- 2020-12-31
大衆演劇をモチーフとしたショーボーイユニット「TOKYO流星群」のミニショー&トークショー&ブロマイドお渡し(お見送り)会が12月14日、東京・HMV&BOOKS SHIBUYAのイベントスペースにて開催されました。
TOKYO流星群は2012年に結成された、上杉輝さん(リーダー)、安里勇哉さん、青木一馬さん、騎田悠暉さんの、俳優として舞台やドラマなどで活躍している4人組ユニット。
デビュー以来、ライブハウスでの毎月1回の定期公演を欠かさず開催。この地道な活動が実を結び、着実にファン層を広げ2020年も数多くの公演を開催する予定が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月に開催予定だった「8周年記念公演」をはじめ、定期公演のすべてが延期または中止に。年内の再開は難しいと思われましたが、感染拡大対策として検温・アルコール消毒・マスク着用の必須をはじめ、人数の制限や着席での観覧などといった細心の注意を払うことで、今年2月以来となるショーが開催されることとなりました。
スマートボーイズでは、イベントを終えたばかりの4人に独占インタビューを実施。イベントの感想やメンバーが選んだ“今年の漢字”、さらには2021年の目標などを語ってもらいました。
※独占SP前編のイベントレポはこちらから
――よろしくお願いします。まずは約10ヶ月ぶりのイベント、お疲れさまでした。久々のショーとなりましたが、ステージに立つ前の心境とショーを終えた後の感想をお聞き願います。
上杉 2月にショーを開催して、3月には8周年記念のショーをする予定で、その準備もたくさんしていたんですが、出来なくなってすごく残念でした。いつものショーのタイトルが「騒げ! 弾けろ!」で、いろいろと制限があって「騒げ!」の部分はできなかったんですが、「弾けろ!」の部分はできたかなと思いました。「ハンチョウ」というレスポンスはなかったけど、お客さんがいて一緒にその場を楽しむことが出来たのはすごく感じました。まだまだ完全復帰とは言えませんが、ちゃんとショーが出来るようになったら、出来なかった10ヶ月分の思いを出していきたいなと思います。
安里 舞台で忙しい時期がありながらも毎月のショーは一回も休まずに出演してきたとはいえ、コロナの影響でショーが中止になるのは仕方ないなと思いますし、今年中にショーは出来ないと思っていましたが、ミニショーという形にはなりましたけれど、お客様の前で舞えることが出来て、決まった時はすごく嬉しい気持ちでした。そしてショーを終えて、嬉しさもありましたが、静かの中でのライブというのが今回が初めてで、今までは声を出したり、一緒に盛り上がっていたのは当たり前でしたが、今回はそれが出来なくて、最初の方は戸惑いも正直ありましたが、声以外で盛り上がってくれたりして、お客様の気持ちが伝わってきて、とても感動しました。
青木 コロナの影響で、もう一生ショーが出来ないんじゃないかなと思うぐらい、いつ出来るんだろうかという状態でしたが、やっと10ヶ月ぶりにショーが出来ることができて、すごく嬉しいかったです。これから世の中どんどん良くなって、また普段通りになってくれればと思いながらステージに立ちました。緊張はしましたが、気持ちよかったですね。またすぐにショーがやりたくなりました。来年こそはしっかりと、応援して下さる方のために踊り続けたいと思います。それが僕のアナザースカイ!!
騎田 正直年内にショーが出来ることを諦めかけたこともあって、今回いろいろと制約がありながらも、こうやって皆さんの前に立てたことが凄く嬉しかった半面、10ヶ月ぶりということもあって、本番前は着付けをするのも緊張しましたし、早着替えもドキドキしてテンパった部分もありました。ハンチョウは今回出来ませんでしたし、収束するまで制約は続きそうなので、新しい何かを見つけていきたいなと思います。
――4月に緊急事態宣言が出て、自宅にいる時間が長かったかと思いましたが、自粛期間中にこんなことをやったというのはありますか。
上杉 野菜を育てていました。トマト、キュウリ、パセリ、パプリカ、紫蘇、ミントとかですね。愛着がわいて毎日楽しかったんですけど、仕事が入るようになってからは、毎日お水をあげられなくなってしまい、かわいそうな気持ちになってしまって……。家にいることが普通だと思っていた時期でしたけれど、もうあの時には戻りたくないですね。
安里 自粛期間中に脚本・演出家の私オム(わたし おむ)さんと「粛粛と」という自粛配信ドラマを撮影したり、2人でいろいろな話をしたり、僕が出演した「CODE1515」というドラマもこの頃に放送されていたのを見たりして、そんなに休んでいたという感覚はあまりなかったかもしれませんね。
青木 外に出られない状況だったので、Uber Eatsを頼んでばかりいたのと、海外ドラマをよく見ていて、中でも「HOMELAND」というアメリカとイランの関係を描いたサスペンスドラマはハマりました。あとは早寝早起きする規則正しい生活をしたり、1日8時間の間に3食食べて、残りの16時間は何も食べないという生活にも挑戦してみました。それと自粛期間初期の頃、毎日Twitterで発信しようと、寝癖を毎日更新していましたが、いつも同じ写真のように見えたようで、あまり評判は良くなかったです(苦笑)。
騎田 TOKYO流星群のメンバーとしては、大衆劇団さんがSNSやYouTubeで配信していたショーをよく見ていましたね。「僕もショーをやりたいなぁ」なんて思いながら、踊りの動作などを勉強していました。
――さて、2020年はいろんなことがあり過ぎた一年だったと思いますが、皆さんにとってこの一年で成長したと思えるものは何でしたか。
上杉 2021年に向けて、何でもやってみたいなという気持ちが芽生えてきましたね。移動するのにあそこへ行くのは面倒だなとか、あの仕事はちょっと苦手だなとかじゃなくて、時間があればやりたいし、仕事に関してもいろいろなことに挑戦していきたいなというのは、自粛期間中にどんどん溜まってきた気持ちでした。今ではどちらかと言えばマイナス思考だったんですけど、僕のポジティブ度が上がりました。
安里 コロナ禍の影響で価値観や意識は変わりましたね。舞台に関してもこうやったらもっと良くなるんじゃないかというように、いろいろと考えるようにはなりました。
青木 健康面に気を遣うようになりましたね。自粛していたからこそついダラけちゃうこともあって、意識してお酒を控えるようにはしました。あと、いびきを直すために“のどちんこ”を取ったんです。僕、他の人よりも3倍ぐらいのどちんこが大きくて、重力に負けてのどちんこが気道を塞いじゃうがためにいびきが出るので、のどちんこの周りをレーザーで切ったんですが、おかげさまでいびき問題を解消することが出来ました。
騎田 改めてですが、来てくださっているお客様一人一人に感謝の気持ちが身に染みる一年でした。来年またちゃんとショーが出来るようになったら、きちんとお返しをしたいなと思っています。
――先ほど行われたショーの直前に、ニュースで毎年恒例の「今年の漢字」が発表されました。そこで皆さんそれぞれ「今年の漢字」を選んでいただければと思います。
上杉 「逢」です。例年のお盆や正月は実家に帰っていたんですが、こういう状況で今年は帰省しないこととなりました。実家に住むおばあちゃんや飼っている犬にも逢いたいですし、来年は「逢いたい」という気持ちを込めて「逢」にしました。
安里 僕は「変」です。世の中もそうですし、僕ら自身も演劇が変化しているなという感覚があって、オンライン配信などいろいろな見せ方などいろいろ変わってきているので、「変」という文字を選びました。
青木 「静」ですね。本当にじっと静かに生活していたので。この漢字が思い浮かびました。
騎田 う~ん、ポジティブの方がいいのかなと思ったんですが、「耐」ですかね。理由としては、ショーや舞台をやりたいけど、まずは安全が第一なので、いろいろな規制に耐える一年だったかなと思います。
――2021年に向けて、個人としての目標とTOKYO流星群としての目標を教えてください。
上杉 個人としては、先ほども話したように何でもやっていこうという前向き姿勢で、仕事だけでなくプライベートでもいろいろなことを始めてみたいなと思いますし、TOKYO流星群としては今まで通り「ありがとう」と言われるようなショーを続けていけたらなと思います。
安里 少なくとも、今年よりかは人前に出たいなというのはありますね。そして健康に気を付けて、仕事を続けていけたらなと思います。TOKYO流星群としても、またショーが普通に出来るようにと思っています。
青木 本来なら今年よりも来年という心意気でいきたいんですけど、今年は何もできない時期が長かったので、とりあえず来年はコロナ前の状態に戻して、TOKYO流星群としても再び毎月ショーが開催できるようにしていきたいですし、結成10周年となる再来年の2022年に向けて飛躍の年にしたいなと思います。
騎田 TOKYO流星群としては、僕だけでなく他のメンバーも「今後踊ってみたい曲」というリストがどんどん溜まっているので、どんどん消費していけるように、でも“安全第一”でたくさんショーをやりたいですし、個人としては、やむなく延期になった作品があったので、来年はまた舞台上で役者としても演者としても、ショーや公演しっかりとやっていきたいと思っています。
――では最後にファンの方へのメッセージをお願いします。
上杉 また近いうちに、皆さんと騒げる時まで、絶対についてきてください! 一緒に“勝舞(しょうぶ)”していきましょう!!
安里 引き続き僕らTOKYO流星群は、隙があればまた皆さんの前で踊ったりすることをやっていきたいと思っているので、皆さんも隙を見たら無理せずまた楽しんでくれたらいいなと思います。そしていつかまた騒げる日を楽しみにしています。
青木 まずはこんな時期にも関わらず、応援して下さって本当にありがとうございます。皆さんのおかげで、またショーが再開できたことを嬉しく思っています。まだまだ皆さんの前でいろいろなパフォーマンスを魅せていきたいと思いますので、ご声援のほどどうぞよろしくお願い致します。
騎田 コロナ禍になって年内中には出来ないと思っていましたが、皆さんの前で踊ることが出来て、すごく嬉しかったという感謝もありますし、来年は来年で安全第一で、でもやれることを見つけて、皆さんの前に会える機会をたくさん作っていける年にしたいと思います。
≪12月14日ミニショーでのソロショット≫
TOKYO流星群の最新情報はInformationから公式サイトをチェックしてください。
※独占SP前編のイベントレポはこちらから
☆Information
≪TOKYO流星群公式サイト≫
https://rp.tokyoryuseigun.site/
≪上杉輝公式Twitter≫
https://twitter.com/teru_uesugi_tym
≪安里勇哉公式Twitter≫
https://twitter.com/asa10_y
≪青木一馬公式Twitter≫
https://twitter.com/k_a_z_0415
≪騎田悠暉公式Twitter≫
https://twitter.com/kidayuuki313
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