- 2022-2-28
10年ぶりの完全新作となるVシネクスト『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』の世界最速完成披露舞台挨拶付上映会が、2月28日に東京・新宿バルト9にて行われ、渡部秀さん、三浦涼介さん、高田里穂さん、君嶋麻耶さん、岩永洋昭さんが登壇しました。
今作は、欲望から生まれた怪人グリードと激しい戦いを繰り広げ、人々の未来を守った仮面ライダーオーズ／火野映司が、相棒・アンクを復活させるべく、旅に出てから10年後を描いた正統な続編で、消滅してしまったアンクの復活と、新たな敵との戦いを描く物語となります。キャストも登壇者5名以外に、ヤマダユウスケさん、橋本汰斗さん、矢作穂香さん、松本博之さん、有末麻祐子さん、甲斐まり恵さん、宇梶剛士さんといったレギュラーキャストが集結。また新たに登場する未知のグリード・ゴーダの声を日野聡さんが務めます。
『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』が世界最速で初お披露目
「思い返すと奇跡の連続だった」と開口一番に語った渡部さんは、「こうやって5人が並ぶことが出来て、本当に嬉しいです」と今の心境を述べます。続いて岩永さんが「わたくし、妻をめとり、子をもうけ、5年の月日が経ちましたが、今宵だけは当時のまま、あなただけの永遠の恋人に戻ろうと思います」と役のキャラそのままに挨拶すると、渡部さんが「さっきプロデューサーさんに『セリフこれで大丈夫？』と確認をしていました」と舞台挨拶の裏側を暴露。
火野映司／仮面ライダーオーズ役の渡部秀さん
今作では“オーズ完結編”と謳われており、衝撃的な内容の結末になっているそうで、渡部さんは「この作品が形になるまで約2年かかり、構想段階からいろいろな方にお力添えを得て、やっと形になりました。衝撃的な内容となっていますが、これがオーズだなと受けてめていて、クランクイン前から気合を入れて、皆様に本当の最後をお届けするんだという気持ちで走り始めました」と、三浦さんは「受け入れるまでにだいぶ時間がかかりましたが、皆さんとお芝居をしていく中で、スタッフさんとの優しさに囲まれて、徐々に自分なりに落とし込んで行けたかなと思っています」と、それぞれストーリーを知った上での感想を語りました。
アンク役の三浦涼介さん
また高田さんは「取材で『結末について、高田さんにとって納得できる“いつかの明日”でしたか？』という質問をされて、そういう風になっているんだったら気持ちを乗せてやるしかないと思いました」と渡部さん＆三浦さんと同じ心境だったことを明かし、君嶋さんは「10年経ってもう一回やるんだということに驚きましたし、結末にも驚きました。また続きがあるような感じで終わるんだろうなと思っていました」と驚きを隠せずにいたそう。さらに岩永さんは「1人1人感想は違うと思うし、個人的に、借り物を返しただけで、心と魂はより濃く生き続ける死生観というのを持っていて、その考えを感じながらこの作品を観ると、オーズは永遠のものになったという考えに至って、こういう結末も悪くはないかなと思いながら演じていました。こんなご時世だし、出来るだけ前向きにとらえて、自分の中に落とし込んで、生きる力になれたらいいなと思います」と、それぞれが思いを込めながらのコメントを披露してくれました。
泉 比奈役の高田里穂さん
後藤慎太郎／仮面ライダーバース役の君嶋麻耶さん
伊達 明／仮面ライダーバース役の岩永洋昭さん
撮影中のエピソードについて、渡部さんは「本編とは別にスピンオフを撮影していまして、明るい作品のスピンオフとの緩急がついて、当時と感覚と変わらずメリハリのある現場でしたし、りょんくん(三浦さん)が笑ってくれていたので、それが何よりも嬉しかったですし、キャスト全員楽しく撮影できました」と語ると、三浦さんは思わず照れ笑い。そんな三浦さんも「現場に行くのが楽しみで、朝から元気いっぱいでした」と楽しい現場だったことを明かすと、「(TVシリーズ)当時はコミュニケーションをとるのも大変だった時もありましたが、今回はみんなで会話する機会が多かったですし、それぞれ年齢も経っていますから、特に岩永さんは階段を登っている時が辛そうで、その姿を見て僕らは喜んでしました」と暴き、すっぱ抜かれた岩永さんは「まだ心は20代ですから、頑張ります……」と精一杯の自己フォローすると、会場からあたたかい拍手が送られました。
伊達昭のキャラクター風に挨拶する岩永さんに渡部さん＆三浦さんは苦笑い
また今作では仮面ライダーバースの新フォーム「仮面ライダーバースX」が登場。君嶋さんは「10年経っているので、後藤ちゃんはどうなっているのかなと想像して、髪型とか形から入りましたが、演じているうちにあまり変わっていないなという印象で、10年前と勝手にすっと戻っちゃった感じでしたね」と役作りに関して語ってくれました。さらに君嶋さんと2人同時変身が今作で実現したことについて、岩永さんは「2人で変身できたのは嬉しかったです」と笑顔で語りました。
最後に登壇者を代表として渡部さんが「仮面ライダーオーズ放送終了から約10年経ちましたが、ここまで素敵な作品に巡り合えたことは、僕にとって一生の財産ですし、これからも一生変わりませんし、これが僕の原点だと改めて実感した作品でした。アンクに会おうと日々悩んでいた映司の旅がようやく終わりを迎えたということで、僕も一人の映司のファンとして、胸を撫で下している次第です。またいつか皆様の前でどのような形でもいいので、『仮面ライダーオーズ』という作品を何かしらの形で楽しみいただける未来が来ることを願っています」と挨拶して、完成披露舞台挨拶は終了しました。
キャストを代表して挨拶する渡部さん。三浦さんと高田さんは終始ウルウルモードでした。
【ストーリー】
西暦2021年、世界は混沌と恐怖に包まれていた。古代オーズが、800年の眠りからよみがえったのだ。グリードのウヴァ、カザリ、メズール、ガメルも復活させた古代オーズは、人類を絶滅させ、この世界を手に入れようとしていた。かつてグリードと戦った後藤慎太郎や伊達明は、レジスタンスとして応戦。泉比奈や白石知世子たちも、彼らをサポートしていた。そして、旅に出ていた火野映司も帰還。だが、古代オーズの力は凄まじく、人類の劣勢は揺るがなかった。そんな中、あの「割れたコアメダル」に異変が起こり、アンクが復活する。その一方で、人造コアメダルから謎のグリード・ゴーダが誕生。事態はさらに混沌とした状況に…。果たして、映司とアンクの運命は？ いま、人類の生き残りを懸けた、王たちの戦いが始まる……！
Vシネネクスト『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』は、3月12日に期間限定上映、8月24日にBlu-ray＆DVDが発売。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。
(C) 2022 石森プロ・バンダイ・東映ビデオ・東映 (C) 石森プロ・東映
☆Information
Vシネネクスト『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』
2022年3月12日（土）より新宿バルト9ほかにて期間限定上映
2022年8月24日（水） Blu-ray＆DVD発売
【キャスト】
渡部 秀 三浦涼介 高田里穂 君嶋麻耶 岩永洋昭
ヤマダユウスケ 橋本汰斗 矢作穂香 松本博之
有末麻祐子 甲斐まり恵 ／ 宇梶剛士
声の出演：日野聡 ゆかな ナレーション：中田譲治
【スタッフ】
原作：石ノ森章太郎
脚本：毛利亘宏
音楽：中川幸太郎
アクション監督：宮崎 剛
監督：田﨑竜太
【パッケージ商品仕様】
発売：東映ビデオ 販売：東映
・通常版 DVD 4,500円＋税 Blu-ray 5,500円＋税
【特典（予定）】映像特典（共通）： キャスト座談会、TRAILER、POSTER GALLERY
音声特典（Blu-rayのみ）： オーディオコメンタリー
・CSMタジャニティスピナー＆ゴーダメダルセット版 （初回生産限定）
※初回生産限定につき、ご予約いただかないと入手困難になる場合がございますので、お早めのご予約をおすすめいたします。
DVD 22,000円＋税 Blu-ray 23,000円＋税
【特典（予定）】
映像特典：キャスト座談会、TRAILER、POSTER GALLERY
音声特典（Blu-rayのみ）： オーディオコメンタリー
封入特典： CSMタジャニティスピナー
ゴーダムカデメダル/ゴーダハチメダル/ゴーダアリメダル
ライナーノート
※CSMタジャニティスピナー/タジャスピナーは、発売済みのCSMオーズドライバー/オーズドライバー コンプリートセットに付属するオースキャナーと連動します。
※ゴーダメダルは、発売済みのCSMオーズドライバー/オーズドライバーコンプリートセット、DXオーズドライバーに付属するオースキャナーとは連動しません。
・劇場先行販売版 DVD＆Blu-rayセット 6,500円＋税 ※劇場上映初日から発売開始
【特典（予定）】 ポストカード2枚
※DVDスペック（全種同様） COLOR／本編58分（予定）／片面1層／1.主音声：ステレオ／16：9LB
※Blu-rayスペック（全種同様） COLOR／本編58分（予定）／1層／1.リニアPCM（ステレオ） 2.ドルビーTrueHD（コメンタリー：ステレオ） ／16：9【1080p Hi-Def】
≪公式サイト≫
https://www.toei-video.co.jp/ooo10th/
≪公式Twitter≫
@ooo10th
