【仮面ライダーオーズ10th】渡部秀「映司とアンクの旅の終着点、完全新作でお届けいたします」三浦涼介・高田里穂・君嶋麻耶が東京国際映画祭にサプライズ登壇!イベントレポ&画像50枚をUP

  • 2021-11-6

ただいま東京・日比谷周辺で開催中の『第34回東京国際映画祭』にて、日比谷屋外上映会 仮面ライダー50th 仮面ライダーアニバーサリー in TIFFとして、劇場版『仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』(’11)が11月5日に上映。上映前に行われたオンライントークイベントに主人公・火野映司(仮面ライダーオーズ)役の渡部秀さん、怪人・アンク役の三浦涼介さん、ヒロイン・泉比奈役の高田里穂さん、後藤慎太郎(仮面ライダーバース)役の君嶋麻耶さんが登場しました。

スマートボーイズではその上映前オンライントークイベントとともに、映画上映後にキャストがサプライズ登壇したイベントの模様をお届けします。

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上映前オンライントークイベント(左から)君嶋麻耶さん、渡部秀さん、三浦涼介さん、高田里穂さん

『仮面ライダーオーズ』は、2010年9月から2011年8月までテレビ朝日系列で放送され、主人公・火野映司(演:渡部秀さん)が怪人・アンク(演:三浦涼介さん)と共に、メダルの怪人・グリードとの戦いから人類を守るストーリーで人気を博し、変身アイテムであるメダルの玩具の生産数が、その年の1円・5円・50円玉の発行数を上回ったことでも当時話題となりました。

上映前オンライントークイベントには、ゲストが生出演するスタジオに抽選で選ばれた150名のファンが招待され、またその模様は東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場ビジョンと、東京国際映画祭YouTube公式チャンネルにて中継。さらに映画の上映後、渡部さん、三浦さん、高田さん、君嶋さんが日比谷ステップ広場にサプライズで登場! 続編となる、Vシネクスト『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』が2022年春に期間限定上映されることが発表されました。
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【オンライントークイベントレポート】

MCの質問にキャストが答えていくスタイルでトークは進展。

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火野映司役の渡部秀さん

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アンク役の三浦涼介さん

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泉比奈役の高田里穂さん

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後藤慎太郎役の君嶋麻耶さん

――仮面ライダーオーズは放送から10年経ちましたが、10年経っていかがですか?

渡部秀(以下・渡部) 本当に、あっという間の10年だったなというのが率直な感想です。『仮面ライダーオーズ』の最終話が10年前に終わり、それから各々の役者業に邁進し、いろんな経験をしていく中で、やっぱり心のどこかにはこの『仮面ライダーオーズ』がずっとあったと思うんですね。こうやってキャストで登壇するっていうのも、ファイナルイベント以来10年ぶりだし、久しぶりそろったのは感慨深いものがありますね。

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――当時はオーズドライバー(変身ベルト)や、コアメダルが流行っていましたが、その話を聞いたときみなさんはどのように感じましたか?

高田里穂(以下・高田) 撮影中はあんまりたくさんの方に見られているって言う実感がわかなくて、おもちゃがすごく売れてるっていうの聞いて、それだけの人が見てくれてるんだなって実感が湧いてきました。おもちゃ屋といえば2人の楽しいエピソードがあるみたいなので…。

渡部 放送当時に、個人的に大泉の撮影所の前のデパートのおもちゃ売り場で人気調査をして(笑)。『映司派?』『アンク派?』という質問を目の前にいた子どもに投げかけたところ、振り向きもせずに『アンク』と言われました。

三浦涼介(以下・三浦) その日の撮影は、機嫌悪く入って来ました(笑)。

渡部 機嫌悪いというより落ち込んでいましたね(笑)。

三浦 でも、僕は映司のファンです!

渡部 ありがとうございます。1番のファンがいてくれました!(笑)

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三浦さんに「僕は映司のファンです」と言われて満面の笑みの渡部さん

――アンクはお子様からも大人気のキャラクターでしたが、10年経った今でも「アンクだ!」って言われたりするんですか?

三浦 当時放送を見ていた子供たちに「オーズ見てました!」って言われるとすごくドキドキしてしまいますね。成人しても「オーズは忘れられないです」って言葉を聞くと、本当に愛していただけたんたんだなって思うし、いまだに改めて、オーズを見ている方たち、見返してくださっている方たちも沢山いらっしゃるみたいで、いろんな声を聞くと、ありがたい役をやらしてもらっていたんだなと感じています。

――放送当時に視聴者のお子様とのエピソードなとなどはありますか?

三浦 ドラマでアンクがやばい時に、メダルをくれた子供がいて泣きました。当時はすごく貴重なメダルでしたから、すごく感動しましたね。

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――高田さんに質問です。当時の撮影で大変だったエピソードをお聞かせください。

高田 比奈って怪力で、いろんな重たいものを持つじゃないですか? でも、実際に撮影で使うものは発泡スチロールでできているのですが、重たく見せなきゃいけないので、家の鏡の前でどうやったら重く見えるのか、練習していました。椅子やダンボールとかで、1人で「ふんにゅ〜」ってやってました(笑)。

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――君嶋さんに質問です。仮面ライダーバースは、伊達明(演:岩永洋昭さん)より(伊達が怪我をして戦闘が困難になった為)引き継ぐ形でしたが、バースをやると決まった時はどんなお気持ちでしたか?

君嶋麻耶(以下・君嶋) 38-39話で変身するのですが、変身することを聞いたのは撮影の結構直前で、プレッシャーに押し潰されそうでした(笑)。

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――当時のスケジュールはいかがでしたか?

渡部 1年を通してずっと早起きでした。当時は1日に、ドラマも映画も両方撮っていましたね。

高田 ネット配信もあったので、鞄の中に台本が5冊くらいある時もありました。

渡部 ドラマ2冊、映画版1冊、ネット配信1冊、バンダイさんのおもちゃのアフレコ1冊みたいな重なり方もありました。

高田 今日は何の撮影? ってわからなくなる時もありました(苦笑)。

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それぞれ当時を振り返ります

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――共演者やスタッフとのエピソードはありますか?

渡部 『仮面ライダーオーズ』においてすごく大事なテーマである『欲望』を具現化した敵キャラクターでもある”グリード”。この”グリード”チームとの敵対構図は当時からすごく思い出に残っていて、実際にガメル(演:松本博之さん)・ウヴァ(演:山田悠介さん)・カザリ(演:橋本汰斗さん)・メズール(演: 未来穂香さん)とは、あんまり現場でしゃべったことがないんです。振り返るとその距離感が、撮影の上ですごくリアリティーにつながったのかなと思います。

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三浦 一番近くで僕らの体調管理だったりとか、いろんな悩みを聞いてくれた助監督の上堀内(佳寿也)さんが今は監督になられて。でも、当時は喧嘩ばかりしていましたね(笑)。実は京都に行った時も大喧嘩して。

渡部 でもすごくいい喧嘩なんですよ。りょん君(三浦さんの愛称)は、りょん君でアンクに対しての思いもあって、上堀内さんも作品を良くしたいって方向性は一緒なんですけれども、些細なことでぶつかり合っていて。物語を良くしたいがために、ぶつかり合う場面を目の当たりにしていたので、「あーこの人たち本気なんだな。僕たちも頑張らなきゃな」って思わされました。

三浦 当時、上堀内さんと同い年だったので、僕も甘えていた部分もあると思うんですけれども、久しぶりにお会いしたら監督になられて、一緒にお仕事できて凄い嬉しかったです。

渡部 それこそ『平ジェネ(平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER(’18))』だよね。時を経て、上堀内さんが監督になられて、一緒にお仕事するっていうのはすごい感慨深かったですね。

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高田 3人(渡部・三浦・高田)で、最終回に手を繋ぐシーンがあって。みんなそれぞれ別の方向を向いていて。私は「もう終わっちゃうんだな……」って気持ちで見ていたんです。2人はあの時どんな気持ちだった?

三浦 それは各々おんなじ気持ちだったと思いますよ。

渡部 俺ももちろん終わってしまう寂しさは感じていたよ。終盤だったので、一年の締め括りが近づいているんだなっていうのは感じていたし、オンエア見たときに、音楽も相まってすごく素敵なシーンだけど、ちょっと儚かなくて。バラバラの道を歩んでいかないといけないことを暗示しているようで切なかった。

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――放送終了してから10年経過しますが、未だにたくさんのファンの方から愛されている『仮面ライダーオーズ』ですが、みなさんにとってどんな作品ですか?

渡部 何度、思い返しても役者としての出発点であり、原点です。これからの10年・20年・30年って絶対に変わらないですし、初主演でやらせていただいた作品でもありますので、原点ですね。

三浦 何か壁にぶつかる度に、今もみんなの顔を思い出すんです。だから僕にとって、すごく大きな作品・存在だったなと、辛くなる度に思います。僕にとっての救いですね。ホームです。

高田 芸能人生における核と言える存在です。どんな現場・地方に行っても「オーズ見てたよ」「比奈ちゃん」と言われます。それだけのものに出ていたんだという、ありがたみを年々、年を重ねるにつれ、そう思いますね。

君嶋 お芝居の経験がほとんどない状態で現場に入らせていただいて、演じることだけではなく、大人としてこうするべきだということなども一から教えていただいて、僕の人生が変わった作品です。

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――最後に一言ずつメッセージをお願いします。

君嶋 10年経って、こうやってみなさまの前に立たせていただいて、4人でお話させていただける機会があると思っていなかったので、すごく貴重な時間を過ごさせていただきました。どうもありがとうございました。

高田 コロナ禍になってしまって、みなさんマスクしてあまり声も出せなかったと思うんですけど、それでも雰囲気がすごい温かくて、色々と懐かしい話もできたかなと思います。今後も私たちも活動を頑張っていきますので、変わらず応援していただけるとうれしいです。本当にありがとうございました

三浦 本日は、ありがとうございました。こうした時間をみなさんと共有できることが、すごく僕のパワーになるなと改めて感じています。これから各々いろんな仕事をしていくと思いますけども、興味があれば見ていただければなと思いますし、これからも頑張っていきますのでよろしくお願いいたします。ありがとうございました!

渡部 本日はお集まりいただき、誠にありがとうございます。僕ら4人登壇させて頂きましたけども、久しぶりにみなさんの前で『仮面ライダーオーズ』のキャストとして、トークショーすることができて本当に感無量です。それもここまで10年間応援してくださった『仮面ライダーオーズ』ファンのみなさま、『仮面ライダー』ファンのみなさまのおかげだと思っております。。またいつかキャストで集まれる日を願って、これから役者業邁進していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。本日は誠にありがとうございました。

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【サプライズ登壇レポート】
さらに『仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』の上映後、渡部さん、三浦さん、高田さん、君嶋さんが東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場にサプライズで登場しました!

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渡部 本日は僕たちから発表がありますので、早速こちらの映像をご覧ください!


※Androidの方はタイトルをタップしてYouTubeでご覧ください。

「ハッピーバースデイ! オーズ!」のかけ声とともに特報の映像が流れ、「アンク復活」の文字が流れ、映司の「おかえり、アンク」というセリフが! 完全新作のVシネクスト『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』の製作と2022年春に期間限定上映されることが発表され、会場から歓声が上がりました。

『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』ティザービジュアル

『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』ティザービジュアル

渡部 こうしてみなさまに放送終了から10年間、お待ちいただいて、同時に僕たちもアンクとの『いつかのまた明日』を夢見ていました。こうして、特報という形で新作を発表できたことを光栄に思っています。2022年の春の公開を楽しみにしていてください。

高田 アンク復活、おめでとう!
三浦 ありがとうございます。当時の感覚といいますか、10年前にやらせていただいたアンクに戻れるように、スタッフのみなさんの力も借りながら、ステキなキャストのみんなと共に多少なりとも10年前に戻れた気持ちで撮影に挑めました。

高田 映司・アンク・比奈が再会する個人的にはグッときました。どのシーンも胸熱でした。

君嶋 みんなと現場で会って、その時点できっとこの作品はみなさんに喜んでいただけるなっていうふうに感じて、ワンシーンワンシーンに頑張ってやらせていただきました。

渡部 みなさんが10年間待ってくださって、そのおかげで今回新作が撮れるのでとても嬉しいです。今回の『仮面ライダーオーズ』の新作は、オーズの最終話から10年後の世界の話となっております。映司とアンクの旅の終着点、完全新作でお届けいたします。そしてこの作品で『仮面ライダーオーズ』完結編ということで、ぜひみなさまに楽しんでいただければと思っております。撮影は終わっていますが、上映まで僕らも気を抜かず頑張っていきますので、2022年春の公開をお楽しみに! よろしくお願い致します。

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仮面ライダーオーズ タトバコンボと仮面ライダーバースも登場しました!

【フォトギャラリー】
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Vシネネクスト『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』の詳細はコチラをチェックしてください。

(C) 2022 石森プロ・バンダイ・東映ビデオ・東映

☆Information

【イベント概要】
日比谷屋外上映会 仮面ライダー50th 仮面ライダーアニバーサリー in TIFF(東京国際映画祭)
※無料屋外上映イベント

日時:11月5日(金)
16:30〜上映前オンライントークイベント
17:00〜劇場版『仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』上映
場所:東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場ビジョンにて中継
出演者:渡部秀、三浦涼介、高田里穂、君嶋麻耶

【新作詳細】
Vシネネクスト『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』
公開:2022年春 期間限定上映

【キャスト】
渡部 秀 三浦涼介 高田里穂 君嶋麻耶 岩永洋昭
有末麻祐子 甲斐まり恵 / 宇梶剛士
ゆかな(声の出演) 中田譲治(ナレーション)

【スタッフ】
原作:石ノ森章太郎
脚本:毛利亘宏
音楽:中川幸太郎
アクション監督:宮崎 剛
監督:田﨑竜太

≪公式サイト≫
https://www.toei-video.co.jp/ooo10th/
≪公式Twitter≫
@ooo10th
≪東映特撮ファンクラブ公式サイト≫
http://tokusatsu-fc.jp/

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