《POWER PUSH》加藤和樹インタビュー①Newアルバムはワクワク♪が詰まったオモチャ箱のよう!

  • 2013-11-11

2013年にソロデビュー7周年を迎え、11月20日(水)に記念第2弾CDとなるミニアルバム『TOY BOX』をリリースする加藤和樹さん。収録曲の制作秘話やジャケット&PV撮影エピソードなど、直撃インタビューPart.①

加藤和樹さん

加藤和樹さん

【ミニ・アルバムのテーマは、“オモチャ箱みたいな1枚”!】

――ミニアルバム『TOY BOX』を聞かせていただきましたが、収録されている6曲は、どういう基準で選ばれたんでしょう?

加藤 今年の4月24日に発表した7周年記念シングル『軌跡』がメッセージ性の強い作品だったので、今回のミニアルバムは遊び心をふんだんに盛り込んだものにしたいなと思い、今まで加藤和樹の音楽制作に携わってくれた方々にお願いして曲を書きおろしていただいたんです。皆さん「今の和樹に、これを歌わせたら面白いと思う」「今これを歌ったらカッコイイと思う」という感じで、タイトル通りオモチャ箱をひっくり返したようなバラエティに富んだ楽曲を作ってくれました。

――1曲目の『LADY GO!!』からパンチが効いた曲がきましたね。

加藤 この曲、歌詞に「お局」とか「リア充」とか出てきたりするんですよ。女性は聴いていてどう思うだろうと考えつつ、でも俺は女性の気持ちがよく分からないから「頑張れ!」「一緒に叫ぼうぜ!」っていう思いを込めて“応援ソング”として歌ったんですけど……どうでした?

――確かに、お局と呼ばれる年齢に差し掛かってきた人が聴いたら「イタタタ~」って感じかもしれないですね(苦笑)。でも、曲はカッコイイのに歌詞をよく見たら「何、これ?」っていうのが、加藤和樹ならではというか(笑)。『灼熱フィンガーでFEVER!』も、エロイ歌詞だけどライブでは皆さんノリノリで「ワー!」って感じじゃないですか。

加藤 確かに、音にのせるとそうでもないけど、歌詞だけを読むと「何じゃ、こりゃ?」なところは、『灼熱~』に似ているかもしれないですね(笑)。

加藤和樹CD+DVD_A

――2曲目が『G線上のマリア』……ですよね?

加藤 そう。“アリア”ではなく“マリア”です。バッハじゃないです(笑)。

――コレは、サウンドが重い!

加藤 王道の“大島賢治サウンド”ですね。この曲は主人公の男の切なくも悲しい叫びが込められた曲なので、「歌いきる!」って感じでレコーディングをしました。気持ちがすごくのって、スタジオなのにまるでライブをやっているような感覚で歌えましたね。
レコーディングが終わって、大島さんに「上手くなったね」って言われて、チョー嬉しかったのを覚えています(笑)。大島さんとのレコーディングは2010年以来なので、この3年間で僕もちょっとは成長したところを見せられたかな。

――3曲目は『セイテンノヘキレキ』。このタイトル、なぜカタカナなんですか?

加藤 最初は『命の雨』っていうタイトルだったんですけど、なんだか重たいし他にいい言葉はないかなと調べていく中で“青天の霹靂”っていう言葉を見つけたんです。でも漢字だと、やっぱりちょっと重いからカタカナにしようってことでカタカナにして……。

――“青天の霹靂”とは「晴れ渡った空に突然起こる雷」の意味ですけど、まさかの“雨男”ソング?

加藤 自分が“雨男”と言われ続けて、はや数年(苦笑)。このタイミングで雨をテーマにした曲があってもいいのかなと思って書いたものです。

加藤和樹CD+DVD_B

――歌詞がすごく哲学的ですね。

加藤 「どんなに文明が発達しようとも、自然の雄大さは忘れちゃいけない」っていう壮大なテーマの歌です。雨に苦しんでいる人たちもいれば、逆に雨が降らなくて困る人もいる。「自然は命をはぐくんでくれるけれど、時に命を奪こともある」っていうことも歌っているので、レコーディングでは力強さや言葉の説得力を意識して歌いましたね。この曲、サビの部分のワンコーラスは前々から出来上がっていたものなんですけど、その他の部分がなかなか出てこなくて、けっこう手こずりました。

――歌詞と曲、どっちから先に作るっていう作り方ではなく、同時に作るんですか?

加藤 今までは曲を先に作って、後日改めて歌詞を書くことが多かったけど、最近はメロディーと同時に歌詞を考えるやり方に変わりました。「メロディーを変えよう」「コードを、こっちにしてみよう」ってサウンド面での変更が出た時に、歌詞もすぐに書き換えて対応した方が効率がいいなと思ったんですよね。

加藤和樹CD-ONLY

――完成させたものを崩してもう一度作り直すより、ちょっとずつ作りながら構築していく方が作業的にはかどるということですか?

加藤 そうなんですよ。他の人はどうか分からないけど、そのやり方のほうが僕にはメロディーに合った歌詞が書けることに気づいたんです。以前は人の曲に歌詞を付けるのに文字の数を指で数えながら「ん~、字余り!」とか頭を悩ませていたけど、『軌跡』の時からメロディーのイメージから歌詞を膨らませるやり方に変えました。

<Part.②に続く>

☆Information

◆LIVEインフォメーション
加藤和樹初のアコースティックライブ
『KK-station~フラクリ~』
【日程・場所】
11/13(水)大阪・梅田 AKASO(18:00開場・19:00開演)
11/14(木)愛知・名古屋 Electric Lady Land(18:30分開場・19:00開演)
11/21(木)東京・渋谷 duo MUSIC EXCHANGE(18:00開場・19:00開演)
【チケット】
料金:\5,250(税込)+ドリンク代500円
【プレイガイド】
チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス
【公式サイト】
http://kazuki-kato.jp/
◆CDインフォメーション
New Mini Album『TOY BOX』
発売日:11/20(水)
【収録曲】
01 LADY GO!!
02 G線上のマリア
03 セイテンノヘキレキ
04 Dear my friend
05 Memories (CD only)
06 あいことば
■TYPE-A:CD+DVD(5曲収録/Music Clip)
品番:AVCD-38857/B
価格:2,730(税込)
■TYPE-B:CD+DVD(5曲収録/Music Clip)
品番:AVCD-38858/B
価格:2,730(税込)
■TYPE-C:CD(6曲収録)
品番:AVCD-38859
価格:1,890(税込)
【公式サイト】
http://avex.jp/kazuki/
◆舞台インフォメーション
日本テレビ開局60年特別舞台
『真田十勇士』
脚本:マキノノゾミ
演出:堤幸彦
出演: 中村勘九郎、松坂桃李、比嘉愛未、福士誠治、中村 蒼、高橋光臣、村井良大、鈴木伸之、青木 健、駿河太郎、石垣佑磨、加藤和樹、音尾琢真、加藤雅也、真矢みき、ほか
【東京公演】
日程:1/7(火)~2/2(日)
場所:青山劇場
【東京公演チケット】
料金(全席指定・税込):S席 \11,500 / A席 \9,000
◇主催 日本テレビ
◇問い合わせ サンライズプロモーション東京0570-00-3337(10:00~19:00)
【大阪公演】
※大阪公演は「読売テレビ開局55年特別舞台」となります。
日程:2/7(金)~2/19(水)
場所:梅田芸術劇場メインホール
【大阪公演チケット】
料金(全席指定・税込):S席 \12,000 / A席 \9,000 / B席 \6,000
◇主催 日本テレビ・読売テレビ
◇問い合わせ 梅田芸術劇場 06-6377-3800(10:00~18:00)
【企画・製作】日本テレビ
【公式サイト】
http://www.ntv.co.jp/sanada60/
◆ミュージカルインフォメーション
『レディ・ベス』
【東京公演】
日程:2014/4/11(金)~5/24(土)*大阪・福岡・名古屋公演決定!
場所: 帝国劇場
脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ
音楽・編曲:シルヴェスター・リーヴァイ
演出・訳詞:小池修一郎
出演:平野 綾/花總まり(Wキャスト)、山崎育三郎/加藤和樹(Wキャスト)、吉沢梨絵/未来優希(Wキャスト)、平方元基/古川雄大(Wキャスト)、和音美桜、吉野圭吾、石川 禅、涼風真世、石丸幹二/山口祐一郎(Wキャスト)ほか
チケット発売予定日:12月14日(4月分)/12月21日(5月分)
【公式サイト】
http://www.tohostage.com/ladybess/

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