【アブソメタルSP②】遊馬晃祐×井上正大、お互いの印象は「遊馬ワールド」&「これは勝てない」!?銀岩塩vol.4-5 FUSIONICAL STAGE『ABSO-METAL~黎明~』インタビュー【3日連続】特集

  • 2020-3-13

2019年9月に初演された『ABSO-METAL』が待望のシリーズ化! 銀岩塩vol.4-5 FUSIONICAL STAGE『ABSO-METAL~黎明~』が、2020年5月9日(土)~17日(日)まで東京・新宿村LIVEにて上演されます。
スマートボーイズでは今作の主人公・アイコ役を務める遊馬晃祐さんと、物語の鍵を握る重要人物・ナイゼル役にして、演出も手掛ける井上正大さんを直撃取材! 3日連続更新のインタビュー特集をお届けしています。

主演・遊馬晃祐さん&演出も手掛ける井上正大さんが登場! お互いの印象は……?

主演・遊馬晃祐さん&演出も手掛ける井上正大さんが登場! お互いの印象は……?

銀岩塩vol.4-5 FUSIONICAL STAGE『ABSO-METAL~黎明~』キービジュアル

銀岩塩vol.4-5 FUSIONICAL STAGE『ABSO-METAL~黎明~』キービジュアル

本日更新のインタビューPart.2では、前作で感じたお互いの魅力に、遊馬さんには3年ぶりの座長としての意気込みもたっぷりと語っていただきました!

■銀岩塩vol.4-5 FUSIONICAL STAGE『ABSO-METAL~黎明~』
遊馬晃祐×井上正大インタビュー Part.2

――すでに信頼関係が築けている様子のお二人ですが、演出家とキャストという形でも、そして共演者という形でも、前作を経験した上でのお互いの印象はいかがですか?

井上正大(以下、井上) 晃祐は自分だけの感覚を持っていて、その感覚を追求して稽古場に入る人というか。今回の製作発表でも、“前作でアクションシーンの前にはプロレスを見ていた”っていう晃祐のエピソードがありましたけど、稽古場でもよく「まーさん(井上さん)、プロレスの人って目がスゴいんですよ!」とか言っていて(笑)。変わったスイッチの入れ方だなと……。

――遊馬さんでなければ、なかなか出てこないようなエピソードでしたね(笑)。

井上 稽古の入り方って人それぞれにあると思うんですけど、晃祐は結構、スロースターターだと思うんです。最初の1日、2日目は、「おい、遊馬晃祐は大丈夫か?」って思うんですけど、徐々に自分の感覚を見つけていくと、もう周りも遊馬晃祐ワールドになっていて。きっと毎現場、こうして周りの人を魅了しているんだろうなって思います。

遊馬晃祐(以下、遊馬) 確かに、最初はちょっと空回りしますね(笑)。

井上 役に対してもすごくストイックですし、本番中も「これやってみていいですか?」「あれ試してみていいですか?」って、自分から作品に対する提案もたくさんしてきてくれるので、演出家という立場から見ても、僕の考えをより深めてくれる存在だなと感じましたし、今回も安心して座長を任せられます。もちろん僕も支えていきますけど、今回はあくまでも、晃祐を中心に座組を作っていけたらなと思っています。

アイコ役の遊馬晃祐さん

アイコ役の遊馬晃祐さん

ナイゼル役の井上正大さん

ナイゼル役の井上正大さん

――遊馬さんはあまり人見知りをせず、稽古場でもムードメーカーになれるタイプの方だと思うんですが、その役割にも井上さんは期待されていますか?

井上 そこは人見知りをしなさすぎて、ちょっとはしたほうがいいんじゃないかなって思うくらいです(笑)。でも本当に、主演であり、ムードメーカーであり。前回、正木 郁が作り上げた稽古場の空気とはまた違う、晃祐らしい引っ張り方を見せてくれるんじゃないかなと思っています。

遊馬 アハハ! 確かに僕、全く人見知りをしないんですよね(笑)。

井上 正木 郁もすごくいい座長で、誰よりも早く稽古場に入り、誰よりも最後まで稽古場に残っていて、人に対してはあまり言わないけれど、自分がひたむきにがんばっている姿を見せて、周りをついてこさせるという座長だったんです。きっとその姿を、一番近くで見ていて、一番刺激を受けていたのが晃祐じゃないかなと思っているんですが、晃祐はまた、晃祐なりのやり方を見せてくれたら。すでに製作発表から、笑いが多くて晃祐らしい雰囲気になりましたし(笑)。

遊馬 郁が主演だったら、絶対にこういう製作発表になってないです。もっと真面目に作品の話をしていたと思います(笑)。

――では遊馬さんから見て、役者としても先輩にあたる井上さんが、共演者としても、演出家としても同じ座組にいらっしゃるというのはいかがでしたか?

遊馬 前回、僕はあまり稽古場にいられる時間が多くなくて。でも途中から参加したにも拘らず、すごく僕の意見も取り入れてくださって、全体でのディスカッションもしやすくて……現場によってはなかなか自分の意見が言い出せないこともやっぱりあるんですけど、“まーさんだからやりやすい”っていうのは、カンパニーの子たちみんなが言っていることでした。役者でもあるからこそ、僕たちの話をすごく真剣に聞いてくれるし、より役者がやりやすい方向に現場を作ってくれるっていうのは、まーさんも意識されていたと思いますし、すごく助かった部分でもあります。
そして役者としては、もう現場でひと目見た時からオーラがすごくて! ナイゼルというキャラクターとしてもですけど、「あ、これは勝てないわ」って思いました(笑)。

――作品の中での関係性と同様に、ナイゼル様に心酔していたんですね(笑)。

遊馬 はい! キャラクターだけではなく、自分自身がそうなのでそこは役作りがいりませんでしたね(笑)。自分とは経験の違いもあると思うんですけど、やっぱり見せ方のひとつひとつが本当にうまいな、かっこいいなと感じさせられることばかりで。公演が終わった後に作品をDVDで見返してみても、改めて目が惹きつけられるなと思いました。

井上 へえ~。

遊馬 まーさんがめちゃくちゃアクションが上手っていうことも僕は知っているので、本当は前作でも、ナイゼル様と戦いたかったですもん(笑)。今回はまだどうなるのか分からないですけど、アクションも時間があるときにはどんどん教えてもらいたいなって思っています。役者として、まーさんから勉強したいなっていうことがたくさんあります!

井上 今回はこの2人の間にも、最初は確執のようなものがあるので……僕たちが関わることも、より多くなると思います。僕たちでのアクションシーンがあるかはまだ明言できませんが、この関係をどう表現するか、楽しみにしていただけたらと思います。

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――ここからはお二人それぞれに“主演”、“演出”という立場でもお話を伺っていきたいと思います。まず遊馬さんにとっては、今作は約3年ぶりの主演舞台になりますね。

井上 えっ、そうなんだ?

遊馬 デビューしたばかりの頃に、『おとめ妖怪ざくろ』という作品で主演をさせていただいているんですが、それ以来です。実は今回が、主演は2作目なんです。

――様々な作品で経験を積んできた分、主演俳優として改めて背負うものも大きく感じるのでは。ちなみに、プレッシャーってありますか?

遊馬 それが、昨日までは結構あったんですよ!(笑) でも今日になったら、どっかに消えました。

井上 どういうことだよ(笑)。

遊馬 僕もほかの作品で色んな座長の姿を見て、「こういう座長もいるんだ」「こういう引っ張り方もあるんだな」って色々と思ってきたんですけど、誰かのやり方をお手本として目指しても、それもいいことだとは思うんですけど、やっぱり僕は僕なので! 最終的には、みんなと一緒に盛り上がっていく雰囲気になるんじゃないかなって思っています(笑)。
締めるところはしっかりと締めますけど、とにかく気持ちだけは強く、僕が誰よりも“この作品を良くしたい”っていう気持ちを持っていれば大丈夫なんじゃないかなって!

――座長としてキャストにどう接していくか、具体的に考えていることはありますか?

遊馬 まずは稽古が始まったら、みんなで食事とかにも行って、早めに仲良くなれたら! 僕は全く人見知りをしないので、そういう食事とかの場がなくてもどんどん話しかけたりできるんですが、周りは人見知りの方が多いって聞いているので(笑)。

井上 確かに、今回は人見知りの子が多いかも。

遊馬 その壁をぶっ壊していけるように、まずは僕からガンガン誘っていきたいと思います。仲良くなるっていうより、カンパニーがたくさんしゃべれるようになれば、その人がどう思っているのかもわかるし、稽古でそういう土台を作っておけば、互いに意見も出しやすくなると思うんです。会話ができる、っていうのは舞台を作る上で本当に大事だなと思っていて、年齢では僕は下のほうなんですけど、コミュニケーションの面では引っ張っていけたらと思っています。

井上 最年少とまではいかないけど、今回のキャストは晃祐より年上のキャストばかり。だけど物怖じしないでぶつかっていける、晃祐のそういう面での活躍には僕も期待しています。

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(3月14日(土)更新のPart.3へ続く)

最終回となるインタビューPart.3では、気になる演出面での構想を井上さんがトーク。さらに遊馬さんからは、「こんなシーンをやりたい」というリクエストも! 最後まで更新をお楽しみに!

銀岩塩vol.4-5 FUSIONICAL STAGE『ABSO-METAL~黎明~』は、2020年5月9日(土)~17日(日)まで東京・新宿村LIVEにて上演されます。
チケット一般発売は、いよいよ3月14日(土)よりカンフェティにて取扱いスタート! ほか公演詳細・最新情報は、下記のInformationより公式サイトにてご確認ください。

(c)2020 銀岩塩

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☆Information

■銀岩塩vol.4-5 FUSIONICAL STAGE『ABSO-METAL~黎明~』
上演日時:2020年5月9日(土)~17日(日)
会場:新宿村LIVE
(〒169-0074東京都新宿区北新宿2-1-2新宿村CENTRAL地下2階)

脚本:塩田泰造/演出:井上正大・塩田泰造
出演:遊馬晃祐 磯原杏華/清水佐紀 松本岳 藤田怜 隼人(Duel Jewel)/柏木佑介 岩田有弘/井上正大 ほか
主催:銀岩塩

【あらすじ】
特別に能力『才』を認められた生徒のみ入学を許される特殊教育機関がある。
その名は「セントアモーディ学園」。
だが将来を約束された才能あふれる一年生、アイコ、マドセン、カンヌ、モンクの四名は入学したその日に学園の地下牢に送り込まれてしまう。
当時、国内に蔓延していた「汗を掻くと発症して死に至る謎の病」“スコールス”に感染している可能性を認められたからだ。地下牢でただ死を待つ四名。
まずモンクが恐怖に耐えられず暴れ出し、汗をかいて死んでいく。。。そこへ黒いフードで顔を隠した謎の上級生が現れる。

「君たち、ここで、ただ死を待つだけなら、俺が発明した治療法を試してみないか? 身体中の細胞をアブソメタルというメタルに変換するんだ」

苛立っていたアイコは「消えろ」と上級生の申し出を拒絶するが、上級生は喧嘩で負けたことがないアイコを軽く一蹴すると、目の前でモンクを蘇生し、復活させる。
彼こそが、後の「セントアモーディ学園」生徒会長ナイゼルだった。
学園内にもアブソメタルが浸透していなかった時代、そこから如何にして、ナイゼルは学園内のヒエラルキーの頂点に君臨していったのか? ナイゼルに心酔し、伝説の生徒会ナンバーズナンバーセブン「異次元斬りのアイコ」となっていく新入生アイコの成長の日々、アイコとライバルとなるマドセンとの友情の行方、ふたりの間で揺れるカンヌの想い、アイコにアブソメタルを指導する女教師アニエスとの淡い恋、などを通じて描くアブソメタル黎明期の物語。

チケット料金(税込・全席指定):プレミアムシート 8,500円 ※前方6列 特典付き(非売品ミニフォトブック)、一般 7,000円、当日券 7,500円
チケット一般発売日:2020年3月14日(土)10:00~
チケット取扱い:カンフェティ
http://www.confetti-web.com/ginganen4-5
0120-240-540(平日10:00~18:00)※オペレーター対応

【チケットに関するお問い合わせ】
スタイルオフィス:stage.contact55@gmail.com
【公演に関するお問い合わせ】
銀岩塩:info@ginganen.com

≪銀岩塩公式Twitter≫
https://twitter.com/ginganen
≪銀岩塩公式サイト≫
http://www.ginganen.com/
≪公演公式サイト≫
http://www.ginganen.com/abs4-5/

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