【熱演画像追加!!】「五番目のサリー」が開幕!主演・彩吹真央、演出・荻田浩一で“五重人格”のヒロインを描く!仙名彩世・中河内雅貴・駒田一も登場の囲み取材&大山真志・荒井敦史・井澤勇貴・小寺利光ら共演のゲネプロ舞台写真UP

  • 2021-10-27

・オフィシャルゲネプロ画像を20点追加しました!(10/27)


“五重人格”のサリーの心の軌跡を鮮やかに描く、ダニエル・キイスの傑作小説を舞台化! 「五番目のサリー」~The Fifth Sally~が、2021年10月21日に東京・よみうり大手町ホールにて公演開幕を迎えました。
前日にはキャストのうち彩吹真央さん、仙名彩世さん、中河内雅貴さん、駒田 一さんによる囲み取材も開催。その模様を、小野妃香里さん、藤田奈那さん、大山真志さん、荒井敦史さん、井澤勇貴さん、小寺利光さんのほかキャストも出演するゲネプロ舞台写真と合わせてご紹介いたします。

(左から)仙名彩世さん、駒田 一さん、彩吹真央さん、中河内雅貴さん

(左から)仙名彩世さん、駒田 一さん、彩吹真央さん、中河内雅貴さん

今作は、『アルジャーノンに花束を』『24人のビリー・ミリガン』など、数々の名作を生んだ作家ダニエル・キイスによって、五重人格のヒロイン、サリー・ポーターを主人公に描かれた小説『五番目のサリー』を、『CHESS in Concert』、宝塚歌劇団100周年前夜祭『DREAM、A DREAM』、『アルジャーノンに花束を』「ミュージカル『王家の紋章』」『ドリアングレイの肖像』『ミュージカル イヴ・サンローラン』などの名作を手がける荻田浩一氏の脚本・演出で舞台化。

―― 離婚歴のある地味なウェイトレス【サリー・ポーター】は、自分の中に、デリー、ノラ、ベラ、ジンクスという四つの異なる人格を持っていた。
デリーは楽天家でウエイトレスの仕事を心から楽しむことができる。
ノラは自殺願望のあるインテリで、精神分析の書物や前衛芸術が大好きで、自分で絵も描くアーティスト。
ベラは歌とダンスが大好きで、ひそかに女優になることを夢見ている。
ジンクスは最も危険な人格で、憎悪にまみれた彼女は、離婚した夫や主治医のロジャーを殺してしまおうと思っている。――

この難役に挑むのは、2010年宝塚歌劇団を退団後、数多くの話題作に出演し続ける彩吹真央さん。
またサリーのうちに潜む別人格や彼女を取り巻く人々として、仙名彩世さん、小野妃香里さん、藤田奈那さん、中河内雅貴さん、大山真志さん、荒井敦史さん、井澤勇貴さん、小寺利光さん、そして駒田 一さんが共演。こうした舞台経験豊富な実力派キャストが、“五重人格”のサリーの心に迫ります!

【オフィシャルゲネプロ画像(撮影:GEKKO)】
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【舞台写真】
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【キャスト・配役】
サリー:彩吹真央

ベラ(*)、他:仙名彩世
看護婦マギー、母ヴィヴィアン、他:小野妃香里
デリー(*)、他:藤田奈那

ジンクス(*)、マーフィ、他:中河内雅貴
上司エリオット、他:大山真志
ロジャー・アッシュ医師:荒井敦史
同僚トッド、他:井澤勇貴
前夫ラリー、ノラ(*)、他:小寺利光

Inter Self Helper:駒田 一
*サリーのうちに潜む別人格

【STORY】
「わたしの心のなかに隠れているあなたはだれ?」
サリーは漂う・・・舞い降る白い雪のように。

サリー・ポーターは、ニューヨークで働く平凡なウエイトレス。だが、人知れず重大な悩みを抱えている。たびたび陥る記憶喪失が、それだ。
幼少時から繰り返されてきた空白の時間がサリーを苦しめている。仕事は長続きせず、結婚生活も破綻……、
今は10歳になる双子の子供を手放して、彼女は孤独に生きている。精神科医のロジャーの治療を受け、彼女は驚くべき事実を知る。
サリーの心の中には、他に四つの人格が存在していたのだ―。
サリーは困難な状況に遭遇すると、四つの人格のどれかと入れ替わってしまう。
そして、別の人格が身体を支配している間、サリー自身の意識はなく、当然記憶もまた無い。ロジャーの指導のもと、サリーは分裂した人格を統合して「本当の自分」になろうとする。

公開ゲネプロの直後に行われた囲み取材では、主演・サリー役の彩吹真央さんとともに、仙名彩世さん、中河内雅貴さん、駒田 一さんが参加。まずはそれぞれ、今作への意気込みをコメントします。

彩吹真央さん

彩吹真央さん

彩吹真央さん「ダニエル・キイスの代表作の一つでもある『五番目のサリー』ですが、個人的には多重人格のような役を演じさせていただく機会は中々ないので、とっても役者冥利に尽きる役に出会わせてもらえたな、と感謝するとともに……やはり膨大な原作を2時間に収めているので、とても内容が濃い作品なんです。
それをすごく丁寧に、荻田さんが稽古をつけてくださって、いまも今日の通し稽古のダメ出しを受けてから来たんですけど、『安心してやって』って言って下さったので、みんなでお稽古を一緒にやってきたことを自信に繋げて……明日からお客様の前でできることに緊張はありますけど、今は楽しみの方が多いです」

駒田 一さん

駒田 一さん

駒田 一さん「これ言っていいのかな? とにかく久しぶりにすごくチームワークのいい現場で……これはカットですね、よその現場はどうなんだって(笑)。でも本当に、久々に素敵な現場だなって思っていて。
荻田さんがすごくいい稽古場の作り方をしてくれて、それに僕たちはうまく乗っていけたし、僕らの出していくアプローチみたいなのをすごく認めてくれて。10名のキャストも面白くて、すごく重くてグっとくる内容だけど、休憩になると皆さんぽわ~んとなる、居心地の良い稽古場でしたから、その色が非常に出るんじゃないかなと思う作品です。
それぞれ皆さんにも色んな人格があると思うので、何か共感できる部分がいっぱいあるような気がして、楽しめる作品になっていると思います」

仙名彩世さん

仙名彩世さん

仙名彩世さん「稽古場からすごく濃密な時間を過ごせましたし、何度も稽古場から通し稽古をさせていただけたので、それが味になっているなと思います。
初日が開けるっていう怖さよりも、お客様がどう見てくださるんだろうってすごく楽しみで、本当に素敵なカンパニーだなと思っています。これからの10日間、皆さんと一緒に舞台を作っていきたいなと思います」

中河内雅貴さん

中河内雅貴さん

中河内雅貴さん「稽古場での本読みから、荻田さんがじっくりと丁寧にやってくださったので、こういうふうに作っていきたいのかなっていう指針があって、こっちとしても想像力が膨らむような作りをしてくださって。立ち稽古に入っても、また荻田さんのプランと、自分たちがこうしてみたいプランニングと、いい意味でのケミストリーが起きる稽古場でしたし、しかもやるときは集中力をパッと使って、『じゃあ今日は終わりにしましょう』って終わる、メリハリのある素晴らしい稽古場だなって感じる、僕としては一番理想としていた稽古場だったので、もう自信を持って舞台の上に立って、お客様に『五番目のサリー』をお届けできるんじゃないかなって思っています。
本当にみんなのチームワークが素晴らしい作品なので、ゆみこさん(彩吹さんの愛称)に引っ張ってもらいつつ、僕らもがっちりと手を組んで、一緒に背中を押しながら、千秋楽まで誰一人欠けることなく、全公演をやり抜きたいなと思います」

それぞれのコメント後の質疑応答では、まずは多重人格者として、サリーを含め5つの人格を演じ分ける彩吹さんに、その難しさについて質問が。
すると彩吹さんからは「自分自身がどちらかというとおっとり系なので、早口で喋るとか、怒りをぶつけるとか、そういう別人格のシーンはすごく苦労しました。ちょっと凄みに欠けるというか……」と明かした上で、「あとは宝塚に16年いたので、例えば中河内くんとはジンクスという役を共有するんですけど、そういうときにジンクスだから怖くと思って宝塚時代の凄みを出したら、逆に荻田さんからは『ちょっと男役すぎるのでやめてください』って言われたり(笑)」というエピソードも飛び出します。

しかし「今までの経験を総動員してやることはすごく大変でもあったんですけど、でもなかなかできる経験ではないので、なんだか多重人格を演じることが快感に近づいてきていますね」ともコメントし、彩吹さんは今作ならではの役作りを楽しんでいるよう。
またモノトーンが印象的な衣装や、シンプルな舞台セットについても、彩吹さんは「衣装や舞台がシンプルな分、演技力でみせる、というハードルの高さはありますが、やっていて高みを目指している私たちが楽しいというか。白黒だけど、お客様の目では『さっきは青に見える』『今は赤だな』って色が変わっていくように見えたら嬉しいなって思います」と語ってくれます。

また「皆さんの中にある、出てきてほしくない人格や性格は?」との質問には、仙名さんから「小さい頃はすごく緊張する子で、いつも絶対失敗するっていう。その感覚はもう出てきて欲しくないですね(笑)」とはにかみながら回答。
続いて駒田さんは「僕も色んな性格を持っていて喜怒哀楽も出ますが、サリーに年々近づいてきたところだと、記憶がなくなるっていう。『昨日なにやってたっけな?』っていう、都合のいいところが増えましたね(笑)」と答えて場内を笑わせつつも、「でも感情を隠さなくていいのが役者という職業ですし、あまり感情的なことは我慢しないですね。というより、昔ほどでなくなって、『まあいいか、ケセラセラ』となってきたので、それは非常にいいなと思います」と大人の意見も聞かせてくれます。

一方で彩吹さんは「この作品をやるにあたって幼い時の写真を見たら、すべてブスっとしていて。お菓子を買ってほしいけど買ってもらえないから、そのお菓子を持ってブスっとしているような写真がいっぱいありました(笑)。4人きょうだいの末っ子なので、すごく甘えたがりな部分や、ごねたら買ってくれるんじゃないかって思ってしまうところがあって……大人になっても、そういう頑固なところはありますね」と語りますが、周囲のキャスト陣からは「カワイイ!」「全然そんな頑固さは見たことがない!」との声が上がります。

そして中河内さんは、「昔は誰に対してもジンクスみたいな感じで、売られた喧嘩は絶対買う、っていう感じでしたが……結婚してからは、人に殺意を覚えなくなりましたね(笑)」と語りだし、駒田さんも「あぶねぇな!」と苦笑い。
中河内さんは、「昔はもう『誰でもかかって来い、こういう仕事は戦場だ!』と思って東京へと出てきたので、絶対負けねぇっていう感じだったんですけど、最近は人と比べるんじゃなくて、自分自身がどうあるべきかをすごく考えるようになって。何か優しい部分の人格がすごく出てきているなって感じています」と、考え方も穏やかになったとのこと。
また今回の現場については「とても幸せな現場ですし、役でも発散できるので。だから誰に対しても当たることなく、幸せに平和にやらせてもらっています(笑)」と語りました。

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さまざまなエピソードも飛び出した取材の最後には、キャストを代表して彩吹さんが「本当に丁寧に、丁寧に作り上げてきた『五番目のサリー』を、ぜひとも皆さんの目で見届けていただきたいですし、今の状況で人と交わること、人と関わることが少なくなってきている分、この舞台をご覧いただいて、本当に人間の温かい部分だけじゃなく、弱い部分、つらい部分、色んな側面を感じていただいて、明日からも頑張ろうと思っていただけたら嬉しいです」と、観客へとメッセージを送ってくれました。

「五番目のサリー」~The Fifth Sally~は、2021年10月21日~10月30日まで全14公演が東京・よみうり大手町ホールにて上演中です。一部公演回では、キャストによるアフタートークショーも開催されます。
ほか公演に関する詳細は、下記のInformationから公式サイトをご確認ください。

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☆Information

<公演概要>
■「五番目のサリー」~The Fifth Sally~
日程:2021年10月21日(木)~10月30日(土) 全14公演
会場:よみうり大手町ホール

原作:ダニエル・キイス著「五番目のサリー」(ハヤカワ文庫)
脚本・演出:荻田浩一
音楽:TAKA

出演者:
彩吹真央

仙名彩世
小野妃香里
藤田奈那

中河内雅貴
大山真志
荒井敦史
井澤勇貴
小寺利光

駒田一

チケット料金:全席指定 9,800円(税込)
チケット販売:
●キョードー東京 0570-550-799
(平日11:00-18:00/土日祝10:00-18:00 オペレーター対応)
●チケットぴあ (Pコード:507-870)
●イープラス
●ローソンチケット (Lコード:35188)
●カンフェティ

問い合わせ:キョードー東京 0570-550-799 (平日 11:00~18:00/土日祝 10:00~18:00)
主催・企画製作:M・G・H/ニッポン放送

≪公式サイト≫
https://music-g-h.com/stage/sally
≪公式Twitter≫
https://twitter.com/The_Fifth_Sally (@The_Fifth_Sally)

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