9月25日に都内にて「ブシロード新プロジェクト発表会」が開催され、株式会社ブシロードによる新メディアミックスプロジェクト「ROAD59 -新時代任侠特区-(ロードゴジュウキュウ　シンジダイニンキョウトック)」の始動、そしてプロジェクト第1弾として今年12月の舞台上演が発表されました！

キャストから君沢ユウキさん、砂川脩弥さん、井上正大さん、蒼井翔太さん、さらにシークレットゲストとして京本政樹さんも登壇した、発表会の模様をレポートいたします。

ブシロードが送る、新時代の任侠エンターテイメント勃発！　今回発表された「ROAD59 -新時代任侠特区-」とは、BanG Dream!(バンドリ！)、少女☆歌劇 レヴュースタァライト、D4DJに続く、ブシロードの新たなメディアミックスプロジェクト。新時代の「任侠物」をテーマに、近未来の摩天楼を舞台にした男たちのSF任侠アクションを描きます。

この情報解禁とともに開催された新プロジェクト発表会では、司会のバロン山崎さんとともに、君沢ユウキさん、砂川脩弥さん、井上正大さん、蒼井翔太さんが登場。そして様々な作品で活躍するこの4名が、「ROAD59 -新時代任侠特区-」にて4つの組織に所属するキャラクターを演じることが明かされるとともに、12月にはプロジェクト第1弾となる舞台公演が行われることも発表されました。

今回発表された、作品世界観やあらすじは下記の通り。

■「ROAD59 -新時代任侠特区-」作品情報

【世界観設定】
舞台は東京──天海区
東京湾を貫く「国道59号線」。
その先に続くのは欲望で輝く、世界有数の摩天楼。
湾に浮かぶ巨大人工島に、国内外から莫大な資金が投入されて誕生した眠らない街「天海区」である。

幾重にも開発が行われた街は昔日の匂いを残す雑然とした旧市街区と、洗練された新市街区が渾然一体となっている。

そこには「ジンギ」と呼ばれる任侠者たちがいた。

【「ジンギ」と呼ばれる任侠者たち】
本作の任侠者は盃を交わす際に、酒ではなく「血」を用いる。
子は親から、弟は兄から「血」を分け与えられることで晴れて組の一員と認められ、「神祇(ジンギ)」と呼ばれる力を持つ。

血の盃を交わすこと、それは人の道を外れること──
ジンギとなった者は二度とカタギの世界には戻れない。
彼らにはそうまでしても、力を求める覚悟と理由がある。

【作品あらすじ】
零和の時代の幕開けから数十年。
眠らない街、天海区。
その陰で「ジンギ」は４つの組織に分かれ、互いに勢力争いを繰り広げている。

時代のしがらみにとらわれず、自由を生きる「春雲組(しののめぐみ)」。
家族のような絆を持ち、伝統を重んじる「狛浪組(はくろうぐみ)」。
金と権力でのし上がった、飛ぶ鳥も落とす勢いの「黒条組(くろじょうぐみ)」。
世界規模の繋がりを持つ、海外マフィアの連合組織「PHOENIX(フェニックス)」。

それぞれの組織が権謀術数を巡らせ一進一退する中、天海区の地下に封印されているという「夜真多大蛇(ヤマタノオロチ) の首」の情報がもたらされる。
その血を飲めば、かつてジンギが持っていた神と等しい力を手にできるという。

裏社会の勢力図を一変させるであろう「夜真多大蛇の首」と、その封印を解く鍵となる、生まれながらにしてジンギの血を引く「少女」を巡り、これまでにない抗争の火ぶたが切って落とされる。

【第1弾キャラクター＆キャスト情報】

○春雲組(しののめぐみ)
時代のしがらみにとらわれない、自由な気風の組。
普段はまとまりのない組員たちだが、ひとたび問題が起こればそれぞれの得意分野を活かして事にあたる。

★八薙バクト(やなぎ ばくと)　演：君沢ユウキ
人を食ったような立ち居振る舞いで相手を翻弄する男。
トラブルを解決するぶっ飛んだ行動力は、周囲を辟易させながらも同時に頼りにされている。何事も適当に済ませる性格に見えてやる時はやる、春雲組の実質的なリーダー。

★結津万清信(ゆつま きよのぶ) 演：京本政樹

○狛浪組(はくろうぐみ)
伝統と格式を重んじる関西系の組。
悩み多き若き組長代行と彼を支える組員たちは、家族のように強い絆で結ばれている。

★氷室ショウ(ひむろしょう)　 演：砂川脩弥
周りの期待に抗えず、組の伝統と格式を背負わされ、不本意ながら極道の道を歩んでいる悩み多き狛浪組の若き組長代行。
厳しい姉とわがままな妹に挟まれ、言いたいこともなかなか口にできず、眉間のしわがますます深くなる……

○黒条組(くろじょうぐみ)
金と権力でのし上がった天海区の最大勢力。
しかし肥大化した組織の裏側では、冷酷なトップによる独裁への不満が渦まき、内部抗争の火種を燻ぶらせている。

★皇 賢誠(すめらぎ けんせい)　 演：井上正大
傲岸不遜な態度で他者を見下す黒条組の組長。
余裕の笑みを浮かべた双眸の奥には冷酷な光を宿す。
天海区の都市開発などを手掛ける大企業のトップという表向きの顔も持つ。
独裁的かつ強引に裏社会を一気に駆け上がるそのやり方に、不満や恨みを抱く者も多い。

○PHOENIX(フェニックス)
世界規模で展開する海外マフィアの連合組織。
結果主義のリーダー達が、海を越えて繋がる「ビジネス」の要衝として、天海区は狙いをつけられている。

★ベネディクト・ロレンツォ・ヴァザーリ　演：蒼井翔太
海外マフィアの連合組織「PHOENIX」の日本支部リーダー。
奇抜なメイクやファッションが毒々しい煌びやかさを放つ、イタリアから来た男。
組織上層部の命令により「夜真多大蛇(ヤマタノオロチ) の首」を手に入れるべく、天海区掌握計画の指揮を執るが、独特な言葉遣いや奇異な挙動により、同組織の幹部から「理解不能」と不評を買っている。
それでも重要任務を任せられるのは、合理的な判断力と確かな実力があるからである。

第1弾キャラクターのビジュアル＆所属組織などの設定が公開されると、各キャストも自身の役柄についてコメント。

まずは八薙バクト役の君沢さんから「カッコイイですね！　もうほかの組には勝ったんじゃないでしょうか？(笑)」と語ると、井上さんからも「ユウキくんそのままじゃない？　僕がイメージする“君沢ユウキ”はこういう男です」との声が。さらに君沢さんは「春雲組は堅苦しい感じというよりは今の時代に合わせた個性派集団のようで、その中でも自然とリーダーとして人が集まってくれるような、男が魅力を感じる男になれるよう演じたいです」と、笑顔で続けます。

ここでステージ上へと、春雲組の組長・結津万清信役を演じる京本政樹さんも登場！　京本さんは、“極道の組長”という自身初の役柄に「ほかのキャストとは年齢も倍ほど違うし、今までは一匹狼的な役が多かったので、組長役というのは初めての挑戦。このチャラチャラした感じじゃダメだな、と(笑)。本番までにはみんなに頼ってもらえるようになれたら」と、ベテランながらも新境地をみせる意気込みをコメントしました。

続いて氷室ショウ役の砂川さんも「眉間のシワ、出せるかな(笑)」とはにかみつつ、「僕の印象では、組長代行として自分の役目を全うしようとしている、すごくまっすぐな男。そこをどう表現していくかを見てください！」とコメント。さらに関西弁の役柄ということで、沖縄出身の砂川さんは「周囲の関西弁の人と接して、言葉にも慣れていきたいです」と意気込みます。

そして皇 賢誠役の井上正大さんは、ダーティーなキャラクター設定が読み上げられるも、京本さんから「井上くんのまんま！」と声かけられると、「ヤなことしか書いてないですけど！(笑)」と苦笑い。そんな井上さんは、「でも今までもこういう役柄がめちゃくちゃ多くて、ヒーロー役でも僕が演じると悪役方面になっていくので(笑)。物語を掻き乱しそうな役で楽しみなんですが、僕はこんな人じゃないですからね(笑)」と呼びかけて笑いを誘います。

最後にベネディクト・ロレンツォ・ヴァザーリ役の蒼井さんは、「オホホホ」と高笑いと見せつつも、「見るからにキレイなものが大好きそうなキャラクターで、私もキレイなものは大好物。まだ蒼井翔太のイメージとは遠い役かもしれませんが、そういった共通点を武器にできたら。こういう悪い顔があまりできないんですが、やっていくにつれて染まっていくのかな」と、ひと際個性的なキャラクターについてコメント。

さらに蒼井さんが、“ベネディクト・ロレンツォ・ヴァザーリ”という長い役名について「自分でフルネームを名乗るようなセリフがあったら、ぜひセリフを抜いていただきたい(笑)。でも、ロン毛さばきは慣れているので任せてください！」と続けると、蒼井さんに向け「なかなかキャラクター名が覚えられない」という京本さんが「ロールキャベツくん」というアダ名をつけてみせるなど、楽しい掛け合いも見られました。

またイベント終盤では、プロジェクト主題歌をGACKTさんが担当することも発表に！　GACKTさんからは、「閉塞感を感じる現代で、型にハマらない生き方、自分らしい在り方とはなんなのか、というメッセージをこのプロジェクトから受け取りました。本当の意味で闇を打ち破るという思いで曲を仕上げましたので、『ROAD59』が華々しいスタートになるよう僕も応援できれば」と想いを語る、メッセージ映像も公開されました。

プロジェクト第１弾として注目が集まる舞台初演は、2020年12月24日(木)～12月27日(日)に東京・なかのZERO 大ホールにて上演を予定！(※蒼井翔太さんは映像出演)
チケット先行は10月上旬より受付開始予定、またほかキャラクター＆キャストも順次追加発表されるとのこと。各詳細は下記のInformationよりプロジェクト公式サイト、公式Twitterをご確認ください。

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☆Information

【プロジェクト概要】
プロジェクトタイトル：「ROAD59 -新時代任侠特区-」

スタッフ：
原作：ブシロード
製作総指揮：木谷高明
ストーリー原案・構成：毛利亘宏
(代表作：「舞台『仮面ライダー斬月』-鎧武外伝-」「ARGONAVIS from BanG Dream!」)
キャラクターデザイン：ぎどら
統括プロデューサー：中山雅弘
制作：ブシロード・ミュージック　エースクルー・エンタテインメント
エグゼグティブプロデューサー：都田和志

キャスト：
八薙バクト役 君沢ユウキ
氷室ショウ役 砂川脩弥
皇 賢誠役 井上正大
ベネディクト・ロレンツォ・ヴァザーリ役 蒼井翔太
結津万清信役 京本政樹
ほか

主題歌担当アーティスト：GACKT

【舞台公演概要】
公演名：舞台「ROAD59 -新時代任侠特区-」(仮)
会場：なかのZERO 大ホール
日程：2020年12月24日(木)～12月27日(日)　(全6公演予定)

キャスト：
八薙バクト役 君沢ユウキ
氷室ショウ役 砂川脩弥
皇 賢誠役 井上正大
ベネディクト・ロレンツォ・ヴァザーリ役 蒼井翔太(※映像出演)
結津万清信役 京本政樹
ほか

≪公式サイト≫
https://road59.com/
≪公式Twitter≫
https://twitter.com/ROAD_59
≪公式YouTubeチャンネル「ROAD59チャンネル」≫
https://youtube.com/channel/UC2WZvPpssXauFL4LGWZF_oA

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