【エームビ】春組・佐久間咲也役 横田龍儀×倉田健次監督が見どころ&撮影エピソードを語る、『MANKAI MOVIE「A3!」~SPRING & SUMMER~』12/3公開直前SPインタビュー【前編】

  • 2021-12-1

ダウンロード数750万突破のイケメン役者育成ゲーム『A3!(エースリー)』を舞台化したMANKAI STAGE『A3!』を実写映画化!
『MANKAI MOVIE「A3!」~SPRING & SUMMER~』(2021年12月3日公開)、『MANKAI MOVIE「A3!」~AUTUMN & WINTER~』(2022年3月4日公開)と、2作連続で全国公開されます。
スマートボーイズでは、12月3日に公開日が迫る『MANKAI MOVIE「A3!」~SPRING & SUMMER~』について、春組・佐久間咲也役の横田龍儀さんと倉田健次監督にインタビュー。その模様を、たっぷりと前編・後編の2日連続更新でお届けいたします。

(左から)春組・佐久間咲也役の横田龍儀さんと倉田健次監督が登場!

(左から)春組・佐久間咲也役の横田龍儀さんと倉田健次監督が登場!

ダウンロード数750万突破のイケメン役者育成ゲーム『A3!(エースリー)』を舞台化し、ファンからは『エーステ』の愛称で親しまれているMANKAI STAGE『A3!』(以下、『エーステ』)。2018年上演のシリーズ初演作から、過去上演された6作品とライブ公演は全て即日ソールドアウトとなる人気ぶりで、現在の2.5次元を牽引する存在となっています。

この『エーステ』を原作とする今回の映画化では、それぞれ春組&夏組、秋組&冬組にスポットを当てた2作品で、ひょんなことからボロ劇団の立て直しを任されることになった“監督”が、春組、夏組、秋組、冬組と、4つのユニットの劇団員を集めて公演を成功させるために彼らと奮闘する様が描かれます。

『MANKAI MOVIE「A3!」~SPRING & SUMMER~』ポスタービジュアル

『MANKAI MOVIE「A3!」~SPRING & SUMMER~』ポスタービジュアル

そして映画化キャストには、『エーステ』の俳優陣が続投するほか、MANKAIカンパニーの劇団員を育成する“監督役”には、映画館に足を運ぶ観客の方々を抜擢! 登場人物が観客の目線で語りかける、参加型の新感覚エンタテインメントが展開されます。
またスタッフにも舞台を手掛けたクオリティ保証バッチリの面々が名を連ねており、映画化により新たな魅力が開花することに期待が高まっています。

【映画場面写真】
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今回はそんな2作のうち、春組&夏組にスポットを当てた『MANKAI MOVIE「A3!」~SPRING & SUMMER~』について、春組・佐久間咲也役の横田龍儀さんと倉田健次監督に対談形式でインタビュー。それぞれ信頼し合い撮影に臨めたというお二人に、撮影時のエピソードや見どころについて語っていただきました。

■『MANKAI MOVIE「A3!」~SPRING & SUMMER~』公開直前
春組・佐久間咲也役 横田龍儀さん×倉田健次監督 対談インタビュー

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――これまで劇場で上演されてきた『エーステ』が、ついに映画館での『エームビ』に! この映画化が決まって、どのようなお気持ちでしたか?

横田龍儀(以下、横田) 僕はもう、まずは驚きでしたね! 『エーステ』は3年間やらせてもらっていますけど、“舞台を映画化する”っていう考えは全くなかったので、お話を聞いた時には「えっ!」と本当に驚いて。そこからはやっぱり嬉しさがありつつも、「どうやって撮っていくんだろう」とか、僕自身は映像の経験が多くはなかったので、「自分で大丈夫かな」っていう気持ちもありました。
でも撮影が始まる前に、倉田監督とお話をさせていただくことができて、その時に「こういう風に撮っていきたい」と細かくおっしゃってくださったので、僕自身も「こういう心持ちでいいんだ」と確認してから撮影に入れたんです。そのあとは本当に、ただただ毎日が楽しくて! その楽しさの中でも、『A3!』や『エーステ』の世界を大切にして撮影ができました。

倉田健次(以下、倉田) 僕はお話をいただいた時には、2.5次元の舞台を拝見したことがなく、『A3!』という作品は知っていましたけど、『エーステ』もまだ拝見していなくて。ただ、すごく人気のあるタイトルで、すでに舞台で演じられているという点で、“舞台を映画に持ってくる”ということが、「本当に僕でできるのかな」とは思いました。
それと同時に、特殊な世界観ではなく、現実のお話ではあるので、こういったキャラクターに扮している状態を現実に持ってくるにはどうしたらいいのか、と考えて。お話をいただいた瞬間から、「映画にするには何が必要なのか」「僕自身でやれることは何か」と羅列して、どう作っていくのかをもう一気に考え出していましたね。

横田 それで監督と最初にお会いしたのは、ワークショップでしたよね。

倉田 松崎さん(『エーステ』シリーズ演出の松崎史也氏)主宰のワークショップに呼んでいただいて、撮影の前に春組キャストと会える時間を作ってもらったんです。そこでキャストの皆さんを見たら、すごく誠実な人となりで、ワークショップでも勘のいい方たちが揃っていたので、まず安心感がありましたね。
それに、松崎さんから横田さんたちに対しての喋り方を見ていても、具体的かつ建設的で、会話をした上での演出をされていて。それを見た瞬間に、僕も同じような方法でやりとりをするタイプなので、これなら会話のチャンネルがすぐに作れるだろうなと感じました。
だからこのキャストと一緒に映画を作ることには、早い段階から僕の心配はなくなっていて、「彼らとだったら、いいものが作れる気がするな」と思うことができました。

映画場面写真より

映画場面写真より

――横田さんをはじめ、キャストの多くは『エーステ』からの出演となります。この仲間たちと映画でも共演できる、という点はいかがですか?

横田 やっぱり僕一人だったら「わ~っ!」ってなっていたと思いますけど、撮影でも本当にみんなが支えてくれて。
僕たち春組メンバーの中で、一番不安を感じていたのは今回新たに加わった怜也くん(碓氷真澄役の高橋怜也さん)だったと思いますけど、それもあって、春組はみんなで支え合って取り組めたし、怜也くんが入ってくれたからこそ、また出会いのシーンから新鮮に演じることができて。全てがうまく重なって、撮影に臨めたなって思います。

――高橋さんを仲間に迎えたことで、また改めて春組らしい関係が作れたんですね。

横田 でも正直、撮影初日は僕もド緊張していました! 本当に僕の勝手な偏見だったんですけど、「映画のスタッフさんって、めちゃめちゃ怖いんだろうな」って思っていたんですよ(笑)。

倉田 アハハ! そんなことないですよ!(笑)

横田 でも実際は、本当に優しくて。だから僕たちも萎縮することなく、しかも監督が「言いたいことや、やってみたいことがあったら、すぐに言ってください」って言ってくださったので、自分たちのやりたいようにやらせてもらえました。
その上で、修正すべき点は具体的に言ってもらえたりしたので、僕らにとっては学びながらも撮影ができて、すごく楽しい現場でした。

倉田 ありがとうございます。

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――そういった撮影序盤からの変化や成長は、監督も感じられていましたか?

倉田 そうですね。まずは『エーステ』の映像化ということより、映像作品の経験が少ないという方にとっては、現場自体が同じシーンを何回も色んな角度で撮るとか、色んな人が見ている中、リアルな場所でお芝居をするとか、かなり独特な環境でもあるので、そういう部分で緊張している人には「大丈夫だよ、緊張しなくていいよ」と伝えました。
でも、すでに映像作品の経験が豊富だったり、映像でも舞台でも感覚があまりブレないという方は、どの場所にいても変わらずやってくださっていましたし、僕からは緊張するもしないも言うことはなくて、今感じているままにやってもらう、それもまた重要なことのような気がしていて。
だって咲也くんも、その緊張がまた、いいエッセンスになるようなキャラクターでしたから。

横田 アハハ、そうですね!

映画場面写真より

映画場面写真より

倉田 その中で、初参加の高橋くんは特に考えることもあったと思うんですけど、高橋くんだけではなく、全員が一つ一つの場面に対してまた新たに作ろうと頑張っていて。そうやって必死に色々と構築していく姿を、僕は逆に邪魔しないように、もしちょっとズレてきたら「こういう形じゃないかな?」って補正するぐらいの気持ちでしたね。
僕はある意味、今回は『エーステ』を3年間やってきた方々の力を借りる立場だと思っていて。でも「彼らに信用を置いた上で、さらにどうしていこうか」という今回のやり方は、彼らとだからできたことであって、演出としては特殊な方法だったと思います。

――そうして撮影された今作ですが、映画ならではの魅力として、観客の皆さんに楽しみにしていただきたいポイントはありますか?

横田 舞台では、後方のお客さんにも伝わるように大きくアクションをしたりしますが、映像では大きなアクションをしちゃうと、画角からずれちゃったり、芝居が大げさに見えてしまう、という部分もあって。
でもだからこそ、映像では瞬きとか、表情一つ一つでも心の動きが繊細に見えたりして。舞台ならではの表現も素敵ですけど、映画では「今、この人はこういう感情になったんじゃないかな」という心の移り変わりもより細かく見られると思うので、そういったところはとても魅力に感じてもらえると思います。

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倉田 舞台には舞台ならではのライブ感がありますが、客席との距離は常に一定ですよね。映画では、キャストにカメラが近づいたりすることで、より繊細な表情を捉えたり、気持ちの変化が伝わりやすくなっていると思いますし、舞台でも「監督」という存在が観客と一心同体になっていますが、映画ではまた違った距離感で、彼らを応援する気持ちや、『エーステ』の世界観を感じられるかと思います。
観客の方にとっては、より劇団員たちとの距離が近い状態で、知りたかった気持ちや、細かな部分も見られる形になるという、この距離感。それによって、没入感も全く変わってくる、というのが映画ならではの違いであり、楽しんでいただける要素の一つですね。

横田 あとはやっぱり、映画ではセットもよりリアルに組まれていて! 劇中劇を演じる舞台上でも、お客さん役の方々が実際にいる中でのお芝居っていう風になるので、そういったところにもリアル感がどんどん乗っていって。
映画を見にきてくださる皆さんにとっても、どんどんどんどん気持ちが乗っかっていける要素になっていると思うので、そこはやっぱり映像の魅力だなって、僕は感じています。

映画場面写真より

映画場面写真より

倉田 劇中劇のシーンでも、映画では演者の気持ちを背負った撮り方として、舞台では絶対にありえないような、観客側を背景にしている画を撮ったりすることができるんですよね。そういった部分でも、『A3!』が描いてきた“劇団員が集まって、色んな苦悩や想い、喜びも携えて公演に向かい、また次のステップに進んでいく”という、この流れも分かりやすく、彼らの心情に寄り添った形で描けるのが映画なのかな、と。
『エーステ』とはまた違った目線で、舞台というものの素晴らしさであったり、役者の存在意義であったり、夢や希望の部分も感じられる作品になったんじゃないかなと思うので、そういう観点でも楽しんでいただけたら嬉しいです。

【12月2日更新・インタビュー後編へ続く】

『MANKAI MOVIE「A3!」~SPRING & SUMMER~』は、ギャガ配給にて2021年12月3日より全国公開。
続いて『MANKAI MOVIE「A3!」~AUTUMN & WINTER~』も、2022年3月4日に全国公開となります。
それぞれ映画の詳細は、Informationより公式サイトをご確認ください。

(C)2021 MANKAI MOVIE『A3!』製作委員会

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☆Information

MANKAI MOVIE「A3!」~SPRING & SUMMER~ 2021年12月3日(金)公開
MANKAI MOVIE「A3!」~AUTUMN & WINTER~ 2022年3月4日(金)公開

■『MANKAI MOVIE「A3!」~SPRING & SUMMER~』
監督・脚本:倉田健次
脚本・舞台演出監修:松崎史也 亀田真二郎
原作:MANKAI STAGE『A3!』
音楽:Yu (vague)
出演:横田龍儀 高橋怜也 前川優希 立石俊樹 古谷大和
陳内 将 宮崎 湧 野口 準 本田礼生 赤澤 燈
田口 涼 鯨井康介 藤田 玲 田内季宇 北園 涼 伊崎龍次郎
製作:MANKAI MOVIE『A3!』製作委員会(ギャガ ネルケプランニング ポニーキャニオン リベル・エンタテインメント)
配給:ギャガ

【STORY】
東京郊外の街、天鵞絨(ビロード)町。この街には「ビロードウェイ」と呼ばれる通りがあり、多くの劇団が拠点にする劇団員の聖地がある。そこに、かつての栄光を失った、借金まみれのボロ劇団があった。劇団を潰さないために提示された条件は2つ。年内に、かつてと同じく春・夏・秋・冬の4ユニット分の劇団員を集めること。4公演、すべてを成功させること。
まずは1カ月後に迫った、新生春組の旗揚げ公演。千秋楽までに満席にするため、たった1人の劇団員・佐久間咲也は立ち上がるー!

■『MANKAI MOVIE「A3!」~AUTUMN & WINTER~』
監督:倉田健次
脚本:倉田健次 小橋秀之
脚本・舞台演出監修:松崎史也 亀田真二郎
原作:MANKAI STAGE『A3!』
音楽:Yu (vague)
出演:水江建太 中村太郎 赤澤遼太郎 稲垣成弥 藤田 玲
荒牧慶彦 北園 涼 植田圭輔 田中涼星 上田堪大
横田龍儀 高橋怜也 前川優希 立石俊樹 古谷大和
陳内 将 宮崎 湧 野口 準 本田礼生 赤澤 燈
田口 涼 鯨井康介 田内季宇 伊崎龍次郎 河合龍之介
製作:MANKAI MOVIE『A3!』製作委員会(ギャガ ネルケプランニング ポニーキャニオン リベル・エンタテインメント)
配給:ギャガ

【STORY】
春組と夏組の旗揚げ公演を成功させ、借金返済のため残りの二組の公演成功に奔走する MANKAIカンパニー。個性が強すぎてバラバラだった秋組は稽古の一環で行ったポートレイトを通して絆を深め始めるが、公演の成功を阻む魔の手が忍び寄る…。一方、冬組はライバル劇団のGOD座から、どちらの公演が良かったかお客さんの投票によって決める「タイマンACT」を持ちかけられる。勝てばGOD座の売上を総取りでき借金完済、しかし負ければMANKAIカンパニーは解散。果たして彼らの運命は?

≪『エームビ完全攻略チャンネル』公式サイト≫
https://spoox.skyperfectv.co.jp/static/feature/a3

≪MANKAI MOVIE『A3!』公式サイト≫
https://gaga.ne.jp/mankai-movie/

≪MANKAI MOVIE『A3!』公式Twitter≫
https://twitter.com/mankai_movie

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