【解禁】主演・中村誠治郎「今まで感じた事のないような感覚」舞台『キスより素敵な手を繋ごう』6月に再演決定!共演に早野実紗・森山栄治・山中健太・大神拓哉・小笠原健・林野健志ら、12名のキャラクター紹介到着!

  • 2022-4-19

キムラ真氏率いる劇団ナイスコンプレックスによる舞台『キスより素敵な手を繋ごう』が、2022年6月に東京と福岡にて上演されることが決定しました!

本作は劇団唯一のオリジナルラブストーリーで、記憶障害の刑事と、彼を支え愛し続ける妻の物語として12年前に誕生。リメイクや再演を重ね、昨年2021年、主演に中村誠治郎さんを迎え上演。大好評を得て、この度再演が決定したとのこと。

キービジュアル ※2021年版

キービジュアル
※2021年版

出演は中村誠治郎さん、そして初演から出演している劇団員の早野実紗さん(福岡県出身)。
新キャストとして護あさなさん、小笠原健さん、梅田悠さん(2017年版に出演)、伊藤優衣さん、藤本結衣さん、山中健太さん、大神拓哉さん(福岡県出身)、林野健志さん(福岡県出身)、森山栄治さんらが決定。「愛」をテーマにした感動の物語が描かれます。

2022年版では新キャストを迎え、作品初の地方公演として中村さんと早野さんの故郷でもある福岡公演が実現します。

【物語】
「私の最愛の人は毎朝私に一目惚してくれる」
極度のストレスにより一日しか記憶を保てなくなった刑事と、その夫を支え愛し続ける妻の物語。

記憶障害になった夫は、毎朝起きると妻と出会ったその日に戻る。妻は一日で夫に愛される為、その日を過ごす。
「忘れられる事が辛いんじゃない。あなたの中の私じゃなくなるのが辛いの。」

「愛」という力を「時間」が崩す。【愛】がテーマの感動作。あなたなら、どうしますか?

 

今回、中村さんと早野さんより“ご挨拶”が、劇団主宰・キムラ真氏より作品紹介が到着。さらに12名のキャラクター紹介も公開されました。

【中村誠治郎さんよりご挨拶】
昨年に引き続きこの作品に携わらせていただき、すごく幸せに思っております。
倉持裕樹という役を演じて、今まで感じた事のないような感覚にもなれましたし、板の上で生きるとはなんなのか、改めて感じる事ができました。
実際見に来ていただいたお客様や仲間達からの感想も、今までとはまた一味違っていて。
自分自身がたくさんのことを吸収できたように、お客様にも是非この作品は見ていただきたいし、改めて周りにいる人を大切にしたくなるような気持ちになれると思うので、是非劇場に足を運んでいただけると幸いです。

【早野実紗さんよりご挨拶】
2010年の初演から、この作品に「おばちゃん」として携わり続けられる事で、歳を重ねることへの”楽しみ”の様なものを感じています。
きっと皆様も、この物語を観る時々で感じとるものの変化があると思います。あなたの今で、感じて観て欲しいですね。
今しか観れない2022年版キスを存分に楽しんでください。
今年は東京、そして福岡の劇場にも参ります!是非、劇場へお越しください。

【主宰・キムラ真氏より作品紹介】
本演目『キスより素敵な手を繋ごう』は、当劇団唯一のオリジナルラブストーリーです。今から12年前の初演で誕生しました。
最初は、2作品同時上演で、もう一つの物語とリンクしている作品でした。ドラマのある物語を見せるのがこちらのキス。そしてもう一つがドリフ的な脱獄物語。2本観ると、物語が完結する。そんな作品でした。

その後、好評により翌年に早速の再演上演。そして、キスのみで完結する物語に書き換え、2017年に主演に滝川英治さんを迎えて再再演を上演。大好評で幕を下ろしました。その後英治さんが事故にあわれて、舞台復帰が実現しない限り、「もうキスは見れないかな」と自分の中で考えていました。そんな時、中村誠治郎さんと出会いました。
主演に必要な「諸突猛進的な絶対的漢感」を感じる俳優に英治さん以来初めて出会いました。「誠治郎さんでキスを見たい」そして実現に動き、そして念願叶った2021年2月に上演。大好評を得て、今年2022年6月に再び上演の運びとなりました。

このラブストーリーは、「男女が出会い→結ばれる」そういうモノではありません。その人物にとっての幸せとは何なのか? そしてその為に周りの人間がどう生きるのか。そして真実の愛、幸せとは? それが詰まった物語です。

物語の流れとしては、タランティーノ作品やメメント的時間軸の妙を駆使した構成となっており、観客はその時その時に起こる事情に心震わせながら、本当の目的が分かる終盤一気にこれまでの情景が集積され、その場で起きている状況に圧倒され、予測のつかない結末に、感動が溢れ出します。
全ての登場人物が「誰かの為にどうするべきか」を考え、それでも自分の人生を生きている。そんな愛おしい人間ばかりです。
この作品が、「全ての芝居が好きな人の為になればいい」それだけです。今だからこそ、観たい作品です。
この作品なら、今のこの状況でも、胸を張ってオススメ出来ると考えています。

【キャラクター紹介】

中村誠治郎さん

中村誠治郎さん

●倉持 裕樹(くらもち ゆうき)
1962年生まれ。元刑事。短期記憶障害。
毎朝起きると1986.3.15に記憶が戻ってしまう。1日しか記憶が保てず、寝るとリセットされてしまう。毎朝、「一目惚れした下宿の娘に告白する」事から1日が始まり、それを繰り返している。
ある刑事事件を追っていて、うまくいっていなく責任を感じ、ストレスが溜まっている。典型的な男社会で生きている性格。活発的で人見知りしない。社交的ではない。
刑事としては優秀で、根は優しい。

早野実紗さん

早野実紗さん

●玲子(れいこ)
1967年生まれ。下宿の家主。通称「おばちゃん」。
裕樹が住んでいる下宿の女将。みんなのお母さん的存在。毎朝起きる「ある事」の為に毎日を生きている。
気は強く、人前で弱い所を見せない。…と決意した。

護あさなさん

護あさなさん

●沙耶(さや)
1988年生まれ。介護ヘルパー。下宿の娘。
毎朝裕樹に告白される。
母玲子の矛盾に気付いているが、その矛盾する気持ちも分かる為に従うが、葛藤している。
生まれた時から下宿で育っている為人見知りせず、物怖じしない。

森山栄治さん

森山栄治さん

●河崎 健太郎(かわさき けんたろう)
1960年生まれ。刑事。玲子の兄。裕樹の高校時代からの先輩。
剣道の有段者。仕事場では恐れられているが、家族の前では温厚である。
独り気を張る妹を陰ながら見守り、支えている。仕事で命のやり取りをしてきた人間である。

※今後発表※
●磯口 麻衣(いそぐち まい)
1964年生まれ。刑事。
河崎の部下。裕樹の元後輩。ずっと裕樹とコンビを組んでいた。一番側で裕樹の葛藤を見てきた。
全く女性として扱わない裕樹に文句を言っているが、内心惹かれている。
裕樹に憧れを持ち、犯罪を許さず犯人に対しては性別の壁を越えて叩きのめす。

藤本結衣さん

藤本結衣さん

●長谷川 由美(はせがわ ゆみ)
1989年生まれ。元絵本作家。
短期記憶障害。車の事故で両親を失い、自分の脳にも障害が残る。
毎日が両親の死を知るという絶望から始まり、また同じ事を繰り返すという絶望で終わる。
自分に付きっきりの妹の将来を心配し、責任を感じている。人見知り・奥手・恥ずかしがり屋。
逆に集中力が高く、のめり込みやすく、興味がある事に対してはとても積極的である。

伊藤優衣さん

伊藤優衣さん

●長谷川 一恵(はせがわ かずえ)
1994生まれ。高校二年生→美大生。由美の妹。
自分だけ事故に遭っていない負い目を感じている。それもあり、姉を守るという事を一番に考えている。
姉とは真逆の性格である。気が強く・攻撃的で・思った事を言わずにはいられない。
その分、ミスをした時にショックを受けやすい。

山中健太さん

山中健太さん

●雨宮 静流(あまみや しずる)
1992年生まれ。バンドマン(ギター)。作曲家。
田舎育ちで幼い頃からピアノを習っていた。親が厳しくその反発でバンドを始めた。
バンドは自分にとって自由の証である。下宿するというのが過保護な親からの上京を許す条件であった。
両親と恵まれた環境に反発しているが同時に依存もしている。

大神拓哉さん

大神拓哉さん

●今田 聖弥(いまだ せいや)
1989年生まれ。閉じこもり。パソコンオタク。
母子家庭で若い母親を自由にする為に、下宿を選ぶ。
部屋に閉じこもっているが生活費はネットで稼いでいる。迷惑をかけたくないという幼少期からのトラウマであまり発言しない。

梅田悠さん

梅田悠さん

●米倉 明菜(よねくら あきな)
1988年生まれ。劇団員。演出家。
由美の絵本のファン。
静流に劇団の音楽をお願いしていて、由美の情報を知り、脚本をお願いしにやって来る。
夢を語る時の目がキラキラしている。猪突猛進タイプ。ポジティブな性格。

小笠原健さん

小笠原健さん

●木場 敦士(きば あつし)
1983年生まれ。小学校教員。
沙耶の彼氏。祖母の介護をしてくれていた沙耶と出会い、お互いに惹かれていく。容姿ではなく、介護時の力強さや献身さを好きになる。食事に誘い告白するが、沙耶から家庭の事情を聞く。今の下宿の状態「最善」とは思っていない。し、2人の未来の為にも変化が必要だと考えている。

林野健志さん

林野健志さん

●赤沼 仁志 (あかぬま ひとし)
1978年生まれ。元ヤクザ。服役し2016年のある日に出所する。
12歳の時に両親を事故で失う。7歳下の妹がいて、親代わりに金を稼ぐ。
喧嘩に明け暮れて金を奪う行為をしている内にヤクザになる。世話になった組長の為に鉄砲玉になる事を決意する。その前日、妹と焼肉を食べていた。偶然、裕樹と出会い事情を察した妹が赤沼の手を引いて逃げる。
その時、妹は車に轢かれて死亡してしまう。絶望に抵抗する事なく逮捕され、復讐を誓う。

舞台『キスより素敵な手を繋ごう』は東京公演が2022年6月15日〜6月19日にシアターサンモールにて、福岡公演が2022年6月26日に北九州芸術劇場(中劇場)にて上演。チケットは4月29日20:00から一般発売開始です。
詳細はInformationより公式HPをチェックしてください。

☆Information

▼公演概要▼
ナイスコンプレックス N35 舞台『キスより素敵な手を繋ごう』

東京:2022年6月15日(水)〜6月19日(日)シアターサンモール
福岡:2022年6月26日(日)北九州芸術劇場(中劇場)

【キャスト】
中村誠治郎/早野実紗、護あさな、小笠原健、梅田悠、伊藤優衣、藤本結衣、山中健太、大神拓哉/林野健志/
森山栄治/ほか

【スタッフ】
作・演出:キムラ真 ドラマトゥルク:大久保悠依 歌曲原案・歌唱:紅林里美
主催・企画制作:ナイスコンプレックス

【チケット】
全席指定、税込、前売当日共通
★U25 シート:2,500円(25歳〜16歳対象)
★B席:3,500円
★A席:4,800円
★S席(お土産なし):6,500円
★S席(お土産付き):8,000円
★Nシート:10,000円(前方席・特別お土産付き) ※前売のみ
★「これから」シート:1,000円(15歳以下又は65歳以上の方、グッズ券1,000円分付き)
※U25シート、「これから」シートのご予約は劇団扱いのみ

≪公式サイト≫
http://naikon.jp/
≪公式Twitter≫
@gekidan_naikon

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