2021-6-30

舞台『観劇者』が2021年6月30日、東京・シアターグリーンBIG TREE THEATERにて開幕を迎えました。

(左から)堀田竜成/外岡えりか/林明寛/大滝樹/岩佐祐樹/わたなべかすみ/吉田翔吾/斉藤レイ/長戸勝彦

スマートボーイズでは、公演初日直前に行われたゲネプロと会見を取材。

主演は堀田竜成さん、共演には、林明寛さん、岩佐祐樹さん、吉田翔吾さんと実力派の若手俳優が勢揃い。さらに堀田さんは初のストレートプレイに挑みます！

【あらすじ】
客席にこそドラマがある。
客席開場から終演後までの観劇者たちを描く物語。
東京のとある劇場の客席Ｍ列5番から13番に座る男女９人の観劇者たち。 出演する娘を観にきた夫婦や、推しの俳優を彼氏候補の男と観にきた女。 ずっと観たくて仕方なかった作品を初めて観劇する女や、観劇そのものが生き甲斐となっている男。 とある事情で少しでも早く終演して欲しいと願っている男と、劇場の前をたまたま通り掛かって当日券で入った女。 そして、主演を務めることになった友人を観にきた男。 彼ら、彼女らはどのような経緯でこの舞台を観劇することになったのか。 どのような想いで予定を空け、チケットを買ったのか。 この作品は、客席開場から終演するまで、ご観劇されるお客様を描く物語。 俳優が最後まで観劇マナーを守って演じます。

堀田竜成さん

■キャストコメント
この公演を通して、それぞれのストーリーがあって、みなさまにもきっとストーリーがあると思います。置き換えられることや、感じられるものもたくさんある舞台になると思います。次への1歩につながる作品になればいいなと思っていますので精一杯がんばります。

外岡えりかさん

■キャストコメント
スタッフさん、キャストが誰1人欠けることなく、今日無事に幕が開くことがとてもうれしいです。私たち一人一人が背負っている物語や想いはもちろん、お客さんもいろんな思いを背負って劇場に来てくれていると思うので、お届けするのが今から楽しみでいっぱいです。

林明寛さん

■キャストコメント
この脚本は、演出や役者をやられている開沼さんだから書けたものだと思っていて、1度は舞台を見た事ある人であれば、どこかしら引っかかるポイントはあると思うので、楽しんでいただけるんじゃないかなと思います。

大滝樹さん

■キャストコメント
私は推し活をしている女性の代表だと思って演じました。見に来てくださる方は、誰か推しがいると思うので、その人に失礼のないように、精一杯演じさせていただこうと思います。

岩佐祐樹さん/昼間はカフェの厨房で働き

岩佐祐樹さん/夜は工事現場でアルバイト

■キャストコメント
劇場に来て下さるお客さんが、劇場に来た段階で何か共感がある作品だと思っております。一人一人が主役の舞台だと思いますので、共感してもらえて、楽しんでいただければうれしいです。これからもっともっと観劇が好きになってもらえたらうれしいなと思っております。

わたなべかすみさん

■キャストコメント
1カ月間稽古をしてきて、いろいろ悩んだり、考えたりしながら稽古をさせて頂きました。がんばった結果を見せられればいいなと思っています。私自身も観劇は好きですし、1観劇者として観劇者の思いを伝えられたらいいなと思います。

吉田翔吾さん

■キャストコメント
僕の役は仕掛けは1個しかないから、みんなと比べて単純なんですけれど、僕の中では1番お客さんに共感を呼ぶようなことをやっているし、(演出の)開沼さんさんからは、お前は単純だけど1番ドラマティックであれよと言われているので、ドラマチックに初日を迎えたいと思います。

(左から)長戸勝彦さん、斉藤レイさん

■斉藤さんコメント
コロナ禍でのキャスティングだったと思うので、少ない人数で舞台上でも1人ずつ立っているような感じで、「その空間を埋めるのがマンパワーだよ」と最初に演出の開沼さんに言われました。大人でもすごく不安になるような莫大なセリフの量ですけれど、こうやってゲネプロまでこぎつけて仕上がりを見ていただけたら笑いもあったし、みんながいい顔をして最後終われたような気もするので、これからもどんどん成長するつもりですけれども、第一歩を踏み出せたかなと思います。

■長戸さんコメント
私の妻(斉藤さん)が長かったのでちょっと手短に(笑)。若者と混じって最年長ですけれども、楽日まで怪我のないように、笑顔で迎えられるよう、今日から頑張ってまいりますので、最後まで応援よろしくお願いします。