岸洋佑、最新シングル『パンダちゃん』リリース記念SPインタビュー②コロナが収束したら必ず全国ツアーやりますし、「47都道府県ライブハウスツアー」をやってもいいかな

  • 2020-9-21

2017年に放送されたスーパー戦隊シリーズ「宇宙戦隊キュウレンジャー」でスティンガー/サソリオレンジ役を演じた岸洋佑さん。シンガーソングライターとしても活躍する岸さんの最新シングル『パンダちゃん』が、8月29日にリリースされました。

『パンダちゃん』ジャケット写真

『パンダちゃん』ジャケット写真

約一年ぶりのシングルとなる『パンダちゃん』は、男の妄想をストレートに描いたポップ調の曲で、MVではタレントの岸明日香さんと共演、「岸・岸コンビ」でツイッターで出会った一般の男子大学生による振り付け“ぱんだんす”を披露。多くの話題を呼び、ドワンゴジェイピーのアルバムデイリーランキングで初登場1位を獲得。コロナ禍の影響で本格的なライブ活動が出来ない中、キュウレンジャーで共演した山崎大輝さんとのオンラインライブ「ディスタンスジャンクション」や岸さんの公式youtubeが9月からリニューアルするなど、積極的に活動しています。

スマートボーイズでは、岸さんのSPインタビューを実施。3日連続でご紹介します。

PART②では、ライブへの思いや9月に新しい企画がスタートしたご自身のyoutubeなど、「音楽活動」について語ってもらいました。

最新シングル『パンダちゃん』をリリースした岸洋佑さん

最新シングル『パンダちゃん』をリリースした岸洋佑さん

――残念ながら、2020年は2月~3月に予定していた「全国ライブハウスツアー」が一部公演で中止になりましたね。

岸 すごく悔しかったです。だからコロナが収束したら、必ず全国ツアーやります! 行けなかったところももちろん行きますし、何ならスタッフさんは地獄ですけど「47都道府県ライブハウスツアー」をやってもいいかなとは思っています。

――きっとファンも大喜びですよ。

岸 2ヶ月間、ずっと車移動かな(笑)。

――岸さんにとってライブハウスの魅力は何ですか?

岸 「肌に感じる」というところでしょうか。「今こう思っているだろうな」とか「今喜んでいるだろうな」とか「今歌っているのを不安そうに見ているな」とか、非常によくわかるところがライブハウスの良さだと思っています。スティンガーとして日本武道館で歌った経験(「超英雄祭」)があって、あの時はお客様の表情が全く見えなかったんですけど、ライブハウスだと表情がよく見えるんです。ライブハウスの距離で伝えられない人が、大きい会場で伝えられる訳がないと思うので、僕にとって原点でもあります。

――緊急事態宣言中は、自宅待機せざるを得ない期間が長かったかと思います。ちなみに自粛期間中はライブが出来ない代わりに曲作りを精力的に行っていましたか。

岸 逆にコロナ禍では曲作りができず、広い意味で人生のことを考えていました。ライブが出来ないということは、ミュージシャンとして死活問題ですし、スポンサーもお金が無くなり、プロモーション活動も出来なくなって、もっといろいろな人の仕事が出来なくなってしまうというように連想してしまって、僕らが今やっている仕事って、無限ではなく“有限”な話なんだなって気付たんです。突き詰めると、このままの生活が出来るのか、10年後も音楽でご飯を食べていけるのかというように思ってしまうと、曲を作るのは二の次になってしまい、このコロナ禍ではどういう準備が必要なのかを考えることの方が多かったですね。最近は、先の道が見えるようになったので、曲作りも再び始めています。

――例えば舞台公演では、客席数を半分にしたり、キャストがフェイスガードをつけてお芝居をする形をとって、上演するケースが増えてきていますが、音楽ライブに関しては、まだまだ先が見えない状況ですね。

岸 現実的な問題として、応援して下さっているお客様がいないと生活が出来ないというのを非常に痛感しました。

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――お客さんを呼べない状況で、繋がる手段となると「配信」ぐらいでしょうか。と、ここで岸さんの公式youtubeについても触れてみたいです。王道ともいえるMVやライブの模様だけでなく、突然生ライブをしたり、「歌ってみた」シリーズ、さらには誕生日プレゼントを開封する動画など様々なジャンルをUPされていますが、ファンの方の反響もすごいんじゃないですか。

岸 実は今までのやり方を変えてみようとということで、9月から公式youtubeの企画を2本をそれぞれ週一ペースで公開していて、一つは「音楽関連」、もう一つは「インドネシア語」に特化した企画です。

――そういえば、動画リストに「ゼロから始めるインドネシア語勉強記」があったので、「なぜインドネシア語?」と思った方は少なくないと思います。

岸 きっとインドネシア語の動画なんて全然見られないだろうと思っていたんですが、インドネシア人の方がメチャメチャ見てくださって、「いいね」の数やコメント数も普段の10倍ぐらいはありました。本当に予想貝でしたが、本当にありがたいです。

――なぜ「インドネシア語」を勉強しようと思ったんですか?

岸 インドネシアでは、特撮がすごく人気があって、「キュウレンジャー」が大ファンというインドネシア人もメチャメチャ多くて、日本よりも需要があるんじゃないかと思うくらいの反響なんです。だったらインドネシアに対して「訴求しない意味なくない?」って自粛期間中に思ったんです。インドネシア人のファンの前で歌えたらいいなぁ。コロナが収束したら現地に行きたいなというのが、勉強を始めた理由です。

――海外の特撮人気は半端なくて、海外の特撮イベントでは、数万人のファンが会場に集まったり、空港の出待ちもすごいって聞きます。

岸 刺さるところは刺さるんですね(笑)。インドネシアはGDP(国内総生産)がこれから飛躍的に上がる国なので、そういう意味では、言葉をマスターして早めにインドネシアに行っておこうというところもあります。

――国籍関係なく、特撮ファンに悪い人っていないですよね。

岸 きっと少年の心を持っていないと好きになれないので、皆さん純粋です。

――インドネシアで、キュウレンジャーのキャストがゲストで登場するイベントとか実現してもらいたいです。

岸 インドネシア語が多少出来る南(圭介さん)あたりを一度連れて行こうかと思います。

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――岸さんも南さんもトークが面白いので、是非実現して欲しいです。そして、もう一つの「音楽企画」は、どんな内容をUPしていくんですか。

岸 音楽の企画では、今まで通りMVやツアーの模様、カバー曲をUPしますが、9月からスタートする企画というのが、「ハナミズキ」を手掛けた僕の師匠でもあるマシコタツロウさんと2人で、今アルバムを制作しているんですけど、そのアルバムを作り始めるところから作り終わるまでを全部密着する「ゼロから始めるアルバム制作記」という内容です。

――メチャメチャ贅沢な企画ですね。

岸 曲をどう選ぶかというところからスタートしています。

――将来音楽関係の仕事をしたい方が、勉強する素材としてはピッタリですね。

岸 今までDVDのメイキングで見られたところを、先にyoutubeで見てもらって、完成した時に僕と一緒に感動して欲しいと思っています。

――キュウレンジャーが役者デビューだった岸さんが、一年かけて成長していくという流れが今回の企画と似ていて、きっとキュウレンジャーからファンになった方も共感できると思います。

岸 キュウレンジャーは僕の人生においても大きいものだったので、きっと通じるものはあるかと思います。

――アルバム制作の裏側を一から見せるという企画って、ありそうでなかったので、意外な盲点ですね。「インドネシア語」と「アルバム制作」はジャンルこそ違いますが、ゼロの状態からスタートするという点では共通しているので、毎週動画を見て、岸さんの成長を見守りたいと思います。

岸 ありがとうございます!!
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(PART③へ続く)

岸洋佑さん最新シングル『パンダちゃん』は現在好評配信中。また、岸さんと山崎大輝さんが出演するオンラインライブ「ディスタンスジャンクション」が9月27日に開催。配信の詳細や最新情報は詳細はInformationから公式サイト及び公式Twitterをチェックしてください。

☆Information

岸洋佑最新シングル『パンダちゃん』
8月29日(土)iTunesなどのサブスクリプションにて配信スタート

オンラインライブ「ディスタンスジャンクション」
次回配信日:2020年9月27日(日)
出演:岸洋佑、taiki(山崎大輝)

≪シングル『パンダちゃん』特設サイト≫
https://kishiyosuke.jp/pandachan/

≪「ディスタンスジャンクション」公式Twitter≫
https://twitter.com/dj_onlinelive

≪岸洋佑公式サイト≫
https://kishiyosuke.jp/

≪岸洋佑公式Twitter≫
https://twitter.com/YosukeYou

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