小松準弥「2020年は何枚も脱皮します!」舞台『あずみ~戦国編~』出演記念・3日連続インタビュー特集③

  • 2020-1-29

今泉佑唯さんが四代目「あずみ」に挑戦、構成・演出を岡村俊一さんが手掛ける、舞台『あずみ~戦国編~』が2020年3月・東京、4月・大阪にて上演されます。
スマートボーイズでは、最上美女丸役・小松準弥さんのインタビュー特集を3日連続更新中! いよいよ特集最終回となるPart.3では、小松さんが2019年の活躍を振り返り&2020年の目標を語ったほか、ファンの皆さんへの嬉しいメッセージも聞かせてくれました。

舞台『あずみ~戦国編~』キービジュアル

舞台『あずみ~戦国編~』キービジュアル

小松準弥さん

小松準弥さん

■Part.3 2020年の小松準弥は「一皮どころか、何枚も脱皮します!」

――2020年の活躍も伺いたいのですが、3月からの『あずみ~戦国編~』の前には、1月30日(木)より劇団4ドル50セント×柿喰う客『学芸会レーベル』『アセリ教育』への出演が控えています。中屋敷法仁さんが脚本・演出を務める作品ですが、『あずみ』とはまた違った挑戦になるのでは?

小松準弥(以下、小松) 僕と同じ事務所の多和田任益や広川 碧も、以前に中屋敷さんの作品に出演しているんですが、2人からは「中屋敷さんとの作品と出会って掴んだものや、変わったものがあった」と聞いていたんです。僕にも何が待っているんだろうという気持ちで、未知の領域というか、そこが光なのか闇なのかもわからない……どうなっちゃうのか分からないけど、とにかく新しい場所に一方踏み込むんだ、という気持ちでワクワクしています。

――劇団4ドル50セント×柿喰う客のコラボ作品ということで、ふたつの劇団による化学反応も楽しみですね。

小松 以前に柿喰う客さんの公演は拝見させていただいたんですが、すごくエネルギーがあって、頭で理解するんじゃなくて、頭が追いつくよりも前に、自分の心が揺らされたというか! 脳みそから変な汁が出てきているんじゃないかなっていうような感覚になったんです(笑)。それを観てすぐに「僕も出たい! 一緒にやりたい!」と思っていたので、それが叶ってすごく嬉しいです。
そして劇団4ドル50セントさんは年齢も若い方が多いですし、これまで色んな演出家さんに触れてたくさん吸収されていると思うので、僕もそこからどんどん盗んでいければなと思っています。もちろん刺激をもらうばかりじゃなくて、僕も刺激を与えられる存在であればいいんですけど……それぞれが刺激し合える環境になればと、楽しみにしています!

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――2020年は序盤から充実した作品が続きそうですが、昨年を振り返って。2019年は、どんな1年になりましたか?

小松 良い年にできたと思います。2018年から2019年にかけては、俳優として本格的に活動し始めてからずっと出させていただいていた『あんステ』(『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』)を卒業して、「また新たな種まきの時期だね」とマネージャーさんとも話していて、実際にそうだったなと僕自身も感じているんですが、色んな作品との出会いがあり、たくさんお仕事をさせていただける中で、舞台出演だけではなく、アーティストデビューもさせていただいて(メジャーデビューシングル『A Way of Life / Toxic』を2019年10月リリース)。
仙台放送の『モンスターライフ』というコメディドラマ番組では、僕の出身地である宮城県でも、テレビで活躍を見てもらえるという夢のひとつが叶いました。

――たくさんの種をまいたからには、芽吹いて、花を咲かせないといけないですね!

小松 そうですよね! 年齢も26歳になりますし、岡村さんや中屋敷さんも含めて、これまでに出会ってきた方々からも挑戦する場を与えていただいたりしているので、2020年はそこでまた学ばせていただき、新たな世界をどんどん拡げていく年にしていきたいと思っています。一皮剥けるどころじゃなくて、何枚も脱皮したいです!(笑)

――何枚も!?

小松 新しい場所に向かっていくためには、僕自身も変わっていかないといけないと思うので。2020年は自分の感覚としても、大きく変われる1年になるんじゃないかなと、どこか予感しているんです。中屋敷さん、岡村さんと続いている時点で、変われなきゃやばいだろっていうのもあるんですけど(笑)。進化して、先につなげていきたいですね。

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――ほかにやってみたいことや、挑戦してみたい作品はありますか? 口に出しておくことで、叶うきっかけになるかもしれませんよ。

小松 確かに! どんな役柄でも挑戦してみたいと思っているんですが、2020年公開予定の映画『HERO~2020~』の撮影や、コント番組などの現場も経験させていただいたことで、映像作品にももっと挑戦していきたいなと思っています。
そしてアーティストデビューもさせていただいたので、皆さんの前で歌える機会もこれからまたあればいいなと思います。歌うことも表現という面ではお芝居と変わらないと思うので、自分の中で新しくインプットされたものが大きかったんです。せっかくチャンスをいただけたので、これからも続けていきたいです。

――演劇だけではなく、様々なフィールドでの活躍にも期待しています!

小松 なんでも闇雲にやるということではないんですが、どこで何が花開くかはわからないので。たくさんの種を撒いて、与えられたチャンスや、自分から掴みに行けるものは貪欲に挑戦していきたいと思います。

――ほかにも、ファンの皆さんにお伝えしておきたいことはありませんか?

小松 あと、もうひとつ! 皆さんが僕の作品を観に来ていただいたりして、たくさんのお手紙や感想を寄せてくださって、心から応援してくださっているのはすごく伝わっているんですが、やっぱりそんな皆さんと、僕も顔を合わせて交流したいんです。
事務所の方とも、何か皆さんと一緒に楽しめるイベントを新たに企画できたら、というお話をしているので、「新たな企画ってなんだ!?」という気持ちで、楽しみにしていただけたら幸いです!

――おお! ファンの皆さんにとっても、また楽しい1年になりそうですね。

小松 僕はいつもファンの皆さんに「新しい景色を一緒に見ましょう」って言っているんですけど、今年は特に、ガラッと変わった景色も見せられるんじゃないかなと思っています。
僕自身を「こういう小松くんは初めて」と思っていただけることはもちろん、ファンの皆さんにとっても「こういう作品があるんだ」とか、「今まで味わったことがない面白さだな」とか、新しい刺激に感じていただける作品に出会えていると思うので……だからやっぱり、まずは作品を観に来てくださいって思っています!(笑)

――ばっちりメッセージが伝わりました! 楽しみにしています。

小松 2020年の小松準弥も、応援をよろしくお願いします!

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(インタビュー 完)

小松さんが出演する、劇団4ドル50セント×柿喰う客 『学芸会レーベル』『アセリ教育』は2020年1月30日(木)~2月9日(日)まで、東京・DDD青山クロスシアターにて上演です。

そして『あずみ~戦国編~』は、東京公演が2020年3月14日(土)~3月29日(日)までBunkamura シアターコクーンにて、続いて大阪公演が2020年4月4日(土)~4月5日(日)までCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて上演されます。
チケット一般発売は2020年1月26日(日)より開始予定、ほか公演に関する最新情報は下記のInformationより公式サイトをご確認ください。

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☆Information

【公演概要】
■「あずみ~戦国編~」
公演日程:
東京・Bunkamura シアターコクーン 2020年3月14日(土)~3月29日(日)
大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール 2020年4月4日(土)~4月5日(日)

原作:小山ゆう(「あずみ」小学館刊)
構成・演出:岡村俊一

出演:今泉佑唯 / 瀬戸利樹 / 味方良介 神永圭佑 小松準弥 / 吉田智則 / 久保田創 河合健太郎 富岡晃一郎(友情出演) 松本有樹純 濱田和馬 久道成光(劇団4ドル50セント) 桑畑亨成(イケ家!) 藤栄史哉 宮川康裕 大岩剣也 尾形歩南 / 山本亨 / 有森也実

チケット一般発売:2020年1月26日(日)
チケット料金:
東京:S席 10,500円 A席 8,500円 コクーンシート 5,500円(全席指定・税込)
※コクーンシートは特にご覧になりにくいお席です。ご了承の上ご購入ください。
大阪:全席指定 10,500円(税込)

お問い合わせ:Mitt 03-6265-3201(平日12:00~17:00)
大阪公演:キョードーインフォメーション0570-200-888(10:00~18:00)
協力:小学館
企画制作:アール・ユー・ピー
主催:エイベックス・AY・ファクトリー/サンライズプロモーション大阪(大阪公演)

≪公式サイト≫
http://rup.co.jp/azumi_sengoku_2020.html

【ものがたり】
時に慶長五年、関ヶ原……。合戦の傷跡も生々しいこの地に、赤子の泣き声が響き渡っていた。生きる術を持たぬその子を拾い上げたのは、「枝打ち」という密命を負った小畑月斎。
そして十年後、月斎の育て上げたあずみ、うきはは、仲間と共に豊臣恩顧の大名を次々と暗殺してゆく。
加藤清正の重臣井上勘兵衛、またその忍びの頭・飛猿はいち早く味方の大名を狙う刺客の存在に気が付く。
大坂城では、味方の大名を次々に暗殺され淀の方が怒り狂っていた。
これから家康と天下をかけて戦おうというこの時に、総大将たる豊臣秀頼は、戦いにまったく興味を示そうとしない。
天下を再び手中に収めるには、なんとしてもあずみを討ち取らなくてはならない。
刺客には刺客を……。あずみを斬るために勘兵衛は、人を斬ることだけが生き甲斐という一人の手練れ最上美女丸を呼び寄せる。
なぜ、オレは人を斬らなければいけないのか……。
初めて感じた、人を斬るということへの恐怖。
己に課せられた過酷な運命に翻弄されながらも、次々と人を斬っていくあずみ。
数々の出会いと死別……。そしてついに始まる戦。そのとき、あずみの選んだ道は……?
あずみが己の使命の果てに見いだしたものとは……?

【登場人物】
あずみ:幼き頃より刺客として育った美しい少女。
うきは:あずみと運命を共にし、あずみを見守り続ける。
豊臣秀頼:太閤秀吉の遺児。敵の刺客とは知らずあずみを好きに。
月斎:あずみたちに剣を教えた爺。
ひゅうが:あずみの仲間。
あまぎ:あずみの仲間。
加藤清正:勘兵衛の主君。あずみにより暗殺される。
飛猿:勘兵衛に仕える忍び。
淀の方:秀吉の側室で、秀頼の母。
美女丸:あずみたちをねらう性別不詳の美しい刺客。
井上勘兵衛:加藤清正の側近。あずみとは因縁深い間柄に。

【小松準弥さん 次回出演情報】
■劇団4ドル50セント×柿喰う客 『学芸会レーベル』『アセリ教育』
日程:2020年1月30日(木)~2月9日(日)
会場:DDD青山クロスシアター

好評を博したオムニバス公演を経て今度は柿喰う客とのコラボが実現!
さらにゲスト俳優を加えて狂瀾怒濤の公演が年明け早々幕を開ける…!?

作・演出:中屋敷法仁

出演:
『学芸会レーベル』
福島雪菜 前田悠雅 岡田帆乃佳 仲美海 田代明
牧田哲也 加藤ひろたか 淺場万矢 とよだ恭兵 村松洸希 永田紗茅
小松準弥 広川碧 平田裕一郎

『アセリ教育』
福島雪菜 前田悠雅 岡田帆乃佳 湯川玲菜 隅田杏花 立野沙紀
牧田哲也 加藤ひろたか 齋藤明里 永田紗茅
小松準弥 広川碧 平田裕一郎

チケット:
ローソンチケット、チケットぴあにて一般発売中
一般 7,000円(全席指定・税込)
タニマチ 9,000円(最前列・特典付・税込) ※ローソンチケットのみ取扱い

≪公演公式サイト≫
https://www.4dollars50cents.com/

■ほか小松準弥さんの最新情報はこちらへ
≪多和田任益×小松準弥 公式サイト≫
https://gv-actors.com/
≪小松準弥 公式Twitter≫
https://twitter.com/junya_komatsu

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