作・演出を鴻上尚史氏が手掛ける新作舞台『アカシアの雨が降る時』が、5月15日に東京・六本木トリコロールシアターにて開幕を迎えました。
久野綾希子さん、前田隆太朗さん、松村 武さんの3人芝居で描かれる今作から、オフィシャル舞台写真をお届けいたします。

本公演は、六本木に2018 年に完成した劇場「六本木トリコロールシアター」と、作家・演出家の鴻上尚史氏の演劇制作会社サードステージとの共同企画として始動。暖かみのある劇場で、3人芝居という少人数で、ウェルメイドな作品をお届けしたいという思いで生み出され、約1ヶ月間にわたる公演がいよいよ開幕を迎えました。

出演は、日本を代表するミュージカル女優であり、高い歌唱力・演技力で観客を魅了し続ける、鴻上氏とは2回目のタッグとなる久野綾希子さん。
ミュージカル『テニスの王子様』など人気の2.5次元ミュージカルに出演し続ける中、昨年はストレートプレイにも出演し、演技の幅を広げている前田隆太朗さん。
そして、劇団「カムカムミニキーナ」主宰、劇作家・演出家としてだけでなく、高い演技力で多くの話題作に出演を続けている、鴻上氏とは初タッグとなる松村 武さん。
自分のことを20歳の大学生だと思い込み、孫を大学時代の恋人だと信じている女性と、医者の言葉によって彼女の幻想が壊れないように守ろうとする息子と孫の姿を描きます。

【舞台写真】

【あらすじ】
母が倒れた。
病院に駆けつけると、母は自分のことを20歳の大学生だと思い込んでいた。
そして、私の息子を、つまり、母の孫を自分の恋人だと信じて呼びかけた。
母の恋人、つまり私の父と息子は、顔がよく似ていた。
母と父は大学生の時に出会ったのだ。
医者は、母は病気であり、母の妄想を否定してはいけないと告げた。
息子は母の恋人として話し、私は恋人の父、つまりは私の祖父だと振る舞った。
こんがらがった関係の中、母は大学に戻ると言い出した。
70年代初頭、恋と革命が途方に暮れ始めるキャンパスへと。

『アカシアの雨が降る時』は、2021年5月15日(土)～6月13日(日)まで六本木トリコロールシアターにて上演中。公演公式サイトにて、各公演の前日12時～開演3時間前まで当日券予約が可能となっています。
また本公演の模様を収録したDVDも発売決定、こちらも公演公式サイトより予約可能です。ほか『アカシアの雨が降る時』に関する最新情報は、下記のInformationから公式サイトをご確認ください。

☆Information

■公演概要
『アカシアの雨が降る時』

2021年5月15日(土)～6月13日(日)
六本木トリコロールシアター
【アクセス】
〒106-0032 東京都港区六本木6-8-15
日比谷線 六本木駅 3番出口から徒歩3分(大江戸線出口からは徒歩5分)
大江戸線 麻布十番駅 7番出口から徒歩7分(南北線出口からは徒歩約15分)

【キャスト】
久野綾希子　前田隆太朗　松村 武

【スタッフ】
作・演出：鴻上尚史　美術：池田ともゆき　音楽：河野丈洋　振付：川崎悦子　照明：中川隆一　音響：原田耕児
映像：冨田中理　衣裳：森川雅代　ヘアメイク：西川直子　演出助手：吉野香枝　舞台監督：大刀佑介
宣伝美術：永瀬祐一　制作：倉田知加子　プロデューサー：白樹 栞
企画・製作：六本木トリコロールシアター／サードステージ

【チケット料金】
チケット：6,800円(税込／全席指定)

【公演に関するお問合せ】
サードステージ　03-5937-4252　(平日11:00～18:00)

≪公式サイト≫
http://www.thirdstage.com/tricolore-theater/acacia2021/
≪公式Twitter≫
https://twitter.com/AcaciaRain2021

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