《POWER PUSH》加藤和樹インタビュー②楽しい“オモチャ=曲”がそろっています!

  • 2013-11-12

2013年にソロデビュー7周年を迎え、11月20日(水)に記念第2弾CDとなるミニアルバム『TOY BOX』をリリースする加藤和樹さん。収録曲の制作秘話やジャケット&PV撮影エピソードなど、直撃インタビューPart.②

加藤和樹さん

加藤和樹さん

【自信を持って世に出せる、楽しい“オモチャ=曲”がそろっています!】

――4曲目の『Dear my friends』については、いかがでしょう?

加藤 この曲は、吉田トオルさんの曲に僕が歌詞を付けたものですけど、トオルさんがこんな爽やかな曲を持って来るなんて思わなかった!
もともと「ヴィジュアル系の曲を書いて欲しい」ってお願いをしたんだけど、アレンジを担当していただいた『セイテンノヘキレキ』が結構ダークな感じに仕上がったので、アルバム全体のバランスを考えて爽やかな曲にしたって言ってました。僕も曲を聴いて、「これは恋愛ソングじゃないな。友達に向けた歌にしよう!」ってすぐにイメージが沸きましたね。
自分の中では、しばらく会ってないけど今も時々連絡を取り合うような、幼い頃に一緒に遊んでいた仲間に向けた曲にしようと思い、書いた歌です。

加藤和樹CD+DVD_A

――初めて聴いた時に『僕らの未来〜3月4日〜』の数年後を描いたような雰囲気を感じたので、この曲を聴いて何だかちょっとホッとしました。

加藤 この曲の歌詞は、誰にでもあてはまるものだったりしますからね。久しぶりに友達からメールが来ると、けっこうよそよそしかったりして、「何? 何かあったの?」とか思うけど、実は相談ごとがあったり、悩んでいたり……。年齢を重ねる毎にいろんなものがのしかかってきて大変だと思うけど、「でも、ここだけはいつまでも変わらない関係でいようよ」っていうことを歌ってみました。

――じゃあ、歌いながらちょっと友達の顔がよぎったり?

加藤 もちろんありましたね。自分で言うのも何だけど、レコーディングしながら「けっこういい歌詞だな」って思っちゃいました(笑)。

加藤和樹CD+DVD_B

――次の『Memories』は通常盤のみの収録なんですね。

加藤 これは僕がデビューの頃からお世話になっている日田一聡さんの作曲です。僕が「音楽をやりたい!」って相談した時から力になってくださっている、お兄ちゃん的存在の方。
日田さんの作る曲は、どこか懐かしくて、ちょっと歌謡曲っぽいところが好きですね。「この曲にどういう歌詞をのせようか?」ってなった時、なんか「クリスマスでもいけるな。クリスマスソングにしよう!」と思って、そこからサラサラサラ~っと書いて……。サウンドは温かい感じだけど、そこにあえて逆に切ない言葉をのせてみました。

――なぜ、あえて切ない言葉を?

加藤 今までのクリスマスソングは……『Brilliant snow』とか、JOKERの時に作った『for us』や『Eternal Snow』もそうですけど、心が温まるハートフルなクリスマスソングだったんですね。
でもクリスマスって人それぞれいろいろあるし、ちょっと切ないクリスマスがあってもいいんじゃないかと僕は思ったんですよ。パッと聴いた感じはすごく切ないけど、自分としては前向きな思いを込めた曲です。『あいことば』が「大切な言葉は伝えなきゃ!」っていう歌だとしたら、『Memories』は伝えられなかった歌ですね。

加藤和樹CD-ONLY

――なるほど。そして最後の『あいことば』ですが、この曲は7周年ライブのステージでファンの皆さんに初披露したんですよね。

加藤 はい。この曲は今の自分にとって、すごく大切な思いを込めて書いた曲です。
『軌跡』は大勢に向けて歌っているけど、この曲は“1人”を対象にして書いたもの。本当に大切なことは言葉にして伝えるべきだし、普段は照れくさくて言えなくてもちゃんと伝えなきゃいけない場面では伝えるべきだし……。自分には歌う事しか出来ないけど、「傍にいたい」「傍にいてあげる」っていう、自分なりの決意を歌った曲でもありますね。
意外だったのが、この曲を聴いた地元の友達が「これ結婚式で歌って欲しいわ」って言ってくれて「そういう曲なのかぁ」と思ってたら、ニコニコ動画にも“結婚式推奨ソング”ってタグが付けられてUPされているのを見てビックリしましたね(笑)。でもそこに寄せられた皆さんのコメントを見て「これ、友達の結婚式で絶対に歌おう!」って決めました。

――ではあらためて、11/20(水)リリースのミニアルバム『TOY BOX』の発売を楽しみにされている皆さんにメッセージをお願いします。

加藤 ソロデビュー7周年記念第2弾CD『TOY BOX』は、ミニアルバムですけども自信を持って世に出せる作品になったなと自負しています。タイトルの通り“オモチャ箱”なので、それぞれ皆さんのお気に入りのオモチャ=楽曲を見つけてくれたらうれしいです。ぜひ聴いてください!

<Part.③に続く>


☆Information

◆LIVEインフォメーション
加藤和樹初のアコースティックライブ
『KK-station~フラクリ~』
【日程・場所】
11/13(水)大阪・梅田 AKASO(18:00開場・19:00開演)
11/14(木)愛知・名古屋 Electric Lady Land(18:30分開場・19:00開演)
11/21(木)東京・渋谷 duo MUSIC EXCHANGE(18:00開場・19:00開演)
【チケット】
料金:\5,250(税込)+ドリンク代500円
【プレイガイド】
チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス
【公式サイト】
http://kazuki-kato.jp/
◆CDインフォメーション
New Mini Album『TOY BOX』
発売日:11/20(水)
【収録曲】
01 LADY GO!!
02 G線上のマリア
03 セイテンノヘキレキ
04 Dear my friend
05 Memories (CD only)
06 あいことば
■TYPE-A:CD+DVD(5曲収録/Music Clip)
品番:AVCD-38857/B
価格:2,730(税込)
■TYPE-B:CD+DVD(5曲収録/Music Clip)
品番:AVCD-38858/B
価格:2,730(税込)
■TYPE-C:CD(6曲収録)
品番:AVCD-38859
価格:1,890(税込)
【公式サイト】
http://avex.jp/kazuki/
◆舞台インフォメーション
日本テレビ開局60年特別舞台
『真田十勇士』
脚本:マキノノゾミ
演出:堤幸彦
出演: 中村勘九郎、松坂桃李、比嘉愛未、福士誠治、中村 蒼、高橋光臣、村井良大、鈴木伸之、青木 健、駿河太郎、石垣佑磨、加藤和樹、音尾琢真、加藤雅也、真矢みき、ほか
【東京公演】
日程:1/7(火)~2/2(日)
場所:青山劇場
【東京公演チケット】
料金(全席指定・税込):S席 \11,500 / A席 \9,000
◇主催 日本テレビ
◇問い合わせ サンライズプロモーション東京0570-00-3337(10:00~19:00)
【大阪公演】
※大阪公演は「読売テレビ開局55年特別舞台」となります。
日程:2/7(金)~2/19(水)
場所:梅田芸術劇場メインホール
【大阪公演チケット】
料金(全席指定・税込):S席 \12,000 / A席 \9,000 / B席 \6,000
◇主催 日本テレビ・読売テレビ
◇問い合わせ 梅田芸術劇場 06-6377-3800(10:00~18:00)
【企画・製作】日本テレビ
【公式サイト】
http://www.ntv.co.jp/sanada60/
◆ミュージカルインフォメーション
『レディ・ベス』
【東京公演】
日程:2014/4/11(金)~5/24(土)*大阪・福岡・名古屋公演決定!
場所: 帝国劇場
脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ
音楽・編曲:シルヴェスター・リーヴァイ
演出・訳詞:小池修一郎
出演:平野 綾/花總まり(Wキャスト)、山崎育三郎/加藤和樹(Wキャスト)、吉沢梨絵/未来優希(Wキャスト)、平方元基/古川雄大(Wキャスト)、和音美桜、吉野圭吾、石川 禅、涼風真世、石丸幹二/山口祐一郎(Wキャスト)ほか
チケット発売予定日:12月14日(4月分)/12月21日(5月分)
【公式サイト】
http://www.tohostage.com/ladybess/

関連記事

前の記事
次の記事

@sumabojp

ページ上部へ戻る