前川優希「雨男ぶりが強化された!(笑)」今年の振り返り&ファンと芝居への熱い思いも!ソロ新曲も初披露の「前川優希 24th Birthday Event -[en]ter-」イベント直前会見を詳細レポート

  • 2021-12-17

2.5 次元舞台などを中心に活躍する若手俳優にして、新感覚アーティストグループ・TFGのメンバーでもある前川優希さんが、24歳の誕生日当日にイベントを開催!
「前川優希 24th Birthday Event -[en]ter-」が2021年12月17日に東京・ニッショーホールにて行われ、その開催直前にはマスコミ向けの会見へと登場。前川さんが自身の23歳&2021年を振り返るとともに、これからの目標やイベントについての意気込みを語ってくれました。

IMG_8356

2021年は錦織一清氏の演出による舞台、畠中恵「しゃばけ」シリーズPresents「シャイニングモンスター ~ばくのふだ~」での一太郎役で主演を飾ったほか、舞台「MANKAI STAGE『A3!』」シリーズ、そして公開中の映画「MANKAI MOVIE『A3!』~SPRING&SUMMER~」では皆木 綴役を演じるなど、様々な活躍を見せている前川さん。

12月17日に24歳の誕生日を迎え、昨年は新型コロナウイルスの影響によりオンライン開催となったバースデーイベントも、今年は2年ぶりにリアル開催!
ゲストとして第1部には横田龍儀さん、第2部には笹森裕貴さん、そして各部MCには永松文太さんを迎えての今回のイベントでは、自ら書き起こした朗読劇をゲストとともに披露するほか、トーク&ゲームコーナー、そしてソロライブも開催! ダンサー4名とともに、ソロでの新曲も含む5曲を披露するとのことです。

イベント直前、マスコミからの質問に笑顔いっぱいで答えてくれた前川優希さん

イベント直前、マスコミからの質問に笑顔いっぱいで答えてくれた前川優希さん

【イベント直前会見・質疑応答レポート】

――誕生日とともに年末も迎えましたが、前川さんにとって今年はどんな一年でしたか?

前川 去年のはじめ頃から新型コロナウイルスの影響がありましたが、もう今年はコロナを敵としてみなすよりも、ある前提での生活へと変わっていく中で、僕らも新しい表現の形だったりを探し続けた年だったなと思います。
そんな中でも、今年は僕自身が映像監督を務めたDVDも発売させていただき、ありがたいことに色んなお芝居のお仕事もさせていただいて、色々と形にできたなと! 皆様の元に作品を届けられたこともすごい嬉しく思いますし、形は変わりましたけど、皆様の声もすごく力に、励みになっています。
だから僕も、これからも変わらずに、模索し続けて形にしたものを、皆様の前に出来る限りお届けしていきたいなって思っています。

IMG_8346

――映画「MANKAI MOVIE『A3!』~SPRING&SUMMER~」もヒット上映中ですが、その反響はありましたか?

前川 僕にとっては、銀幕デビュー作で! もう、母親が二回ぐらい見に行っているらしくて(笑)。僕のおじいちゃん、おばあちゃんも結構見に行ってくれていて、「すごいよかったよ、赤い髪の子でしょ?」「違うよ、おばあちゃん。それ俺じゃないよ」なんてこともありましたけど、「ありがとう」って言っておきました(笑)。

――映画出演を果たして、映像作品でのお芝居にもより興味がわいたのでは?

前川 そうですね。今年はDVDを出させていただいた時に、素の前川優希の姿ではなく、「お芝居や表現に携わっている前川優希を出そう」と思ったのも、『エームビ』に参加させてもらったことが大きかったですね。
映画の撮影を終えた後だったんですけど、映像での表現の中で、お芝居もそうですし、監督業や、映像での脚本の書き方とか、色んなものに興味が湧いていまして。そのタイミングで、DVDでは「前川さんの好きなことをやっていただいていいですよ」というご提案をいただいたので、自分で企画・演出をする作品にしたいです、とお伝えしました。
これからも、映像でのお芝居や表現において、素敵なご縁があればいいなと思っていますし、いつか来る日に向けて、僕自身も知識や技量を磨いていきたいです。

IMG_8352

――今年出演された作品や出来事を振り返って、特に印象的だったことはありますか?

前川 素敵な出会いに溢れた年で、どれも素敵な作品でしたし、作り上げた思い出もあるので難しいんですが……あっ、今日にもまつわるお話があって!
2月に主演舞台(「しゃばけ」シリーズ)をやらせていただきまして、それがあやかしたちが出てくる江戸時代のお話だったんですが、私が雨男の本領を発揮いたしまして!(笑)
初日と千秋楽に大雨を降らすという……雨男・晴男って信憑性の薄い話だと思うんですけど、そういったあやかしの物語に携わっている中で、改めてその力を感じましたね。
そして今日も、降水確率100%ですって!(笑) 実際にも降りましたし、あまりにも雨男が高じて、ついにグッズでも雨グッズを作るという運びになったんですけども、ファンの皆さんにも「出た!」という感じで喜んでいただけて嬉しかったですし、今は雨も止んでいるみたいなので、ヨシとしてください(笑)。
そういうわけで、雨男が強化された一年でしたね。来年も、雨が降っている日は「あ、前川がなんかの初日なんだな」って思って、僕のことを思い出してください! それで間違いございません!(笑)

IMG_8363

――24歳を迎えて、これから新たにチャレンジしたい、やってみたい役柄は?

前川 まだまだ若輩者なので、色んなものに挑戦できる機会をいただけるのはすごく嬉しいですし、いただいたものには全力で、持てるものを全て注ぎ込んでいきたいなと思っているんですけど……具体的な役柄というよりは、お話をかき回す役がやってみたいですね。
お話の主軸になったり、その人がお話を進める役っていうのも、主人公や敵役として重要なポストだと思うんですけど、そういうところから一歩外れて「こいつのせいで物語がぐちゃぐちゃになった」みたいな印象を与える役は、挑戦的で楽しそうだなって思います。
あとは実年齢に近い役をいただくことが多いので、逆にすごい老けた役とかやってみたら、「どうやって貫禄を出したらいいんだ」みたいに悩んだりはすると思いますけど、その悩む作業もまた楽しかったりする気がします。

――2年ぶりにリアルでのバースデーイベント開催となりましたが、その意気込みは?

前川 昨年はオンラインで、誕生日から1か月遅れでバースデー配信をさせていただいたんですが、どうしたって「会いたかったな」という気持ちが出てしまって。
だから今年は誕生日の当日に、こんなに素敵な会場で皆様と共にお祝いしていただけるっていうのを本当に嬉しく思いますし、コロナによって、勝手に当然だと思っていたことも当然じゃなかった、と突きつけられた2年間だったと思うので、またこうして皆様にお会いできることに心から感謝をしています。

IMG_8364

――コロナ禍の影響を経て、イベントの演出や自身の考え方にも変化はありましたか?

前川 「新しい生活様式」という言葉も生まれましたけど、それは役者という表現に携わっている人間も例外ではなくて。お客様も、こと舞台だったら観にくるっていう選択にもう一つ枷が生まれてしまったり、気をつけなきゃいけないことが増えてしまったと思います。
人を応援するっていう気持ちはとても素晴らしく、温かい気持ちだと思いますが、それを表に出しづらくなってしまうのは本当に寂しいことで……だからこそ、形は様々なんですけど、オンラインも含めて、精一杯楽しんでもらうにはどうしたらいいんだろうっていうのを、僕自身も、携わって下さる方と真剣に話し合うことが多くなりましたね。
コロナの影響を忘れて、楽しかったっていう気持ちで帰ってもらうためには、僕らは何ができるんだろうっていうことに向き合い続けた2年間だなと思いますし、ポジティブに捉えるならば、このご時世だからこそもう一回、表現に対して真摯に向き合うことができたと思います。

――では、今回のイベント構成の見どころは?

前川 ゲストとのトークは、もう楽しいことは確実なので! そして役者として、やはりお芝居も皆さんにお届けしたいなと思って、僕が脚本を書いて、ゲストの方々との朗読劇をやることになりました。
さらにライブパートでは、もう音楽を浴びていただくと! ダンサーさんたちにステージを彩ってもらいながら、不肖・前川優希の歌を受け止めていただくという構成になっております。
そこまで大きな命題があるわけではありませんが、今日という日をとにかく楽しく、一緒に過ごしていただける素敵な方々と、ご覧いただける素敵な方々と、何も考えずに! 小難しいことは一回抜きにして楽しみたいなっていう気持ちで、今日のイベントを作ってきました。

IMG_8367

――今回は、会場には足を運べないファンの方に向けても楽しめる企画があるとのこと。具体的には、どんな仕掛けが?

前川 今回、実はライブパートの中で、初めて僕のためだけに書いていただいた新曲がございまして! 今日のために作っていただいた新曲を披露する時に、ステージ上からインスタライブも行う予定です。アーカイブも24時間限定くらいで残そうかなと思っているので、ぜひ気になった方はお早めに見ていただけたら!(※詳細は前川さんのツイートをご確認ください)

――最後に、前川さんが選ぶ「今年の漢字」は!?

前川 こういう大喜利みたいなの、結構悩んじゃうタイプなんですよね(笑)。
でも、「逢」ですかね。出会いや、めぐり逢いがとても多かったというよりは、出会いに感謝することが多かったです。もちろん、普段から感謝をしているんですけれども、自分の中に新しいものが生まれる出会いをたくさんさせていただいたなと、年末にかけて思うようになってきて。来年もそうでありたいな、っていう思いを込めました!
「会」ではなく「逢」っていう、ちょっと難しい方にしたのは、そっちのほうがカッコいいからです!(笑)

こちらは「年男の気合い」を表現したポーズとのこと(笑)

こちらは「年男の気合い」を表現したポーズとのこと(笑)

……以上、笑顔いっぱいで元気に答えてくれた前川さんのコメントをお届けいたしました。

年末には、2021年12月28日~31日に明治座にて上演される舞台「シン る・ひま オリジナ・る ミュージカ・る『明治座で逆風に帆を張・る!!』」の出演が控えている前川さん。2022年も出演作が続き、その活躍から目が離せません!
ほか前川さんの最新情報は、下記のInformationから公式サイト、Twitter、Instagramをご確認ください。

☆Information

【出演情報】
■『MANKAI MOVIE「A3!」~SPRING & SUMMER~』(2021年12月3日公開)
監督・脚本:倉田健次
脚本・舞台演出監修:松崎史也 亀田真二郎
原作:MANKAI STAGE『A3!』
音楽:Yu (vague)

■『MANKAI MOVIE「A3!」~AUTUMN & WINTER~』(2022年公開)
監督:倉田健次  脚本:倉田健次 小橋秀之
脚本・舞台演出監修:松崎史也 亀田真二郎
原作:MANKAI STAGE『A3!』
音楽:Yu (vague)

製作:MANKAI MOVIE『A3!』製作委員会(ギャガ ネルケプランニング ポニーキャニオン リベル・エンタテインメント)
配給:ギャガ

≪映画公式サイト≫
https://gaga.ne.jp/mankai-movie/

■シン る・ひま オリジナ・る ミュージカ・る「明治座で逆風に帆を張・ る!!」
第一部:オリジナ・る ミュージカ・る「明治座で逆風に帆を張・る!!」
第二部:ショー「ジャングルジャナイトクルーズ」
公演日程:2021 年12 月28 日(火)~31 日(金)
会場:明治座
※12 月31 日17:30 公演はフライングカウントダウンを行います。
※全公演、ライブ配信予定
≪公演公式サイト≫
https://shin-lehima.com/

■舞台『機動戦士ガンダム00 -破壊による覚醒-Re:(in)novation』 沙慈・クロスロード 役
脚本・演出:松崎史也
公演日程・会場:2022年2月5日(土)~14日(月)新国立劇場 中劇場
≪公演公式サイト≫
http://www.gundam00.net/stage/

■前川優希1st DVD『en.』発売中!
発売日:2021年10月16日(土)
定価:4400円(税込)
企画・発売元:株式会社スクロール
詳細はこちら
https://www.mensscroll.online/items/51538917

■ほか、前川さんの最新情報はこちらへ
≪事務所公式サイト≫
http://www.spacecraft.co.jp/maekawa_yuuki/
≪公式ブログ≫
https://ameblo.jp/maekawa-yuki
≪公式Twitter≫
https://twitter.com/yuyukiki535
≪公式Instagram≫
@yuyuyukikimaru1217

関連記事

前の記事
次の記事

@sumabojp

ページ上部へ戻る