って必死に歌詞をめくっています。アーカイブをご覧になる時は何回も見回してください(笑)。それと「ココロの愛言葉」はリハーサルよりも良かったので、ぜひ聴いて欲しいです。

――ありがとうございます。きっと夜の部も見どころたっぷりだと思いますので、昼の部＆夜の部とチェックして欲しいと思います。では最後に「GACHI☆LIVE!!」10周年に向けての意気込みも含め、ファンの方へのメッセージをお願いします。

桑野　今後どういう情勢になるかわかりませんが、「GACHI☆LIVE!!」はみんなと盛り上がってなんぼというところがありますので、次こそは現実離れできるライブが出来て、みんなで一つになれるように、僕たちが元気になれるパワーを届けます。次回も一緒にガチで楽しんでもらえるような日にするので、また会いましょう！！

伊勢　今日改めて「GACHI☆LIVE!!」の楽しさを再認識することが出来ました。次は大好きなバンド編成で「GACHI☆LIVE!!」をしたいですし、また音楽を通して、みんなと一緒に一つになって、楽しい時間を作りたいです。そしてお互い30代になって、改めて自分たちの体力の限界にトライしたいと思います。

(一同笑)

桑野　「俺たちどこまで出来るのか」がテーマです。

伊勢　出来なかったら出来なかったで「もう限界」って言います(笑)。

桑野　それを見届けていただければと思います(笑)。

伊勢　僕たちが灰になるまでやっていきたいので、最後までついてきて欲しいです。

(インタビュー了)

「GACHI☆LIVE!!2022～七転び八起き talk & mini mini gachi☆live～」振替公演(昼の部、夜の部)の配信アーカイブが「5月12日23時59分」まで視聴が可能です。アーカイブ配信の詳細や「GACHI☆LIVE!!」の最新情報は、Informationから公式Twitterをチェックしてください。

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