2020-10-21

朗読劇『5 years after』が、11月1日より赤坂レッドシアターにて上演されます。

納谷健さん、杉江大志さん、池岡亮介さん、長江崚行さんの4人が、同一人物の20歳・25歳・30歳をそれぞれ演じ、その年齢での5年後の『夢』を描く物語。また公演毎に役を入れ替え、さらにその人物を演じていない際は他の登場人物、老若男女さまざまな役柄20役を演じ分け、計60名が登場するという、前代未聞の3人芝居です。

その3人の構成は、納谷さんと杉江さんが初日から11月15日までの全公演に出演し、池岡さんが初日から11月8日までの前半、長江さんが11月10日から15日までの後半の出演する形で上演されます。

各公演は本編の朗読劇『5 years after』が60分、その後に出演した3名の役者によるアフタートーク『3 actors talk』が30分行われるという、90分のボリュームでお届けされるとのこと。

納谷健さん

杉江大志さん

池岡亮介さん

長江崚行さん

《公演概要》
■本編『5 years after』(ファイブ・イヤーズ・アフター)
三章に分かれていて、第一章では20歳、第二章では25歳、第三章では30歳の水川啓人(みずかわけいと)が登場します。
3名の男優がA役、B役、C役を演じ、A役は20歳の、B役は25歳の、C役は30歳の水川啓人を演じます。水川啓人を演じない時の2名の男優は老若男女さまざまな役柄20役を演じ分けます。つまり、全部で60役！それぞれの章で水川啓人が浮かび上がり抱腹絶倒の中で涙を誘います。
ABCの3役は公演ごとで演じる役が変わってきますので、各キャストが同じ役を演じる違いもお楽しみください！

■アフタートーク『3 actors talk』(スリー・アクターズ・トーク)
本編が毎回役替わりで演じるため、その日に演じた役柄の印象や役作りの裏話、そしてこれまで役者としてどうスタートを切り、どう生きてきたか、本編のテーマであるこれからの『夢』とは？
お客様の質問もいただきそれにもお答えしつつ、3名の役者がそれぞれの本音や思いを語ります。

本作は『バクステ！』シリーズや、『泪橋ディンドンバンド』シリーズなど、笑えてホロッと泣ける作品で定評のあるプラチナ・ぺーパーズの堤泰之氏の書き下ろし。その堤氏と、プロデューサーより届いたコメントもご紹介します。

《スタッフコメント》
■作・演出　堤泰之
「5 years after」は、一筋縄ではいかないリーディングドラマです。出演者は三人。三部構成。昨日の自分と今日の自分は違う、そして明日の自分も違うんだというメッセージが込められているような、いないような…。1人の人間を3人の役者が演じる、これはもうなかなかの三筋縄なのです。

リーディングの面白さの一つに1人の役者が複数の役を演じるということがあると思います。「5 years after」では、主人公の水川啓人を演じていない時の役者は別の役を演じます。

その数はざっと60役。つまり1人の役者が20役を演じ分けなければなりません。役者にとっては高いハードルですが、お客様にとっては福袋のような楽しみ方ができると思います。

■プロデューサー　難波利幸
Reading Drama『5 years after』は以前にアメスタでレギュラー上演するために企画し、堤さんに書いていただいた作品です。
今回はそれを劇場バージョンに改訂し上演いたします。
コロナにより劇場公演の中止や延期が続く中、演劇界の現状も鑑みまして、今こそ面白いものを上演する時期なのかなと感じています。
キャストにとっては役者力のいる作品、そして、お客様にとってはワクワクするあっという間の作品をお届けできればと思っています。
万全の対策を施し、劇場にてお待ちいたしております。

■3名の役者によるReading Drama
『5 years after』
～20歳、25歳、30歳、それぞれの5年後に描いた夢とは？～

□作・演出　堤泰之(プラチナ・ペーパーズ)

□出演
納谷健(11/1-15)

杉江大志(11/1-15)

池岡亮介(11/1-8)

長江崚行(11/10-15)

□スケジュール
2020年11月1日(日)～11月15日(日)