2020-10-7

全公演無観客でのLIVE配信というスタイルで行われる『舞台版誰ガ為のアルケミスト』～宛名ノナイ光～が、10月7日に開幕しました。

全世界1100万DLを突破した本格タクティクスシミュレーションRPG「誰ガ為のアルケミスト」の、舞台版スピンオフ公演として行われる今作。“獅子王の進撃”の最中に命を落とした第10代ロードマスター「ザイン」の知られざる過去が明かされます。

配信は「VR LIVE配信」と「通常(2D)LIVE配信」の2種類用意され、「VR LIVE配信」では、タガステ公式グッズのVRゴーグルや、市販のスマートフォン対応のVRゴーグルで鑑賞すると、3D映像でより深い没入感を体験することが可能で、仮にVRゴーグルがなくても対応スマートフォンでマルチアングル360度映像を楽しむことが出来るとのこと。

公演に先立ち、囲み会見及び公開ゲネプロが行われ、中村誠治郎さん(ザイン役)、野本ほたるさん(カヤ役)、健人さん(ソル役)、花影香音さん(カノン役／シオン役)、遊馬晃祐さん(オーティマ役)、松田岳さん(ワギナオ役)、総合演出の今泉潤氏が登壇。メインキャスト6名より今作への意気込みが語られました。

(左より)今泉潤さん、花影香音さん、健人さん、遊馬晃祐さん、中村誠治郎さん、松田岳さん、野本ほたるさん

中村　今泉さんから試験的な形でこの作品をやりたいということで、稽古場ではいろいろ試行錯誤しながら作りましたが、自分たちの見せたいことが固まってきたので、VR視聴という違う楽しみ方が出来ると思います。映像での生芝居が伝わるように熱く演じたいです。

野本　普段とは全く感覚の違うお芝居になっているので、何が起こるのか自分でもワクワク楽しみな状態です。その一瞬一瞬を全力で楽しみたいと思っています。頑張ります！

健人　初の試みということで、僕もどういう風な画像を皆様にお届けできるか楽しみにしていて、演出家、キャスト、スタッフの皆さんと協力して試行錯誤して今日という日を迎えました。観る側の皆様も初体験という方が多いと思いますので、一緒に楽しんでいければなと思っています。

花影　今回は「シオン」と「ホノカ」という、人生初の一人二役をやらせていただきます。シオンは闇属性、カノンは光属性と両極端を演じ分けるので、どう皆さんに受けいれていただけるのか、すごく楽しみです。

遊馬　今回3回目のオーティマを演じますが、ザイン様との掛け合いや日替わりシーンなどで盛り上げられるポイントがたくさんあるので、頑張りたいと思います。

松田　今回が初参加ということもあり、皆さんがすごく良くしてくださったので、あとは一生懸命頑張るだけだなと思っています。無観客での公演になりますが、飲食自由なので、お酒を飲んでベロンベロンに酔っぱらいながら視聴も出来ますので、いろいろな楽しみ方で視聴して欲しいです。

手のひらが光る新たな仕掛けをアピールする遊馬さん

続けて、プロデューサーの今泉氏から今回の見どころを説明。「本当は博品館劇場で上演することを公表しない予定でしたが、遊馬が『博品館劇場でやる』とツイートしちゃったので……(笑)。でも客を入れないで博品館劇場でやる意味があるのかな、というのが今作の特徴です」と裏事情を明かしつつ、「配信とVR視聴だけでこんなにお金をかけているのでは、うちしかないと思います。見てください！この機材の数。どう考えても儲かるわけないです！！(笑) なので、価値観としてこういうのはアリなのかというのを一回試してみたいと思いました」と語り、さらには「ザイン様を演じた中村誠治郎、40歳！公私ともにみんなを引っ張っていく姿やスター性を見させていただきました。そんな40歳に恋愛ドラマをやってもらえたらなというのが一つの見どころでもあります。40歳の中村誠治郎が20代前半の女の子たちから好かれるという展開が待ち受けており、かつ殺陣シーンも派手にやっております」と中村さんを猛プッシュしていました。

最後に中村さんから「演出の磯貝龍乎を筆頭に、みんなのやりたいことが一致したというか、自信をもってお見せできる作品になったと思います。そして久しぶりの恋愛物語なので、最後ぐらいは本気でキスしてやろうかと思います。ウソです(笑)。それぐらいの勢いでやりたいと思います」と、共演者から突っ込まれるようなメッセージを送り、囲み会見は終了しました。その後のゲネプロでは、意気込みそのままにキャスト全員が映像の向こうの観客に届けとばかりに熱いステージを披露してくれました。

≪ゲネプロ画像≫

ザイン役の中村誠治郎さん

カヤ役の野本ほたるさん

ソル役の健人さん

カノン役の花影香音さん

オーティマ役の遊馬晃祐さん

ワギナオ役の松田岳さん

≪あらすじ≫
バベルの塔を臨む大地・バベル大陸にて――
絶対正義の名のもとに、大陸の平和を守る為に戦う「聖教騎士団」。
突出した「錬金術」の才を持つ彼らは「ロードマスター」に率いられている。

“獅子王の進撃”の最中に命を落とした第10代ロードマスター・ザイン。
彼の後を継ぎ、11代目のロードマスターとなったカノンは、
獅子王オライオンとヴェーダ十戒衆を辛くも退けた。

戦いの気配を感じながらの、束の間の平穏の中、
オーティマは一冊の手記をカノンに手渡す。
それは、第10代ロードマスター・ザインによって書き綴られたものだった。
正義の象徴に相応しい強さ、気高さを備え、多くの者を照らし続けたザイン。
彼が何に悩み、何を願い、誰を愛したのか、多くを知る者は少ない。

叶えたい願い、受け継がれる思い、その行き着く果てには何が待つのか…。
ザインの手記を読み進める内に、カノンは深い“海の底”に隠されていた存在を知る。
それは、光の届かない場所すらも照らしたいと願った、ザインの正義の原点。
正義とは、光とは、誰ガ為のものなのか。
そのザインの秘めたる思いが今、紐解かれようとしている――…。

これはロードマスターとなったカノンが触れた、
ザインが“獅子王の進撃”に至るまでの、もう一つの、誰にも届かなかった物語。

『舞台版誰ガ為のアルケミスト』～宛名ノナイ光～は10月11日まで行われ、「VR LIVE配信」「2D LIVE配信」のチケットは現在好評発売中です。視聴のための事前準備及び詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。

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☆Information

『舞台版誰ガ為のアルケミスト』～宛名ノナイ光～

日程：2020年10月7日～10月11日（全5公演）

配信プラットフォーム
2D LIVE配信：FanStream
VR LIVE配信：REALIVE360
VRの視聴に関しまして、VRゴーグルがなくてもお手持ちの対応スマートフォンでマルチアングル360度映像をおたのしみいただけます。
タガステ公式グッズのVRゴーグルや、市販のスマートフォン対応のVRゴーグルを別途ご購入いただきご鑑賞いただきますと、3D映像で、より深い没入感をご体験いただくことができます。

出演
ザイン：中村誠治郎
カヤ：野本ほたる
ソル：健人
カノン／ザインが愛した女〝シオン〟：花影香音
オーティマ：遊馬晃祐
ワギナオ：松田岳

舞闘兵団：望月祐治、湯田昌次、上島純也、田沼ジョージ、寺田遥平、篠原孝文

一般チケット
VR LIVE配信：4,000円(税込)
2D LIVE配信：4,000円(税込)

≪公演に関するお問い合わせ≫
ファイズマンクリエイティブ　tagatame-stage@fiseman.co.jp
03-3519-6551（平日11：00～18：00）

≪舞台版公式サイト≫
https://tagatame-stage.jp/

≪VR LIVE配信 REALIVE360≫
https://realive360.jp/

≪2D LIVE配信 FanStream≫
https://fanstream.jp/

≪舞台版公式Twitter≫
https://twitter.com/tagatame_stage