【松村龍之介に独占インタビュー】宅間孝行が描く優しく切ない物語、タクフェス第8弾『くちづけ』東京公演が上演中!舞台写真34点&キャストコメントUP

  • 2020-10-31

宅間孝行さん作・演出のタクフェス第8弾『くちづけ』が、埼玉公演・愛知公演を終え、2020年10月29日(木)より池袋・サンシャイン劇場での東京公演を迎えました。
知的障がい者とその家族の日常を通し、それぞれが抱える苦しみ、悩み、そしてそれ以上に代え難い“幸せ”を描く今作より、スマートボーイズでは酒巻くん役の松村龍之介さんに独占取材! 舞台写真&全キャストコメントとともに、松村さんの初日直前インタビューをお届けいたします。

本当にあったお話を元にした、「涙なしには観られない」物語―― タクフェス第8弾『くちづけ』東京公演が上演中

本当にあったお話を元にした、「涙なしには観られない」物語――
タクフェス第8弾『くちづけ』東京公演が上演中

東京公演の初日直前、酒巻くん役の松村龍之介さんに直撃インタビュー!

東京公演の初日直前、酒巻くん役の松村龍之介さんに直撃インタビュー!

自立支援のためのグループホームを舞台に、知的障がい者とその家族の日常、地域の人々との交わりを通し、現実にある様々な問題を浮き彫りにした今作は、社会に対する問題提起そのものでありながら、全体をコミカルなトーンで描いたエンターテインメント作品。単なる社会派ドラマの枠を超え、観る者を笑いと涙の感動へと誘い、本当にあった出来事を元にした『優しくも切ない物語』を届けます。

今作は2010年の初演以来、演劇としてだけでなく、そのストーリーの社会的意義についても非常に高い評価を受け、2013年には堤幸彦監督によって映画化。2015年秋には「タクフェス第3弾」として再演された際には、実際に知的障がいのある女優、Moekaさん(町田萌香)を起用したことも話題となりました。

そして待望の再再演となる今回のキャストには、2010年の初演・2015年再演から3度目の出演となる金田明夫さんをはじめ、前作に続きかとうかず子さん、柴田理恵さん、Moekaさんが同役にて出演。また新たに、小島藤子さん、松田るかさん、岸田タツヤさん、倉田茉美さん、松村龍之介さん、若林元太さん、はるはるさん、北代祐太さん、そして斉木しげるさんという、実力派俳優陣からお笑い芸人まで、個性豊かな顔ぶれが揃いました。

【舞台写真】
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【あらすじ】
天使のように純真なハートをもつマコはなぜ・・・知的障がい者たちの自立支援のためのグループホーム『ひまわり荘』では、カラダは大人、心は純真な子供のままの人たちが、みんなで楽しく暮らしている。そんなホームにかつて大ヒット作品を1度だけ世に送り出した、漫画家の愛情いっぽんが娘のマコを連れて住み込みで働くことに・・・。ひまわり荘の住人となった30歳のマコの心は純真な子供のまま。そんなマコの心の扉をあけたのは、ひときわ明るく元気なうーやんだった。惹かれあった2人は、マコの誕生日であるクリスマスの日に”結婚しよう”と指きりを交わす。そして約束の日、うーやんはひまわり荘の仲間と一緒にマコがやって来るのを待つが・・・

【松村龍之介さん独占インタビュー】
スマートボーイズでは、東京公演の初日直前、今作にて警察官・酒巻くんを演じる松村龍之介さんにインタビュー。初参加となる『くちづけ』について、その想いを語っていただきました。

警察官・酒巻くん役の松村龍之介さん

警察官・酒巻くん役の松村龍之介さん

――タクフェス第8弾『くちづけ』、いよいよ東京公演を迎えました。埼玉でのプレビュー公演から始まり、愛知公演を経ての心境からお聞かせください。

松村龍之介(以下、松村) 埼玉も愛知も客席にお越しくださった皆様が本当に暖かくて、 やればやるほど『くちづけ』という作品がどれだけ多くの方に愛されているのか、ずっとこの作品の上演を待っていてくださったんだな、というのを肌で感じました。
2010年の初演から、2015年の再演、そして2020年の再再演とこの作品が上演されてきたことは事実としては認識していましたけれども、改めて『くちづけ』という作品の素晴らしさ、そしてこの素敵な作品に自分が今携わらせていただいているんだな、と実感することができました。

――おっしゃったように5年おきに再演されている『くちづけ』ですが、作品が持つテーマやメッセージ、笑いから涙まで感情を揺さぶるストーリーは、ぜひ多くのファンの皆さんに観ていただきたい作品だと思います。

松村 本当に、たくさんの方に観ていただきたいです。今まで僕のことを応援してくださっている方々はもちろん、お客様自身にも色んな方を誘って欲しいです。普段舞台を見ない方や、あまり劇場に行かない方をあえて誘っていただいて、この舞台の魅力、『くちづけ』の魅力、そしてタクフェスの魅力を知ってほしいなって思います。

――『くちづけ』で松村さんが演じる、“酒巻くん”の役柄について教えてください。

松村 今作は「ひまわり荘」という知的障がい者の方々が暮らすグループホームが舞台となっている物語なんですが、僕が演じる酒巻くんは、その近くにある派出所に勤務している警察官です。
グループホームの方々とは長い付き合いで、色んなことを理解し合える仲ではあるんですが、それに加えて自分が置かれている警察官という立場を通して……僕自身も恥ずかしながら、この作品と出会ってから改めて思い知らされたんですが、知的障がい者の方々の普段の生活にやはり警察官は関わることも多く、グループホーム外部の公的機関という役割はすごく大事なものであって……その上で酒巻くんも彼の立場として思うことがあって、というのが物語の中でも絡み合ってくるんですが、そういった葛藤など、色んな人の心に刺さるテーマが今作には散りばめられています。それぞれの立場や視点からの事情も、観客の皆様にもまずは感じて、考えていただけたらと思います。

――警察官役ということで、松村さんは役作りとして筋トレでの増量を行っているそうですが、体作りの成果はいかがですか?

松村 はい、順調に育っています!(笑) どんどん大きくなるので、演出部さんと衣装が入るかどうか毎日検証しています。一応いつも入るんですけど、もう結構きつくて無理やりな感じです(笑)。

――松村さんのパンプアップぶりを見ると、“目指せ、実写版『ドラゴンボール』”くらいの勢いですが(笑)、今後もまだまだ大きく育てていくご予定ですか?

松村 そうですね、『ドラゴンボール』もやりたいですし!(笑)

――今作は作・演出・出演の宅間孝行さんをはじめ、松村さんよりも経験豊富な先輩が多いカンパニーだと思いますが、カンパニーでは可愛がっていただいていますか?

松村 そうですね、自分で言うのもなんですけど本当に可愛がっていただいています。僕自身も学びを止めたくないので、日々吸収できることは吸収して、足りないことは気付けるように意識を持って、いい意味で色々盗みたいですし、一緒にいればいるほど尊敬の念が絶えない方々ばかりです。本当に刺激的で、ありがたい毎日を過ごさせていただいています。

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――今作は東京公演から、さらに札幌・大阪へと地方公演が続いていきます。最後にこれから『くちづけ』を観劇される方々に向けて、メッセージをお願いいたします。

松村 こういったご時世の中、劇場に足を運んでくださること自体がありがたいですし、僕自身も役者として久しぶりに舞台の上に立てるというありがたみを実感しているところなので、決して無理に、とは言いませんけれども、もしもお時間があればたくさんの方に観ていただきたいです。
やっぱり舞台上で、生で感じていただきたい作品なので、大千秋楽を迎える11月29日まで、僕はいつでも劇場で、板の上でお待ちしております。是非皆様、お気をつけて劇場までお越しください!

……以上、松村さんのインタビューをお届けいたしました。
ほか全キャストから寄せられた、東京公演の開幕コメントは下記の通り。

【キャスト開幕コメント】
■金田明夫(かねだあきお)さん/愛情いっぽん役:漫画家
初演から早10年。人として、また演者として少しは成長している芝居をお見せできればと思っております。

■小島藤子(こじまふじこ)さん/阿波野マコ役:いっぽんの娘
東京生まれ東京育ちの身としては東京で初日を無事迎えられたこと、とても嬉しく思います。マコちゃんの真っ直ぐな愛情表現やうーやんとの可愛らしいやり取り、父であるいっぽんとの触れ合うシーンは、全てが切なく愛おしいもので、毎公演大切に演じています。人と触れ合うことを躊躇してしまうこんな時だからこそ、個々の思いで感じとれる何かがあるのだと思います。観てくださった方々の心に残る舞台になると嬉しいです。

■松田るか(まつだるか)さん/国村はるか役:国村の長女・女子高生
舞台も2度上演され、映画にもなった作品なので、楽しみにされている方もたくさんいらっしゃるかと思います。飯能・刈谷公演で学んだことを活かし、「再再演も良かったね」「再再演はもっと良かったね」と言って頂けるよう全力で演じます。常にベストな状態で、回を重ねるごとにアップデート出来るように頑張ります。どうぞ楽しみにしていて下さい。

■岸田タツヤ(きしだたつや)さん/夏目ちゃん役:いっぽんの編集担当
万全の体制で皆様をお待ちしております。このような状況下でお越しくださる皆様の想いに負けないように演じさせて頂きます!

■倉田茉美(くらたまみ)さん/宇都宮智子役:うーやんの妹
「お客さんにどうしたらもっと喜んでもらえるか、自分の出来じゃなく、自分がどう見られるかじゃなく、お客さんに。それを考えたら、緊張する暇もないですよね。」と大切な人に言われた言葉を思い出して、誠心誠意やりきります。

■松村龍之介(まつむらりゅうのすけ)さん/酒巻くん役:警察官
埼玉、愛知公演を経ていよいよ東京公演。これまで培ってきたモノをしっかりと劇場へお越しの皆様に届け、昇華するつもりです。くちづけはより多くの方に観劇して貰いたい、感じで貰いたい作品。劇場でお待ちしております。

■若林元太(わかばやしげんた)さん/島ちん役:ひまわり荘住人
飯能、刈谷でお客様からたくさんのパワーをいただき東京でも最高の「くちづけ」を皆さんと一緒に楽しみたいと思います! 全力で届けるので、この時期に足を運んでくださるお客様も安心して楽しんでください。頑張ります!

■はるはる/みなみ役:はるかの同級生
このご時世に舞台に立てること、そして足を運んでくださるお客様がいることに本当に感謝です!ありがとうございます! 私が演じるみなみちゃんは、出番こそ少ないものの『知的障がい』と向き合うにあたって重要な役だと思っています。みなみちゃんの言動によって決して他人事ではなく、みなさんの日常の中でハッとさせられるような、そんな気づきのきっかけになれるよう頑張ります!

■北代祐太(きたしろゆうた)/頼さん役:ひまわり荘住人
さぁ! いよいよ東京公演が始まります! 沢山の方に見て頂きたい作品です!! 演者一同心を込めて! 熱量持って!! あつ~~い『くちづけ』お届けします!!! 唇磨いて待っててねー!!!

■Moekaさん/ちーちゃん役:ひまわり荘住人
“くちづけ”のちーちゃんと同じ障害のある私がちーちゃん役を演じる機会をいただき、とても嬉しいです。“くちづけ”は私のような障害がある人と、あまり係わることがなかった方も、当事者とその家族の思いを感じるきっかけになるお話です。たくさんの方に観て欲しいです!

■柴田理恵(しばたりえ)さん/袴田さん役:ひまわり荘スタッフ
人にやさしくしたくなる芝居です。大切な人を大切にしたくなる芝居です。

■かとうかず子(かとうかずこ)さん/国村真理子役:国村の妻
ラスト、スクリーンに流れるいっぽん先生とマコちゃんのアルバムとても素敵です。劇場に勇気を持っていらして下さった皆様に、深く感謝し、サンシャイン劇場で皆さまと共に過ごせる幸せを心から喜ぶ私です。頑張ります! 今年のくちづけは、貴重な体験になりました。

■斉木しげる(さいきしげる)さん/国村先生役:ひまわり荘主人・医師
演劇で社会性をテーマにした舞台は初めてなので、大変身が引き締まるような思いをしています。とは言えエンターテインメントとして楽しんで頂けるのが一番です。この時世で舞台の上に立てることは役者冥利に尽きます。これを喜びとして、僕自身も楽しみながら、皆さんの胸に残るものをお届けできればと思います。

■宅間孝行(たくまたかゆき)さん/うーやん役:ひまわり荘住人
3回目の主人公愛情いっぽん演じる金田明夫が最高の円熟味を披露し、小島藤子が歴代ヒロインに負けないマコを堂々と演じてます! いぶし銀の斉木しげる、かとうかずこがきっちり脇を固め、柴田理恵は爆発的に物語に笑いを巻き起こします。美少女松田るかがフレッシュに女子高生を演じ最年少ながら物語を引っ張り、バチェラーの覇者倉田茉美が泣き所をきっちり演じ初舞台とは思えない堂々とした芝居を見せております。若手たちもきっちり要所をこなし、3度目にして決定版の『くちづけ』ご披露致します! 劇場でお待ちしてます!

タクフェス第8弾『くちづけ』は、東京公演が2020年11月8日(日)まで池袋・サンシャイン劇場にて上演中。続いて札幌公演が11月20日(金)、21日(土)道新ホールにて、大阪公演が11月25日(水)~11月29日(日)梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演となります。
各チケット情報など、公演詳細はInformationより公演公式サイトをご確認ください。

©タクフェス第8弾「くちづけ」製作委員会/友澤 綾乃

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☆Information

■タクフェス第8弾『くちづけ』

【出演者】
金田明夫 小島藤子/松田るか 岸田タツヤ 倉田茉美/松村龍之介 若林元太 はるはる 北代祐太 Moeka 柴田理恵 かとうかず子/斉木しげる/宅間孝行
【スタッフ】
作・演出:宅間孝行

●東京公演:2020年10月29日(木)~11月8日(日)サンシャイン劇場
全席指定S席(本編映像配信視聴券付き)9,500円(税込)
TAKUFESシート(本編映像配信視聴券付き)6,500円(税込)
※TAKUFESシート・・・2階後方席になります
主催:エイベックス・エンタテインメント/サンライズプロモーション東京
問合せ:サンライズプロモーション東京0570-00-3337(平日12:00~15:00)

<映像配信視聴に関して>
※本編映像配信視聴期間:2020年12月18日(金)10:00~12月20日(日)22:00
※本編映像配信視聴期間中は何度でもご視聴頂けます。
※本編映像配信は生配信ではございません。
※本編映像配信視聴券でご覧頂ける映像は、すべて同一の内容、東京公演期間中に収録した本編となります。
※本編映像配信の視聴方法は、後日ご案内いたします。
※ご購入後の返金・クレーム及びお席の振替は一切お受けできません。予めご了承ください。
①本編映像配信視聴券:2,500円(税込)
※販売期間:2020年09月20日(日)10:00~12月14日(月)23:59
②本編映像配信視聴券:3,300円(税込)
※販売期間:2020年12月15日(火)00:00~12月19日(土)23:59

●札幌公演:2020年11月20日(金) 18:30 、21日(土) 12:00 17:00道新ホール
全席指定
S席(宅間孝行メッセージプリント入り非売品ポスター付き)9,000円(税込)
A席(宅間孝行メッセージプリント入り非売品ポスター付き)8,000円(税込)
主催:北海道文化放送/ダブルス
問合せ:チケットインフォメーション:011-622-9999(平日10:30~18:00)

●大阪公演:2020年11月25日(水)~11月29日(日)梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
全席指定(公演パンフレット付き)9,500円(税込)
主催:ABCテレビ
問合せ:キョードーインフォメーション0570-200-888(平日・土曜11:00~16:00)

【協力】テイクオフ
【企画】タクフェス
【製作】エイベックス・エンタテインメント

≪公式サイト≫
http://takufes.jp/
≪公演Twitter≫
@TAKU_FES_JAPAN

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