舞台『大奥』の栩原楽人が、9/21から舞台『ZUN』で新たな時代劇に挑戦!独占コメントUP

  • 2013-9-20

2011年、2012年、2013年と舞台『大奥』に出演し、時代劇舞台の経験を積んだ栩原楽人さんが、9月21日(土)から俳優座下金城にて、舞台『ZUN』で新たな時代劇に挑戦します。

「“ずん”とした魂でこの世を走り抜けた者達の物語」ということで、『ZUN』では大奥での綺羅びやかな時代劇とは違った演技の栩原さんを観ることができそうです。

稽古中の栩原さんから届いた、ご本人の稽古画像とともに、独占意気込みコメントをお届けします。
   *   *   *
舞台『ZUN』、いよいよ公演が始まります。

この文章を書いている今はまだ稽古中で本番十日前。
この作品は自信を持って「面白い!」と言える作品ですし、僕自身、今後俳優を続けていく上で大切なことをたくさん学ばせてくれる作品です。
企画、主演をされる富家規政さんとは、別作品で二回共演をさせていただき今回でご一緒させてもらうのは三回目になります。
僕は富家さんの芝居がずっと好きで、役への入り方や脚本の読み方、想像力、深み、一体どんなことを考えて役を作っているのか、公演後の飲み会で酒の勢いを借りて聞いたことがあります。(笑)

富家さんは遠い目をして言いました、「俺に芝居というものを教えてくれた最高の演出家がいるんだ」と、、、
そこからはもう話は止まりません、なんたって熱い方なのです。延々とその演出家について話し始めた富家さん、
「あの人の言っていることの3割でもできれば上出来だ」
「役者の為だったら寝ずに案を考えてくる人だ」
「あんな厳しくて優しい人はいない」
その方こそ今回の演出家、小林裕さんでした。

日々、小林さんにあらゆることを教えていただきながら稽古を重ねる中で、少しずつですが自分の見える景色が徐々に変わっていくのを感じています。
「私が教えてやる、一緒に役を作っていこう、出来なかった奴はいないから安心しろ」
そんな風に断言してくれる方はなかなかいません。
なにより、教えてくださるということがなんてありがたいことだろうと…
なので、いっそ大いに甘えてしまおうと、そしてその分何とか結果で返したいと、そんな気持ちで稽古に励んでいます。

大雑把な表現ですが、「一生懸命生きる」というのが、『ZUN』のテーマだと思います。
満足して、何かを持って帰っていただけるよう、精一杯表現できたらと思っています。
みなさんぜひ、観に来て下さい!!
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公演は29日(日)まで。物語が過去と現代がクロスオーバーしながら展開する『ZUN』に、ご期待ください。

☆Information

ONE WORLD TOKYOプロデュース公演
『ZUN』
9/21(土)~9/29(日)
【会場】
俳優座劇場
【出演】
冨家規政、秋本奈緒美、石橋保、吉田仁美、犬山ヴィーノ、藤田信宏、斉藤芳、宮内彩地、田村幸士、三村晃弘、明石鉄平、栩原楽人、金馬貴之、田中しげ美、水野里香、堤千穂、井坂茜、原田智子、小野寺陽香、井狩善文、伊東詩織、小山早紀、齋田莉華
【脚本】
青田ひでき
【演出】
小林裕
【チケット】
一般5,500円(税込)
※チケットの予約は公式サイトにて
http://www.oneworld.tokyo.jp/zun.html

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