2021-9-16

2020年10月から配信中のWebアニメ「おねがいっパトロンさま！」が原作の「おねがいっパトロンさま！ The Stage」が、2021年9月15日に東京・草月ホールで開幕しました。

“おねパト”が”おねステ”として、開幕！

原作は”おねパト”の愛称で人気の、支援するもの『パトロン』、支援されるもの『シュガー』、2人で一つの“パトレイサー”が、人々の止まってしまったココロを再び震わせるために奔走する模様を描いた物語。
本作では、劇団ナイスコンプレックス主宰のキムラ真が演出・脚本を担当。杉江大志さんと山田ジェームス武さんがW主演を務め、共演に宮崎湧さん、前川優希さん、安井一真さん、富永勇也さん、輝馬さん、古谷大和さんと豪華なキャストが揃いました。
スマートボーイズでは、開幕直前に行われたゲネプロのオフィシャル画像＆公演レポ及びキャストコメントをお届けします。

【オフィシャルゲネプロレポート】
物語は猫屋敷良夜（山田ジェームス武）と由賀旭（杉江大志）の出逢いから始まる。ある日、旭のアルバイト先であるバーのマスターの様子が“まるでココロが止まってしまった”かのように急変。
慌てる旭のもとへ良夜が現れ、2人は突如として“パトレイサー”というバディ関係で結ばれることとなった。

由賀旭役の杉江大志さん

猫屋敷良夜役の山田ジェームス武さん

別人のようになってしまったマスターを元に戻すためには、『ココロの劇場』に入り込み、 “記憶のキー”を見つけ出す必要があった。過去の記憶にまつわるアイテムがキーとなり、ココロを震わせるための原動力になるからだ。
ただし他人のココロに入って干渉することができるのは『シュガー』である旭だけ。『パトロン』という立場の良夜にはサポートしかできない。
そのことに歯がゆさを感じる良夜だが、初めてココロの中に入った旭にとっては良夜の助言があったからこそ、記憶のキーを見つけ出すことができたのだった。

この瞬間から2人の間に流れる空気が徐々に変化していく。

見つけ出したキーを手に、旭と良夜はともにココロの劇場で一番大切な記憶を基にした『再現劇』を上演し、みごとマスターのココロを震わせることに成功した。

きっかけは偶然だったものの、パトレイサーとなる覚悟を決めた2人。後に同じ仲間が他にも存在するということをドク（輝馬）から知らされる。

日球磨塔斗役の宮崎湧さん

胡桃峯役の前川優希さん

ニャオーズ事務所所属のアイドルデュオ『夢幻』の日球磨塔斗（宮崎湧）と胡桃峯（前川優希）もまたシュガーとパトロン関係にあった。喧嘩っ早く、他人を寄せ付けない塔斗と、穏やかで他人と円滑な関係を築く峯は一見して正反対に見えるが、互いを理解し合いながら人々のココロを救ってきた。

継木葉役の安井一真さん

継木伊鳴役の富永勇也さん

継木葉（安井一真）と継木伊鳴（富永勇也）は兄弟であり、漫画家と編集者、そしてシュガーとパトロンだ。作中ではあるきっかけを通してパトレイサーとして目覚めることとなる。

ドク役の輝馬さん

エーカー役の古谷大和さん

そしてもう一組。ドクとエーカー（古谷大和）は物語の行く先を握る重要人物。彼らが良くも悪くも他のパトレイサーたちを突き動かす。

各パトレイサーの間にはそれぞれの絆があり、その想いが反映された言動一つ一つが作中の見どころである。

■キャストコメント
・由賀旭役／杉江大志
素敵な座組みに恵まれて、とても楽しく建設的で、チャレンジングな稽古を重ねることができました！この作品が持つメッセージがまっすぐ伝わる演劇に仕上がったと思います。人と人との繋がりと、それによって震える心を大切に、毎公演新鮮に演じます。
今だからこそ、この作品がたくさんの方の心に届きますように。

・猫屋敷良夜役／山田ジェームス武
いよいよ開演です。お話をいただいた時から、どう作り上げて、どう演じるかを楽しみにしていました。こうして皆さんにお届けすることができて嬉しく思っています。本公演は人の“ココロ”を動かすことをテーマに、キャスト陣みんなで作ってきました。ご観劇される方々のココロを動かし、震わせるこの世界を、どうか最後まで楽しんでもらえたらと思っています。
人が人を助ける。普段からたくさんの元気をいただいている分、僕たちも皆さんを元気にします。お楽しみに。

・日球磨塔斗役／宮崎湧
約1ヵ月の間、共演者の方々と作品を作っていくうえで、自分にとって今まで体感したことのない刺激がたくさん溢れている稽古場でした。本当に勉強になる日々で、恵まれた環境で、お芝居を楽しむことができました。あとは板の上に立って勝負するだけ！
このメンバーで開幕できることを誇りに、観ていただく方を心動させることができるように千穐楽まで駆け抜けたいです。

・胡桃峯役／前川優希
素敵なコンテンツの、舞台化の立ち上げに参加することができて本当に嬉しいです。
役者として、人の心を震わせることに幸せを感じることが多いですが、それらが簡単ではないことや一人では難しいこと、色々な大切なことを改めて突き付けてもらいました。
稽古場で培ってきたこの温かくてキラキラした何かをカンパニー全員で届けられたらなと思っています。

・継木葉役／安井一真
継木葉役の安井一真です！自分はこの作品に参加している側の身ではありますが、本当に心が熱くなる作品です。それぞれのキャラクターやお芝居はもちろんのこと、個人的には映像や音、光とのコラボレーションも魅力のひとつだと思いますので、ぜひ、この作品全体を楽しみながら観てほしいです!!

・継木伊鳴役／富永勇也
今幕が上がることがとても楽しみで、ワクワクしております。観劇いただいた皆さまにどんな反応をいただけるのか。楽しく、熱く、このご時世の中でやるにふさわしい作品だと個人的には思っております。
皆さまのココロを震わせられるように、そんな作品にするために、カンパニーの一員として一歯車として、全力で臨みます！バディの葉さんとともに。パトレイサーとして！

・ドク役／輝馬
ドク役を演じさせてもらいます、輝馬です！いよいよ本番が始まります！みんなで懸命に稽古してきた成果を見ていただけたら嬉しいです。そして、これまでになかったような作品に仕上がっていると思うので、楽しんでいただけること間違いなしです！

・エーカー役／古谷大和
ココロが止まったり震えたり。そんなことを繰り返す人生の中で、何が大切な思い出になるのかわからないですし、それが大切だと気付くのに時間もかかるかもしれない。
でも、確かに今日という日に、また演劇をやれることに幸せを感じています。それを大事に胸にしまって、お客様にも不思議でキラキラしていて心が動くような時間を届けられますように。

・脚本・演出／キムラ真
「ココロが止まっていませんか？」
全てはこの一言に尽きます。
誰かの心を震わせるための物語です。それが軸となる、この「おねがいっパトロンさま！」。
お話しをいただいてそのコンセプトを知り、外部公演では初の「脚本・演出」をやらせていただこうと決めました。
キャスト・スタッフ一同、この「おねパト」を『舞台化』するために、集い考え、実現しました。幕を開けるのも奇跡的な現状。対応・対策を充分に行い、幕が上がります。観ていただけることが本当に嬉しく幸せです。ぜひ観ていただきたい舞台です。

【あらすじ】
「俺はお前の、パトロンだ」その日、猫屋敷良夜は由賀旭と出逢った。
正反対の彼らは 2 人で 1 つのヒーロー“パトレイサー”となり、人々の止まったココロを再び震わせていく。支援する者パトロンそれは「才能を繋ぐ者」支援される者シュガーそれは「才能を持つ者」あなたのココロを震わせる、“パトレイサー”たちの活躍が始まる!!
パトロン関係それは歴史の中確かに存在した美しき愛の形
これはパトレイサーとあなたの愛の物語である!

また、本公演には “マルチエンディング”が存在し、公演ごとに[A][B][C]の3パターンでエンディングが変わり、毎回違った演出が用意されています。チャンスはそれぞれ3回ずつなので、ぜひ気になるキャストのエンディングがある場合は公演日をチェックしてください。

【日替わりエンディング】
[A]　『2年前から始まっていた』／ドク・エーカー
[B]　『ドク』／ドク
[C]　『塔斗と峯』／塔斗・峯

現在、当日券も若干の余裕があり、各日の開場時間以降購入が可能。
なお、9月18日12時公演・17時公演は、ライブ配信（オリジナルスイッチング映像）を予定。なんと公演後にパトロン・シュガーチームそれぞれのスペシャル座談会が視聴できるという限定特典付きです。

「おねがいっパトロンさま! The Stage」は9月20日まで上演。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。

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