2020-8-25

脚本家・俳優・映画監督の宅間孝行さんと若手を中心とした制作プロダクション“ポール＆アイバーソン”がタッグを組み、低予算かつ、コロナウィルス対策を徹底し極限まで絞った少人数のスタッフで挑む全6話の自主制作ドラマ「THE BAD LOSERS(ザ・バッドルーザーズ)」が8月17日にクランクイン、2021年YouTubeにて無料公開されることが発表されました。

コロナウィルスの蔓延によりほとんどの大規模な映画制作はストップ。これまで多くの優れた映像作品の制作に携わってきた役者やスタッフがとても苦しい状況に置かれました。こんな時だからこそ、これまでの大規模な映画・ドラマ作りだけでなく、俳優や制作プロダクションが自発的に作品を作ることが重要と考え自主制作に踏み切りました。予算削減のため衣装は特定キャストのユニホームなどを除きほとんどが自前。現場に支度場なども設けず、全キャスト支度済での現場入りとなっています。

今作にも出演する宅間孝行さんが監督・脚本を担当。また出演キャストも発表となり、阿部力さん、冨森ジャスティンさん、大薮丘さん、鈴木裕樹さん、横山涼さんといった注目の若手俳優をはじめ、加藤雅也さん、野々村真さん、石倉三郎さん、金田明夫さん、小野了さん、永井大さん、鳥羽潤さん、ダンカンさんらといった豪華メンバーが集結しました。

自主制作ドラマ「THE BAD LOSERS」出演キャスト一覧

【あらすじ】
役者になる夢を掲げて上京した若き青年は、長年の憧れだった劇団のメンバー3人に会いに行く。しかし劇団はすでに空中分解状態。かつての人気俳優たちはそれぞれダメな大人と化していた。青年にケツを叩かれて公演をやることになったがコロナでドボン！⼤きな借⾦を抱えることに…。バイト先も自粛自粛でお金を作る手立てがない！と、4人で苦し紛れに始めた『便利屋』に、若き⼥性の依頼者が…。
『私とお金持ちの彼を結婚させて』

≪宅間孝行コメント≫
コロナで春の公演も夏の公演も飛びました。向こう何ヶ月か予定が全くなくなり、完全ステイホームしてた時期に、夜の街をウォーキングしたりして、人のいない都会におののきつつ、こんなに人がいないなら、映画の撮影出来ちゃうなあ、なんて思ったり。そこで有り余る時間を使って全6話の連ドラを書きました。

俺とプロデューサーの相羽くんとで、500万づつ出して作る低予算の自主制作だけど、って言ったのに、素敵な素敵な俳優の仲間たちが「何でもやるよ！是非やろう」と集まってくれました。「何でも協力するよ」って、お店やお家や会社を無料で使わせてくれる仲間も沢山。
みんなが苦しいこの時期に、みんなの想いと情熱のこもったドラマを作ってます。
公開はネット配信ですが、みんなに無料で鑑賞頂けるようYoutubeを考えてます。さらに英語字幕もつけて海外の皆さんにもご覧頂きたいと思ってます。

物語は、2020年夏のまさに今を描きます。コロナでトドメを刺されかけた負け犬たちが、こんな世の中で、必死にもがきながら「生きる」姿を描いております。みんなへの大いなる応援歌になればなあ、なんて。更に、地上波では出来ない毒も満載ですし、映画のような映像美にもかなりこだわってます。いずれ公開前に、シナリオ6本全公開も考えてます。

きっと、このメンバーで送る新しい製作形態のドラマに腰を抜かすとともに、⼤いに喜んで貰えると思ってます。
心からご期待ください！

自主制作感あふれる撮影現場、低予算ならではの困難などは、公式SNSで随時公開していきます。

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